小豆島 吉田の岩場へGO!
2002年 GW編
<フリークライミング>
 


●場 所:小豆島 吉田の岩場
●日 時:2002年(H14)5月3〜5日
●メンバー:助役、佐野さん、小松さん、まるいさん、となりさん、さとみさん、てる



地域の地図は上記をクリック
 
  昨年末に初めて訪れた小豆島、吉田の岩場。
 2回目となった今回はGWを利用して、2泊3日の間、クライミング&キャンパーと丸々一日を楽しんでしまおうという企画で向かったのでした。

【ハプニングと大渋滞】
 今回は7名の参加とあって、車は2台。佐野号とてる号。佐野号には助役、小松さん、となりさんの4人。てる号にはさとみさん、まるいさんの3人。
 てる号は出発当日の午前中に僕が用事があり出れなかったので午後発になった。先に出発した佐野号だったが、タイヤがパンクし予定が大幅に狂ったようだ。しかも大渋滞に巻き込まれ、小豆島に着いたのはお昼過ぎだったそうな。そのままインスボンへ向かった。
 僕らはお昼頃に大阪を出発し、姫路港を予約していた15時10分発のフェリーにギリギリ搭乗でき、小豆島へ到着。
 インスボンに登っている佐野号のメンバーをよそに、僕らは先にキャンプ場にチェックインし、助役達の帰りを待つ。今晩はバーベキュー。さらにキャンプ場から無料でシーフードカレーが提供されるとあって、 盛りだくさんの内容。
 タープやテントを設営し食材を整えているうちに助役達がインスボンから帰ってきた。
みな充実した顔をしている。午前中の用事さえなければ、僕もインスボンに登りたかったが、次回の楽しみに取っておく。(ToT)
 メンバーの中でもオートキャンプ経験者は僕とさとみさんだけとあって、家庭からそのまま持ってきたようなキャンプ道具にみな目を丸くしている。(^^;

 お肉は3種類、野菜、カレーと多種多様の食材を次々にたいらげていく。食費を抑えるため「おつとめ品」を中心に買い物をしたの
だが、思っていた以上に味がいい。いつもより少な目に買ったのだが、結局ある程度たいらげてしまった。やっぱりキャンプでは野外のためか食欲も湧くし、大勢でワイワイ言いながら食べるからか美味しい!。(^^)/  歓談を終えたのが10時過ぎ。
お休みなさい〜。zzz( ̄o ̄).o0〇

初日、吉田オートキャンプ場で
(まるいさんのカメラで撮影)

【吉田の岩場へGO!】
 予報通り、天気があまりよくない。いつ降り出してもおかしくない空模様。しかし、この日は午前6時に起きて、早く登ったのが良かった。
 朝食から野菜やチーズやタマゴやと挟んでオープンサンドイッチを頬張る。美味いなぁ〜。
 支度を整え出発。ダム直下の岩場の取り付きまで急坂を登る。いいウォーミングアップ。
 まずはキューブロックから始める。吉田の岩場を知る入門エリアとも言われるキューブロック。5.6から5.10bまで10mほどのルートが6本ある。各々、自分にあったルートを選んで登る。

2日目は朝食からオープンサンドイッチという
豪華食事を腹に収める
キューブロック「シャリオンT」を登る助役と
(左)と「シャリオンU」を登る小松さん
(まるいさん撮影)


   
キューブロックの「シャリオンT」を登るとなりさん
左奥は吉田ダム
  「ゆうきライン」を登るまるいさん   同じく「ゆうきライン」を登るさとみさん

 ウォーミングアップを終えた後、佐野さんの希望できもちんよかロックの「ランナウェイ 5.10a」に取り付く。
 グレードの割にロングルートでスラブの醍醐味を味わえる。

  
「ランナウェイ」を登り始める佐野さん
(まるいさん撮影)
  中段へは登山道から回り込めて
こんな感じで真横から撮影できます
バックは瀬戸内海



 
同じく「ランナウェイ」を登る助役
(まるいさん撮影)
  僕も登ってみました
2ピン目を越える辺りでバランスが悪くなり
ちょっと苦戦
(まるいさん撮影)

 次は海鳴ロックへと移動する。この岩場はちょうど三角錐を縦に半分に割ったような感じで、全体は見渡せず回り込むような形になっている。
 僕は「待人 5.9」を佐野さんは「海のソリトン 5.9」を助役は「夕波小波 5.9」をそれぞれトライする。
 「待人」は4.5ピン目あたりの左へ少しトラバースするあたりが核心。左手がなくスタンスも甘いため、度胸一発の乗り込みで心臓バクバク言わせながら登ります。あー疲れた。(=_=;)
 佐野さんに続いて今度は「海のソリトン」をトライ。1ピン目と2ピン目が核心。ピン位置より右側を登るのが正解のような気がする。

   
「待人 5.9」を登るわたくし
上部のカンテ越えトラバース部分が
核心
(まるいさん撮影)
  左同じく「待人」を登るまるいさん   「夕波小波 5.9」を登る助役


 たっぷり登って、岩場から降りてきたら都合良く雨が降り始めた。う〜ん、日頃の行いの良さか、たまたまの偶然か(偶然だろうf^^;))。
 先にたっぷりとかいた汗を流しに行く。この吉田オートキャンプ場は施設内に温泉がある全国でも珍しいキャンプ場だ。しかも安い(300円)。設備は大浴場だけのシンプルな内容だが、気楽に何度でも行けるところがいい。
 汗を流してすっきりした後は港近くのスーパーへ夕食の買い出しに出かけた。今晩のメニューはちり鍋。地元で取れた新鮮な魚を鍋にしてしまおうという贅沢なメニューだ。
 水槽を泳いでいたカワハギを5枚注文し、内2枚は刺身に残りを鍋にした。ビールや酎ハイなども買い込んでキャンプ場へ。
 今宵はとうとう「おっさん」病に侵されてしまったとなりさんが主役。何度もおっさんおっさんと言われている内に本当におっさんになってしまったとか…。f^^;) 楽しい夜は更けていく。

 
「撮るよ〜」と言われて額面通りに
受け取ったのはとなりさんだけf^^;)
アルコールが回ると本領を発揮するおっさん達f^^;)
(まるいさん撮影)
  豪華ちり鍋を囲んで今夜も飲めや騒げやと
大騒ぎの内に夜は更けていく〜

 翌日も明けて曇り空。しかもまだ降る気配を残した雲がどんよりと居座っている。場合によっては観光地巡りに切り替えることも考えたが、時間が経つに連れて天気は回復し岩場に着いた頃には晴れ間もでてきた。
 昨日の夕方に夕暮れロックの「第3の男 5.10c」を登るクライマーをキャンプ場から見たことで、今日はこのルートをメインに登ろうと出かけた。が、昨日のメンバーが占領していたので、隣のルートを登りながら空くのを待つ。
 同じ夕暮れロックの右奥にある「放浪 5.8」をとなりさんが取り付いたが、中段に大きな浮き石があるのに気づきよけて登ったが、それでテンションが下がったのか、ロワーダウンしてきた。代わってヌンチャクを回収するため助役が登ったが終了点直下がかなりランナウトしているようで冷や汗ものだった様子。
 佐野さんと僕は「ありがたや 5.9」を登るが、ロワーダウン中にロープがかなり擦れるため2人だけ登ってやめた。
 そのうちに待望の「第3の男」が空いた。
 この「第3の男」は隣の「トップガン 5.11b」と同様、吉田の岩場では珍しい?ハングルート。
 下部はとことこと登りハング下へ。ここから本番。ハングの中間部まではカンテラインを登る。カンテ左側に縦に走るバンドがありサイドプルで体を安定させながら上体を上げていく。上部はガバをもって左手のカチを2連発デットで取ると、あとは思い切ってテラスの手前にある溝のガバを持って終わり。

   
わたくしめもフラッシュをいただきました
(まるいさん撮影)
  再度、トライする助役
2回目のトライでは見事RPをゲット
  夕暮れロック「第3の男」の前半部分を登る小松さん
遥か下にはキャンプサイトが見える

   
「第3の男」を登るまるいさん
助役の指示が飛ぶ
  まずフラッシュしたとなりさん
さすがハングになると となりさん
特有のバネのあるムーブが炸裂する
(まるいさん撮影)
  レストが渋い佐野さんの
クライミング

 さぁ、とうとう最後になりました。最後は吉田の岩場の最上部にあたるミサゴロックを登ることに。
 どのルートも20m以上あり見栄えのいいエリアですが、反面岩がもろく登っているとパラパラと破片が落ちていくのが玉に瑕です。
 助役は「10やもん 5.10a」を、となりさんは「10やもん」右の無名のルートを、僕は「オリーブオイル 5.8」を登った。
 「オリーブオイル」は岩のくぼみを伝い、トコトコと上がっていく。少しランナウトしている箇所もあるが、それはそれで面白いと思う。
 このルートを登っていると、隣の「10やもん」を登る助役の頭上をトンビが旋回しだした。と思ったらバサバサバサ!と急降下して威嚇攻撃を始めたではないか!。目の前でトンビに威嚇されるシーンを見るのは初めて。どうやら終了点近くにトンビの巣があるみたい。
 羽を広げると1m近くあるトンビの威嚇はなかなかすごかった。f^^;)
 次に助役が登った「10やもん」をトップロープで登らせていただく。出だしルンゼ状をステミングで登り、途中からクラック有りのフェースに移る超長いルート。トップロープなので思いっきりいけた。
 そして悲劇は起こった。終了点を回収し、ロワーダウンしてもらっていると返しのロープがささくれているのが目に付いた。大丈夫かなぁ?と思いつつ、そのまま降りていくと、終了点から折り返したロープが白く光っている。ん?、と思いよく見てみるとロープの外皮が削がれて内芯が見えている!。ぎょえ〜〜!!!。(@_@) すぐに助役と佐野さんに状況を伝え、とりあえず近くにあるボルトにセルフを取り、ロープの付け替え作業に入る。残置用のビナを引き上げ、ボルト2つに通して新しいロープでロワーダウンし、無事地面に降り立った。(~_~;)
 飛んだトラブルだったが、助役に佐野さんという強力コンビがいてくれたお陰で終始慌てずに作業が出来た。これでまた経験値が10ほど上がった。f^^;)

 
「10やもん」を登る助役   僕も「10やもん」を登らせていただく
画像は終了点で股越しに覗いた下界
しかし、悲劇はこのあとに起きたf^^;)
「10やもん」をロワーダウン中にトンビに威嚇される僕
それよりもこのときにロープの異変に気が付いた

 

 
無事、地面に足をつけることができ感動の
あまりロープを咬むわたくしf^^;)
  左ロープ図の拡大図
内芯が見えている

 クライミングはこれで終了し、吉田ダムの展望台へと向かう。沢の高巻きっぽい道を登り展望台に到着。しかし、展望台は日陰がなく暑いので日陰の階段で休憩する。涼しい風が吹き抜けていい感じ。ただ、展望台にやってきた観光客は通路に座り込んだ僕らが邪魔で迷惑だったろう。f^^;)
 展望台からの帰りはダムのサイドにある階段でトコトコ下ってパーキングサイドロックの前にでた。ここで最後の記念撮影をして温泉に直行!。 風呂上がりのビールは超うまい!。(*^_^*) 港へ向かって遅くなった昼食を食堂でいただく。刺身定食はちょっと高かったけれど、美味しかった。(^^)
 予定していたフェリーより一便前の船に乗れたので、思っていたより早く姫路港に着いた。あとはGW後半とあって大渋滞に巻き込まれながら4時間かけて大阪に到着。(~_~;)

 丸2日間(佐野号は3日間)クライミングにひたることが出来て大満足でした。心配されたお天気もクライミングには支障が無く存分に登ることが出来ました。キャンプも楽しかったし、それこそ無駄な時間は少しもありませんでした。また、こんな時間を過ごしたいですね。
 みなさん、お疲れさまでした。m(__)m

   
沢の高巻きのような所を登って展望台に向かう
この高度感が気持ちいい!
  コンビニで高校生が座り込んでいるように展望台の
通路に座り込む軍団f^^;)
(まるいさん撮影)
  最後はパーキングサイドロックの
前で記念撮影