紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
囲炉裏


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
●山 名 芦生 モンドリ谷 上谷 櫃倉谷
●エリア 京都府・福井県
●日 時 2011年(H23)11月13日
●天 候 晴れのち曇り ときどき雨
●メンバー pikkuさん・ゲキさん・ケータ君・てる
●コース
 7:50 須後
 8:30 櫃倉谷と内杉谷分岐
 9:48 P735
11:27 モンドリ谷
11:50−12:27 杉尾峠
12:40 スベノ本谷
13:05 櫃倉谷出合
14:33 中のツボ谷出合
14:52 林道終点
15:52 須後


 




このホームページ内の記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 地図





「芦生」

僕が始めてこの地に足を踏み入れたのは2006年の6月。ゲロク谷だった。
芦生の素晴らしさに感動して足繁に通い主要な場所は回っていたつもりだった。

でも
杉尾峠は? 櫃倉谷は? 上谷は?
歩いてないんだなー これが。

ということで僕のわがままを聞いてもらって
未踏の地を結ぶ線を歩くという僕にとっては贅沢この上ないプランを組ませてもらいました。
しかも芦生が一番美しいこの時期に歩けるとは!。
出発前からウキウキな僕なのでした。


今回のメンバーはpikkuさん、ゲキさん。そしてケータ君。
大阪を早朝に出発し2時間半かけて須後へたどり着いた。

天気予報ではぐずつき気味ということだったが、スタート段階では晴れてくれいた。

駐車場はすでにほぼ満車。
それらの車は主はすでにおらず、もう出発してしまっているのだろうか?
支度をしている間も次々やってくる。

初めて芦生に来たご家族が声をかけてきた。
トロッコ道を歩くという。



 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 入林届け 紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 入口
入林届けを出すpikkuさん ケータ君も今日はしっかり歩くぞ!
 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
ボッカも兼ねて
ザックにはしっかり荷物が入っているらしい
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
ケータ君はゲキさんの一番のモデル
 
 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
最初は晴れ間もあった
 




 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
真っ赤な赤い実を付けるマムシグサ
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
内杉谷と櫃倉谷の分岐で
ケータ君たちとは一旦お別れ
 



内杉谷と櫃倉谷の分岐まで4人で林道を歩く。
しっかり荷が詰まったザックを背負い大人と同じ歩調で歩くケータ君。
お母さんに鍛えられてたくましさが増したようだ。

そんなケータ君を中心に雑談しながら歩くこと40分。
内杉谷と櫃倉谷の分岐へ到着。

この間の尾根を登るのだ。
櫃倉谷沿いを歩くというゲキさんとケータ君と別れて、pikkuさんと尾根を進む。

道はない杉林。
適当に尾根を直進。


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
きのこの山
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
杉林を抜けると自然林へ
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
しばらく歩くと踏み跡らしき道が出てきた
pikkuさんが撮影
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
突如現れたマーキング現場
赤いスプレーで目立つように書かれている
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
pikkuさん撮影
 


一気に登りきると目に映ったのは真っ赤なスプレーでマーキングされた木。
辺り一帯の尾根にある木のほとんどにでっかくマーキングされている。
調査のためだとしてもあまりにひどくないかい?。
それに調査なら保護を対象にした調査と思うのだけどこれじゃ意味ない。

なぜ?どうして?

疑問だらけだった。

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
これってどう?
 



横山峠からの尾根と合流。
pikkuさんはその横山峠からこの尾根を歩いた経験がある。
pikkuさんによるとこの先、北東の尾根には林道が来ているという。

その通り、ほどなく林道が現れた。
しかし、車は入っていないようで落ち葉がびっしりと埋まっている。

しばらく歩くとT字路。
左は中のツボ谷。進は右。
ここから中のツボ谷へ降りてもいい風景に出会えそう。
次の楽しみに取っておこう。


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
ほどなく林道が現れた
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
左は中のツボ谷 右が目的地へ
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
 


内杉谷林道との分岐へ着き、左へ進む。
目的地はモンドリ谷。

モンドリ谷へ下るルートを取るため尾根に登りたい。
登りやすそうな場所を選んで直登したいのだが
どれも高さがあり躊躇してしまう。

その中で一つの小さな谷沿いを選んだ。

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
谷沿いの急斜面を選び登ることに
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
ツキヨタケ?
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
 


ちょうど尾根に上がったところで雨が降ってきた。
慌てて雨具を着込む。
雨が降ってきたと同時に辺りが一気に霧に包まれた。
方向を間違えないように地図とコンパスで方向を確認する。そしてGPSで念押し。


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く
モンドリ谷へ下る急斜面の細尾根


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く モンドリ谷
モンドリ谷
 
 

紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く モンドリ谷
 

 
細い急な尾根を下るとそこがモンドリ谷だ。
距離は短いが幅は広くて明るい。
落ち葉で埋まる地面に小川が弧を描いて流れている。

中心部に大きなカツラがある。
風向きの影響を受けやすいのかすでに木に葉はほとんどなかった。

とても芦生らしい風景に心が癒される。
やっぱり芦生はいいなぁ。

  

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く モンドリ谷
 


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く モンドリ谷

 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く モンドリ谷
上谷出合にある道標
 



写真を撮りながらゆっくりと歩くがあっという間に上谷出合に着いてしまった。
上谷も長治谷作業場から野田畑谷出合まで歩いたことがあるだけで後は未踏の地。
上谷も趣がありとてもいい。
モンドリ谷と違うのはしっかりした道がついていること。


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 上谷
上谷(杉尾峠方面を見る)
 


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 上谷
上谷も櫃倉谷もそうだが倒木が多い

 


上谷を上流へ向けて歩き始める。
pikkuさんによると、昔と比べて道が広くなったということだった。
それだけたくさんの人が歩いているということか。

ほどなく杉尾峠に到着。
晴れていれば日本海も見えたかな。
ちょうどお昼となったので昼食を取ることにした。


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 杉尾峠
杉尾峠で昼食


  
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 杉尾峠
 

僕らが食べていると若い男女が上谷から登ってきた。
軽く挨拶を交わし、杉尾峠で辺りを見回しながら県境尾根をシンコボ方面へ歩いていった。
…と思ったら戻ってきて、やはり辺りを見回してまた上谷へ戻っていった。
もしかして迷ってる?。

櫃倉谷へ進むため僕らも出発。
杉尾峠から櫃倉谷へ下るのにエアリアを見ても実線だったこともあって楽観していた。
が、出だしから躓いた。
すぐに分岐がでてどちらもよく踏まれている。
尾根or右手の道?
右手の道を選んで正解だったが尾根の道はP797へ向かっているのか?。
右手の道は、すぐに五波峠への分岐道標があり
それは見送って道なりに進むと下画像の場所へ出た。
林道へ下る。

林道へ出ると一台のワンボックスが止まっていた。
客待ちをしているようだ。


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 上谷
林道にワンボックス車が待っていた
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 上谷
ワンボックス車のところから下ってきた道を撮る
 


さて、今回の最難関ルートに出くわします。
林道から櫃倉谷へ下るのは
やはりエアリアで見ても実線で結ばれているので簡単に見つけられるだろうと思っていました。

ところがどっこい!。

わからん。

仕方なく西方面へ林道を歩き適当に見た目緩そうな谷を見つけて下ることにしました。
この辺りの尾根は最後は急斜面と地形図から読み取っての判断でした。
後で知ったのですが降りた谷は「スベノ本谷」。


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 上谷
林道から見て最初は緩かったスベノ本谷でしたが…
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く スベノ本谷
所々小さな滝が出てきたと思ったら…
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く スベノ本谷
ちょっと落差のある滝が出現!
(pikkuさんが上から撮ってます)
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く スベノ本谷
落ちたら骨の一本は献上せにゃあかんやろなぁー
くらいの高さでした。
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く スベノ本谷
でも無事降りられました。
 



ちょいスリリングでしたが無事、櫃倉谷へ合流。
pikkuさんと歩くと平穏では終われない。(笑)

でも、その後に待っていたのは再び癒しの空間でした。

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷

 

紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


立ち止まって肺に溜まっている空気を全部吐いて
森の空気が細胞の一つ一つまで行き渡るように吸い込む。

ブナの大木に寄り添って手を添えてみる。

自分の中の傷んだパーツが再生されていくよう。
やっぱりここはいい。


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷

 

紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 
 

紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 

 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 



中のツボ谷出合まで来た。
シートを広げて休憩している男女がいた。
聞くと須後から櫃倉谷を登り林道から内杉谷林道を下る予定だったそうだ。
が、林道への上る道が見つからず、あきらめて来た道を下ってきたそうだ。


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 


中のツボ谷は出合から先の滝へは行くことができなくなっていた。
ここ数年で事故が立て続けに起こったためだ。
滝へ向かう方向へはロープが張られていた。


横山峠を越えたところでゲキさんたちを見つけた。
二人は林道終点から櫃倉谷を谷沿いに遡行して中のツボで遊んでいたらしい。
二人の遊び方らしく冬眠前の虫を捕まえていたとか。


紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
拡大図
朴の木の葉の裏側に蜂が巣作り
ゲキさん撮影
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
ハート模様を背負ったカメムシ
ゲキさん撮影



 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
最後の最後でケータ君は徒渉を失敗し
長靴が浸水…
pikkuさん撮影
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
隠していた靴を見つけに走るケータ君と
追うゲキさん
 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
ずっくりと濡れた靴を履き替える
 


いつもながら帰りの林道歩きは長く感じる。
大人でもそう思うんだからケータ君はさぞかし辛かったろうと思う。
やはりちょっとはぐずったがそこは鍛え方が違う。
最初から最後まで自分の足で歩ききった。
偉い!。


 
紅葉と落ち葉のアート 芦生 モンドリ谷・櫃倉谷を歩く 櫃倉谷
無事歩き通せたところで記念撮影
 


このあと河鹿荘でお風呂に浸かって無事帰路につきました。
リフレッシュした体になって明日からまた仕事がんばろう!