小赤壁でフリークライミング 


●場 所:小赤壁
●日 時:2002年(H14)9月29日
●天 候:曇りのち時々晴れ
●メンバー:亀さん、助役、不知火さん、高橋さん、なっちゃん、遠藤さん、てる





「ABC」で苦戦するなっちゃん

 降るのか降らないのかよくわからない天気は、先日の沢上谷と同じ。ホンマこんな天気は困ったもんです。(--;)
 結局、当日の朝に降ってなかったこともあり、天気予報は無視して決行となりました。これが結果的には正解でした。

 今回は、亀さんの買ったばかりのワンボックスに初乗車。広くて大勢で行くには持ってこい!。大阪駅でみなさんと合流し一路、姫路へ。八家駅では不知火さんと合流。コンビニで昼食やおやつを買い、岩場へ出発

 小赤壁はまだ誰もおらず一番乗り。
 今回は外岩デビューのなっちゃん、小赤壁デビューの高橋さんと遠藤さんとデビュー戦揃いでした。
 まず、B岩の「イルカはおるか 5.9」と「ブラック・メルセデス 5.10a」「ABC 5.9」にトップロープを張る。
 僕は「ブラック〜」に取り付く。毎度の事ながらリードするとホールドに迷う。このルートは思いっきり足を伸ばして、下からは見えにくいホールドを見に行く気持ちで取らないと、探し出せない。4テンしてやっと終了点へ。(--;)
 同じルートを、遠藤さんはスイスイと登ってしまう。う〜ん、恐るべし。(--;)




 
「ブラック・メルセデス」を登る亀さん
核心部の突破をはかる
  同じく「ブラック〜」を登る高橋さん
ムーブのつなぎは上手い


 「イルカ〜」にはまず亀さんがトップロープを張る。続いて不知火さん、僕、高橋さんと登る。僕は毎度の事ながら(こればっかり(^^;)、このルートは苦手で不覚にも落ちてしまう。後ろからビレイしてくれた不知火さんのプッとふく声が聞こえたのを見逃さなかった。(--;)
 ここはカンテにグッと出た方がスタンスを取りやすい。
 高橋さんやなっちゃんにはそれぞれ、そのアドバイスを伝授し見事登り切った。なっちゃんは僕が「ポケットにフナムシがおるかもしれんで〜」と言うと、岩肌をバシバシと叩いてフナムシがいないことを確かめながら登っていた。(^^;

「イルカはおるか」を登る高橋さん
下部の三角岩を回り込み…
左足をフレークの上に載せて
一気に体を引き上げる
上の小テラスに乗り込むと安定する


「ブラックメルセデス」をトライ中の遠藤さん
助役が上からレクチャーする


 お昼前に僕と亀さんは今年の冬から取り付いている課題の「スモウ・レスラー 5.11a」に、助役達はE岩の「コケコケ 5.10a」「播州レイバック 5.10b」に取り付く。
 僕たちはハング乗り越しのあとの数手(核心部)が越せず、とうとう9ヶ月が過ぎてしまった。(--;) 今日こそはCRUXで鍛え抜いた技を試すときが来た。
 まず、僕から。ハングを越え第一関節が2/3ほどかかるホールドを持って体を引き上げながら、右足をハングの上にあるのっぺりしたスラブの上にスタンスを置いて、さらに上にあるホールドにデットで2手出して…。う〜、指がもたね〜!。フォール!。
 やっぱり根性を決めて、滑りそうな右足のスタンスに体重を預けないと、指が保たない。
 続いて亀さん。同じく右足のスタンスに足を載せて… ツルッ!ドーン!。亀さんより10kgほど重い僕がビレイして飛びました。(^^;
 お互い、それ以後はテンションも下がり、結局核心部を越せずまたもや先送りとなりました。(ToT)

 E岩に取り付いていたメンバーは高橋さんが見事、「コケコケ」をRP!。ここはリーチが短いと、バケツの中のアンダーホールドも、その次の顔の大きさのポケットホールドも遠くて届きにくいが、うまく体を入れ替えてゲットしてしまった。
 あとでご本人に聞くと助役の助言があって、核心部を越せたということだった。怖さでは核心部よりその上の方が高度感があって怖かったそうだ。

 不知火さんは「がらっぱち」にかけていたのか、しょっぱなからリードで行きました。不知火さんにしては珍しい。
 「がらっぱち」はフィンガリーな垂壁からちょいかぶりのショートルートです。中段の核心部で惜しくもテンション。不知火さんの気合いの入った声が印象的でした。次回に期待しましょう。

 
「がらっぱち 5.10c」をトライ中の不知火さん
この辺りが核心部
  とりあえず終了点まで抜けました


 お昼を食べたのは午後2時頃。食べ終わって次はG岩へと向かう。 曇り空でしかも雑木林の中に取り付き地点があるので、薄暗い。
 まず、助役が一番左の5.10bルートに取り付く。が、2回の大フォールを喫する。一つは足を置いたガバホールドが崩壊し、もう一つはサイドプルで持っていたホールドが崩壊したそうだ。どちらも数メートル落ちて、手や足には無数の擦り傷が見えた。でも、ここであきらめないのは助役らしい。ゴボウでロープを引き上げ、そこからは気を取り直して「ここはフリーのルートじゃなくアルパインだ」と言い聞かせて登ったそうな。そしてお見事完登。「これはオンサイトといっても許されるよね?(^^;」と哀願するような目の助役に、ただ頷くだけだった。(^^;
 僕はというと真ん中の5.10aを取り付いたが、一歩目が出ずやめ。10bを登り切った助役は興奮覚めやらぬらしく、少しの休憩後、すぐにこちらも取り付いた。 見ているだけではとても10aのルートには見えない。
 下部はスパッと切れた小ハング。これをフリーで越すにはランジしかない。サイドプルが効きそうな縦ホールドが2mほど繋がるが、上部しか使えそうもない。
 左から岩がせり出してきて凹角を登る。そこにまた1mほどの小ハングがあり、ステミングで突破し越えるようだ。あとは7mずつほどランナアウトしたピンを怖々拾いながら終了点まで登るらしい。 魂を2つのルートで置いてきた助役は放心状態だった。(^^;

 
「がらっぱち」全景   最後はG岩の終了点で記念撮影

 助役のトライを見守っていた残りのメンバーで、終了点を回収するためと題して展望を見に出かけた。これだけ長いルートだが、後ろから下降路がある。えっこらせっせと登って終了点に到着。
 コケコケの終了点さえ見下ろせるその高さに一同、歓喜の声!。しばし、展望を眺めて記念撮影した後、下降。今回はこれでお開きとなりました。

 帰りには、前々からチェックしていた加古川の温泉にレッツゴー!
 やまとの湯 加古川店で汗を流して帰りました(詳しくは「村の温泉巡り」で)。