落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳

落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
●山 名 雨乞岳
●エリア 滋賀県
●日 時 2008年(H20)11月23日
●天 候 晴れ時々くもり
●メンバー pikkuさん、春風さん、タケさん、森やん、ケイコさん、てる
●コース 甲津畑・フジキリ谷林道分岐 7:18
桜地蔵尊 8:13
古屋敷跡・ツルベ谷出合 8:32
蓮如上人御旧跡・奥の畑分岐 8:44
奥の畑(最初の徒渉場所) 9:00
奥の畑峠付近 11:02
清水頭 11:15
南雨乞岳 11:56
雨乞岳 12:12−13:20
杉峠 13:48
一反ぼうそう 14:02
向山鉱山跡 14:23
蓮如上人御旧跡 14:40
甲津畑・フジキリ谷林道分岐 15:56




このホームページ内の記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳






 雨乞岳を初めて見たのは2年前に登った綿向山からの眺望。
 なだらかで広い尾根がとても印象的だった。
ホームページでもよく紹介されているその尾根を歩いてみたかったことと
panaさんが絶賛する奥の畑を歩いてみたかったこともあり
今回の企画となりました。

 今回は甲津畑から奥の畑経由で清水頭、雨乞岳というルートどり。
 メンバーはお馴染みのpikkuさんと春風さんに加え
黒部下の廊下を一緒に歩いたタケさんと森やん
そしてタケさんの奥さんのケイコさんの6人。

 今回は嫁さんの実家である須磨から出発。
午前3時半頃起床という超早起き。
たまたま前夜眠くて早く寝たため、寝不足にならずに済んだ。
 春風さん、pikkuさんと合流して、タケさんたちの待つ場所へ。
 そこでタケさんのワンボックス車に乗り換えて一路、甲津畑へ向かった。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


 前日まではいいお天気だったが、今日の午後からは下り坂という予報。

 甲津畑の村落を通る。
本当は川沿いの道を走れば何ら問題なかったのだが
それを知らないもんだから、とても細い村の道を通る羽目になった。
 何とかそれを通り抜けて目的地の駐車地へ着いたのは7時20分頃だった。

 付近の紅葉はちょうど見頃で黄色赤色と艶やかで美しい。
 すでに駐車地には3台の車が駐車していた。
ここからだと雨乞岳を回るつもりならロングになるため、みな早出の対策を取っているよう。




落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


 出発前に簡単に自己紹介してから林道を歩き始める。
 ちょうど、向かう方角から日が差し始め森が明るくなる。出だしからいい感じだ。
 
 今回から新しいカメラの登場。
Canonのpower shot proというデジカメだ。
型は古いがCanon自慢のLレンズを搭載している逸品。
 5代目になるこのカメラは画質とコンパクトさを求めた。
さて、内容はいかに?






 しばらく歩くと右手の杉林の中にひっそりとたたずむお社があった。
桜地蔵尊だ。今日の無事をお祈りする。
 ちょうど、2週間前にこの付近で遭難騒ぎがあったばかり。
無事発見されたので何よりだが、いつ自分がそうなるかわからない。
気を引き締めて歩かないとと思う。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳 落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


 最初の橋がかかる付近まで軽自動車なら入れるくらい道は整備されていて、事実、軽自動車が入っていた。
ここまで入れたら楽だろうなぁー。

 その昔、この道は千草街道とも呼ばれ、滋賀と三重の交通路となっていた。
 歴史を遡ること400年余り前。ここを戦国時代の風雲児、織田信長が通ったそうだ。
歩いたというだけでも感慨深いものがあるが、何と狙撃されたとは知らなかった。
もちろん未遂に終わるのだが、もしここで信長が亡くなっていれば
その後の日本史は大きく変わっていただろう。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


 ツルベ谷との分岐へ着くと案内板があり、そこには「古屋敷跡」とあった。
説明を読むと旧塩津々集落の遺跡と書かれている。
 そう言われると石段が所々あり面影を残しているように見える。

 さらに先へ進み、右手の山間が大きく開けてきたところにある橋を渡ると、そこが奥の畑との分岐だった。
 「杉峠・雨乞」と書かれたプレートの後ろに奥の畑へと通じる道が延びている。
 以前、奥の畑へ来たことがあるpikkuさんが教えてくれたからすんなりとわかったが
そうでなければちょっと戸惑ったかもしれない。
 少し杉峠の方向へ進み蓮如上人御旧跡にあるおトイレを借りて、奥の畑へと向かう。


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古屋敷跡前にあるツルベ谷との分岐   古屋敷跡


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


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千種街道から奥の畑への分岐
 
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蓮如上人御旧跡



 初めて足を踏み入れる奥の畑。周りを山に囲まれているが、谷は深くなく、なだらかな平地が広がっている。

 一つ目の沢を徒渉するときに、春風さんが石の上で滑って大転け!。
みごとにズボンまで濡れてしまった。
過去にも徒渉で苦い想い出のある春風さんだが、今回は最大級。(^^;

 奥の畑の林には明確な登山道はなく、浅い踏み跡とテープが目印になる。
しかし、そのテープもつけた人がそれぞれの目的地へ向かうために付けたものらしく
僕らが向かう方向と合っているわけではない。それが方向を惑わせる。
 ときどき、地形図とコンパスを眺めながら方向を合わせる。
 ただ、ここは向かいたい山が目の前にあるので、それほど神経をとがらせることなく進むことができた。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
奥の畑への道


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奥の畑らしい風景といえばここ



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落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳



落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳



落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳



落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


左手の尾根の崩壊地を目印にあたりをつけ大峠に突き上げる急峻な谷筋を駆け上る。
途中から笹の尾根にスイッチし見晴らしが良くなる。
森やんはかなり辛そうだけど必殺「死ぬぅ〜」と叫ぶまでは余裕がありそう。
尾根に乗るとさらに素晴らしい展望が待っていた。一面、笹の原で遮るものがなく遠方まで見渡せる。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳



落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
奥の畑から出発地、そして琵琶湖まで見渡せる


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


 登ったところで荷物をデポして空荷で清水頭まで歩く。
 人の幅だけ道になっていてずっと延びている。

 清水頭には僕らを途中で抜いたおじさんが休憩していた。
 清水頭からは綿向山がはっきりと見える。歩いてきた奥の畑も全景を俯瞰できる。

 デポ地へ戻り雨乞岳を目指す。



落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
綿向山がすっきりと見える

 
落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
雨乞岳を歩くならここははずせない


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳

 
落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


登り切ったピークは南雨乞岳。
雨乞岳山頂は手の届きそうな場所にあるがここからは猛烈な笹漕ぎが待っていた。
眼鏡をしている者にとっては笹に眼鏡を叩かれて眼鏡がずれることしばし。
やっとのことで雨乞岳山頂にたどり着いた。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
顔で笑って心で泣ないて、まだ南雨乞岳。


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御在所岳と鎌ヶ岳


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
雨乞岳までもう少し


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
背丈まで埋まる笹の海をかき分けて進む


 笹で覆われた山頂は小さな広場があり幸いなことに誰もいなかった。
…と思ったら笹の後ろに人がいてた。
 広場を陣取りお昼の準備開始。

 今回は人数が多いので昼食のお鍋を二つに分け、一つをカレー鍋、一つはもつ鍋にした。
もつ鍋はタケさんの定番らしい。しかし、このもつ鍋が美味しかった。
 ダシはパック品だがニラやもやし、そしてキャベツをふたが閉まらないほどどっさりと鍋へ放り込み火にかける。
 すると野菜から出る水気で鍋はダシでいっぱいになり、これが美味しい出汁の素になる。
実際これが本当に美味しい!。
 カレー鍋もスパイスが効いてこれまた美味い!。
今回もpikkuさんが食材を買ってきてくれました。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳
タケさん得意?の豪快もつ鍋


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳

 
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 食べている間にあれだけ晴天だった空がいつの間にかどんよりと曇り空に変わってしまった。
同時に肌寒くなり着込んでちょうどくらいになる。
 食べ終えたあとは定番のバンダナショットを撮影し、杉峠へと向かう。
 こちらも展望のいい尾根歩きで杉峠を挟んでイブネ・クラシの山がいい形を見せてくれた。
冬のお遊びはあそこかな?。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳



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杉峠への急坂


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杉峠
 
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 急な坂を下り終えるとそこが杉峠。
そこからシデの木が並ぶ千種街道を下り蓮如上人御旧跡まで戻った。これで一周完了。
 ここへ来て、天気は回復。
この時期、日が傾くのが早い。
オレンジ色の暖かい光が横から差し込む。


落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳



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落葉の奥の畑と笹の尾根歩き@雨乞岳


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 長い長い林道を歩き、やっとのことで駐車地に戻ったときは4時前だった。
 お次は温泉。このエリアだといつもは近江温泉へ行くのが定番だが、pikkuさんの勧めで蒲生野の湯へ。
 新しい施設で気持ちよく汗を流した後、帰路大阪へ。

 今日もたっぷり遊びました。