久しぶりの芦生 でっかい芦生杉に感動!

久しぶりの芦生 でっかい芦生杉に感動!

●山 名 芦生
●エリア 京都府
●日 時 2009年(H21)4月11日
●天 候 快晴
●メンバー 鈴さん、昭さん、英さん、長さん、てる
●コース 佐々里峠 10:08
P840付近 10:36
雷杉 11:30−13:20
巨大芦生杉散策
雷杉 14:08
佐々里峠 15:11 




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください







 
 仕事仲間での飲み会で、たまたま出た山の話。乗ってきたお二人から山に登ってみたいとリクエストされた。
それが英さんと長ちゃん。 お二人には山登りの経験はない。
 この二人に山の魅力を知ってほしいと、選定に選定を重ね選んだ山が芦生の雷杉エリア。
僕自身も芦生は足蹴に通った場所だが、不思議とここだけは歩いたことがなかった。

 今回は、やはり仕事仲間で、現役の山屋二人もお誘いした。
鈴さんと昭さんだ。お二人とはまだ一度も山をご一緒したことがなく、いつかは…と思っていた。
3つの願いが一度に叶うこの企画。 さてどうなりますやら。

 渋滞するであろう道を回避し、美山から佐々里峠へと車を走らせる。
 佐々里峠に着くとすでに3台の車が止まっていた。
 これから歩くルートは初めてだが、この佐々里峠は車で何度も通っている。
目印になっている石室にはお地蔵さんが座っていた。


美山ふれあい広場で満開の桜に会う


 
佐々里峠 佐々里峠からの一歩目

 
 佐々里峠からすぐは見上げるような坂で、英さんがいきなり「こ、これ登るのぉ〜!?」と絶叫。 
いきなり梯子の登場で面食らったご様子。(苦笑) この後も、続く登り坂に「まだ続くんですか〜?」と泣きが入る。
思わず「山へ登りに来たんですから…」と突っ込みたくなる。(笑)
 登りがなくなりなだらかになった頃、ブナの木が現れる。新芽はまだなく日差しだけが春の雰囲気を漂わせている。


ブナの木が現れる


 昭さんを先頭に雑談をしながら歩いていくと、目の前の視界が開けて遠く山並みが見えた。
あれ?。コンパスを見ると北の方向に開けている。尾根道は北西を示し延びている。
 P840のピークを登らず大段谷山へのトレースを歩いてきてしまったらしい。
どこかでP832への分岐があったのか定かではない。

 それはそうとして、ここで休憩することにした。
 鈴さんがパイナップルを振る舞ってくれる。甘酸っぱい味が何とも言えず美味しい!。
さすが山慣れしているだけあってツボを押さえたおやつだなぁと納得する。

 五波峠から杉尾峠の尾根が遠くに見える。あちらへは久しく登ってない。
 地蔵峠からの道が禁止されてからというもの、芦生も足が遠のいた。
まだまだ歩きたいところはいくらでもあるんだけど。


P840から北西への尾根で休憩




パイナップルをどうぞ



 
悪路?のショートカットルートを進む   倒木に苦労する英さん







雷杉ではないが焼け落ちた杉









 パイナップルで体も気分もリフレッシュできて出発する。
 道は間違ったが引き返さず、P840のピークを北から巻くように浅いトレースがあったのでそれを利用する。
 傾斜を横切るように延びるその道は 「登山道」とは言いにくいが、僕にとっては踏み跡があるだけでもありがたいと思える道だ。
しかし、山慣れしている鈴さんや昭さんでも、こんな道は歩かないのか「これ大丈夫〜?」と不安そうな声が聞こえてくる。(苦笑)

 しばらくそんな道を歩き、やっと正規のルートへ戻ると、芦生らしい広い尾根となりブナやトチなどの大木が出迎えてくれる。
 葉がないので、降り注ぐ太陽が森を照らし目が痛くなるほど眩しい。

 そして目的地、雷杉に着いたのは11時半頃だった。
 ここは小野村割岳と赤崎中尾根の分岐点にあり、道迷いの多発地点らしい。ガスに巻かれるとやばそうな尾根だ。
 まず、雷杉の前で記念撮影。中は空洞になっていて見上げると空が見える。
でも木は生きていて立派な枝葉をつけている。すごい生命力。

 ちょうどお昼時になったので昼食とする。
 このときのために、今日は16kgほどボッカして食材を担ぎ上げた。
お昼のメニューは「もつのない」もつ鍋。
もつは苦手という方が多いので、お鍋にダシを入れて、もつの替わりに
豚肉、鶏肉とし、あとはニラ・ニンニク、タマネギ、キャベツ、しめじなどなど。それに鈴さん自家製の鷹の爪を入れてできあがり。
 あてにはキュウリにもろみをつけてビールと一緒に!。これも美味い!。ちなみにこれは鈴さん提供品。
 結構、量はあったのになんじゃかんじゃと平らげてしまった。






もつ鍋の用意に急がしい二人


 お腹も満たされたところで、次の目的に芦生杉の巨木に会いに行く。
 雷杉から北尾根へ下るとポツポツと、巨木が見え始める。しかし、まだこれくらいは序の口。
 途中で間違って支尾根へ入り込み、あまりの急坂におかしいと気づいて引き返そうとしたとき
昭さんが枯れ木を掴んでしまいヘッドスライディングするというアクシデントもあったりしながら、なんとか正しいルートへ戻る。

 なだらかな下り斜面で小さな起伏がいくつもあり、霧に巻かれたら方向を失いそうな立地。
そんな場所に次々と現れる杉の巨木。何年かけてここまで来たのだろうか。100年?もしかして1000年?。

 途中でお会いしたグループから、すぐ下に巨木がありますよと教えていただいた。
 しばらく下ると、このエリアで一番大きいと思われる芦生杉が現れた。
天をも掴もうかというその姿は、杉という木ではなく、何か他の物体のようで、見ていて思うのはすごいというより怖さを感じる。
「山の主」という存在だけではなく天も地も睨んでいる不動明王のよう。
 これを見たいが為に企画したようなものだったので、実現できて僕自身は大満足だった。



 
折れた芦生杉
巨木だけにスケールもでかい


迷い込んだ支尾根にはご丁寧に
「引きかえせ?」のテープが…。















このエリア最大と思われる芦生杉


上記画像の杉を眺める鈴さん

 


これだけの陽気ながら一部残雪があった






駐車地へ戻ってきました


 芦生杉の巨木を十二分に堪能し帰路につく。
 駐車地で荷物を下ろしていると、隣に止めていた車の方から話しかけられた。
このエリアをよく歩いておられるようで、よくよく話を聞くとホームページも開設されているとのこと。

 「夫婦で登る山の足跡」のいきっこさんとぐっぴさん。

 今日は品谷山を歩かれたと言うことだった。
以前、廃村八丁を歩いたことはあるが品谷山はない。
紅葉の時期はとてもいいとは知っていたが、いきっこさん曰く、今日のような春の日もイワウチワが咲いていてとてもいいよということだった。
こちらも足を運ばねば。

 その後、コーヒーを入れてくれたメンバーと休憩後、河鹿荘で汗を流し帰宅。
 初めての山歩きを体験したお二人の感想はいかに…。
 しかし、今回の山行で一番楽しんだのはもしかして僕かも。(笑)