銀杏峰(峯) 芽吹く春
銀杏峰(峯) 芽吹く春

銀杏峰(峯) 芽吹く春 ●山 域:越前
●日 時:2007年(H19)4月30日
●天 候:晴れ
●メンバー:しんさん、pikkuさん、春風さん、Tさん、てる
●コース:
宝慶寺キャンプ場7:09(名松新道)
仁王の松8:07
前山9:06
銀杏峰(峯)山頂10:17−11:20(小葉谷西コース)
鉱山跡石積12:40
登山口12:56
宝慶寺キャンプ場13:47




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください

銀杏峰(峯) 芽吹く春
GPSルート地形図





銀杏峰(峯) 芽吹く春
宝慶寺キャンプ場の広場


 GWの前哨戦。連休を利用して少し遠出しましょうということになり、いつものメンバーで福井県にある銀杏峰(峯)へ行くことにしました。
 銀杏峰(峯)と書いて「げなんぽう」。なかなか読めません。(^^; pikkuさんが調べてくれた記録によると、その昔銀が取れたことからこの名前が付いたようです。登山口付近には銀鉱跡があります。

 前日の夕方、合流し一路福井県へ。途中の賤ヶ岳SAで夕飯を取り、目的地の宝慶寺いこいの森キャンプ場に着いたのは午後10時頃。
 ここは森林組合が運営するキャンプ場で利用料は無料!。但し、事前に予約を入れることが前提となります。
 久々のしんさんテントで小宴会の後、就寝しました。


【7:09】宝慶寺キャンプ場を出発
 6時起床。晴れ。
 朝、起きてみて辺りを見回すと、広い芝生にビックリ。こんな素晴らしいキャンプ場だとはわからなかった!。トイレもそんじょそこらのキャンプ場よりずっと綺麗で、穴場的キャンプ場かもと思ったり。実際、連休初日なのにキャンプで利用している人は見かけませんでした。
 登山口は駐車場内のログハウス風喫茶店横にあり、いきなりの急坂。Tさんが「いきなりこれ登るの!?」と驚いていた。(^^; 今日は標高差約1,000mを登る重ハイク。この坂がずっと続くと思った方がよいかもね。(^^;
 登山口ではイカリソウが出迎えてくれた。イカリソウを見たのは10年ぶりくらい。最初から花の期待が高まる。その後はイワウチワが至る所に見られた。
 さすがに案内板にも書かれているメジャーなルート。迷いようがないほど踏まれた登山道が続く。
 

 
銀杏峰(峯) 芽吹く春
銀杏峰(峯)の登山道案内図(今回は展望名松コースを登り夏コースで下山)
   


銀杏峰(峯) 芽吹く春
登山口


銀杏峰(峯) 芽吹く春
イカリソウがお出迎え


銀杏峰(峯) 芽吹く春
イワウチワは至る所で見られる



銀杏峰(峯) 芽吹く春
松が立ち込む登山道


銀杏峰(峯) 芽吹く春
ウスギヨウラク


銀杏峰(峯) 芽吹く春
ミヤマシキミ


銀杏峰(峯) 芽吹く春
この時期なら問題ないけど秋なら恐ろしい看板


銀杏峰(峯) 芽吹く春
銀杏峰(峯) 芽吹く春


【7:32】第二の登山口
 しばらく歩くと右手から林道が合流し少し広くなっている。ここで小休止。
 その先には「名松新道登山口」と書かれた標識がある。ここまで車で来れそう。この後の帰りに小葉谷コースで降りたとき、林道が分岐している箇所があった。どうやらそこからここへ続いているようだ。
 また、ここから急坂。今度はカタクリの花が咲いている。ブナに混じってクヌギなどいろんな木が立ち込んでいる。雪の多いエリア特有の曲がった木が多く見られるようになる。その中に混じって、立派な松の木も多い。コースの名前が名松コースと名付けられたのも頷ける立派な松だ。


銀杏峰(峯) 芽吹く春
二つ目の登山口


銀杏峰(峯) 芽吹く春


銀杏峰(峯) 芽吹く春
羽衣の松


銀杏峰(峯) 芽吹く春
ショウジョウバカマ

 
銀杏峰(峯) 芽吹く春
看板が割れているが微かに「仁王の松」と読める


銀杏峰(峯) 芽吹く春
カタクリも全盛


銀杏峰(峯) 芽吹く春
銀杏峰(峯)の山頂が少しずつ見えてきた

 
銀杏峰(峯) 芽吹く春
イワウチワの群生を縫って登山道は延びる


銀杏峰(峯) 芽吹く春
タムシバも綺麗に咲いている


銀杏峰(峯) 芽吹く春


銀杏峰(峯) 芽吹く春
グレープフルーツで体力回復


 振り返るとバックに白山が見えた。さすが3,000m級の山。どっしりとした山容に雪をまといまだ冬山の様相を呈した真っ白な姿に、みんな「お〜」と渋い声が漏れる。いつまで見ていても飽きない風景だ。
 早朝の涼しい空気とは一転。お天気がいいので容赦なく日が照りつける。これが暑い!。まだ、汗がだらだらと流れるまではいかないものの、もうそんな季節が目の前まで来ていることを体で感じる。
 途中で、ちょっと休憩。pikkuさんがいつものようにおやつを出してくれた。今回はグレープフルーツ。このすっぱいのが山登りにはいい。(*^_^*)


銀杏峰(峯) 芽吹く春
残雪が見え始めた


【9時07分】前山
 前半の小ピーク、前山に到着。ほぼ360度遮るものはなく、目指す銀杏峰(峯)も手が届くような位置に見える。しかし、一度下ってから登り返すルートが見えてTさんが「もうええわ」と苦笑い。(^^;
 前山から先は残雪が増えてくる。この時期に残雪が見れるなんて、やっぱりここは福井県の山なんだと実感。
 およそ一年前、山スキーで大けがをしたしんさん。ケガの治療で長いブランクはあったけど、さすがに回復力は素晴らしく復帰後は問題なく登れるようになったのだが、その頃に待望の赤ちゃんが誕生し、再びプチブランクに。(^^) 今回はそんなおめでたい意味でのブランク開け山行になった訳ですが、まったく心配いらずで登ってはりました。(^^ゞ


銀杏峰(峯) 芽吹く春   銀杏峰(峯) 芽吹く春
前山からは銀杏峰(峯)が見える   前山からも白山が見える


銀杏峰(峯) 芽吹く春
キクサキイチゲ


銀杏峰(峯) 芽吹く春
何度も振り返りながら見る白山


銀杏峰(峯) 芽吹く春
標高が高くなるにつれ残雪の規模も大きくなってくる


銀杏峰(峯) 芽吹く春
部子山方面


銀杏峰(峯) 芽吹く春
荒島岳を望む



 後から追いつくとpikkuさんが地面に寝ころんでいる。最近得意の撮影スタイルだ。(^^; 接写モードは寝ころぶのがpikkuさん流?。
 その撮影しているものはザゼンソウだった。形はミズバショウに似ているのでてっきり、水辺にあるものばかりだと思っていたが、斜面に普通にある。登山道のど真ん中にもあったりするので、けっとばさなか気をつけながら歩かなければならないほどだった。
 山頂が近くなると藪が辺りを覆っていた。藪山で有名な銀杏峰(峯)はその昔、冬だけ登れる山で知られていたそうだが、近年になって登山道が整備され通年登れる山になったそうだ。


銀杏峰(峯) 芽吹く春 銀杏峰(峯) 芽吹く春
独特の方法でザゼンソウを撮るpikkuさん(^^; 登山道のど真ん中にもザゼンソウが咲く


銀杏峰(峯) 芽吹く春
山頂付近は藪だらけ(登山道は整備されています)



銀杏峰(峯) 芽吹く春 銀杏峰(峯) 芽吹く春
再び撮影モードのpikkuさん セリバオウレン


銀杏峰(峯) 芽吹く春


銀杏峰(峯) 芽吹く春
山頂でバンダナショット


【10時25分】銀杏峰(峯)山頂
 山頂近くになってなだらかな台地状の尾根を歩くが、なかなか山頂へたどり着かない。
 やっとたどり着いた山頂は開けた広場になっていた。先客は一人。ハイクにはいい山なのでもっと人出があると思っていたので拍子抜けだった。
 ここから見える展望はすこぶるいい。白山は言うに及ばず、荒島岳や能郷白山も手に取るように見える。
 お昼には少し早いが、昼食とする。
 今回も、pikkuさんが選んでくれたラーメン鍋。今朝の寒さで体を冷やしたのか体調の優れないしんさんが食べない分をしっかり僕がいただいてお腹満腹。(^^) 食前にTさんが回してくれたビールも美味しかった。(*^_^*)
 

銀杏峰(峯) 芽吹く春
山頂からの展望(画像をクリックすると画像が大きくなりスクロールします)


銀杏峰(峯) 芽吹く春
銀杏峰(峯)山頂の風景



【11時20分】銀杏峰(峯)山頂を出発
 お腹も満たされ展望も充分に楽しんだので、下山に向けて出発する。
 下りは小葉谷西コースを選んだ。
 尾根を部子山方面へ向けて歩く。部子山はまだ残雪が結構ありそう。左手には能郷白山がずっと見えている。気持ちのいい尾根歩き。
 
 ここで初めて登山道で人とすれ違った。家族で来られているグループが多く、小学生くらいの男の子もいた。
 うちの娘とダブらせて、これくらいになったら一緒に登ってくれるかなぁ〜と思ったり。(ー_ー)

 何度か残雪の広場を通過し、下りに取りかかる。この下り尾根からは展望が良く、目指す林道が遙か下によく見えている。
 しかし、この小葉谷西コースはかなりの急坂。足を一歩出すのに苦労するほど段差が厳しい。
 すれ違う登山者の辛そうな顔を見ると登りで使わなくて良かったと心底思った。(^^;


銀杏峰(峯) 芽吹く春
部子山方面へ向けて歩く



銀杏峰(峯) 芽吹く春
白山をバックにpikkuさん、はいポーズ!


銀杏峰(峯) 芽吹く春
小葉谷西コースを下る


銀杏峰(峯) 芽吹く春 銀杏峰(峯) 芽吹く春
キクサキイチゲを撮影するpikkuさん


銀杏峰(峯) 芽吹く春
この後も急坂でした(^^;


銀杏峰(峯) 芽吹く春
タムシバの白い花がたくさん咲いていました



【12時40分】鉱山跡の下の林道出合
 登山道にはキクサキイチゲの群生や、タムシバがたくさん見られて目を楽しませてくれる。
 遙か下に見えていた林道もいつの間にか、砂利までわかる頃になって、鉱山跡の標識を発見。見に行くが標識がなければただの広場にしか見えなかった。
 林道に出て少し登り返した所に再び登山道があった。クネクネと山肌に沿って延びる林道を歩くよりはかなりのショートカット。


銀杏峰(峯) 芽吹く春
林道が見えてきました


銀杏峰(峯) 芽吹く春
鉱山跡ですが、標識がないと
まったくわかりませんでした。(^^;


銀杏峰(峯) 芽吹く春
エスケープルートの鳥居越えると
小葉谷西コースと登山口へ



【12時56分】鳥居のある登山口
 他の方のホームページで見た鳥居が見えた。ここが小葉谷西コースの登山口になっているようで、車も数台止まっていた。
 ここからは林道を歩くようだが、まだショートカットルートはないかと調べに回る。するとあったあったありました。浅い踏み跡にテープ。最後の最後でやっぱりヤブコギ。僕らはこれがないと山歩きじゃないってか?。(^^;
 ほとんど歩かれていない道を適当に歩いていると、足下に白い花がポツポツ。pikkuさんに聞いてみるとサンヨウカとニリンソウだという。サンヨウカは聞いたことがあるけど見たことは…?。
 ヤブコギしたお陰で珍しい花に出会えた。(^^)v



銀杏峰(峯) 芽吹く春 銀杏峰(峯) 芽吹く春
ニリンソウ サンヨウカ


銀杏峰(峯) 芽吹く春
最後はお約束のヤブコギ(^^)


【13時47分】宝慶寺キャンプ場に到着
 ヤブコギの後、堰堤を巻くように道が出てきて、林道へ合流。ここからは素直に林道を歩く。
 ギラギラと輝く太陽とアスファルトからの照り返しで暑い暑い。少しうんざりするほど歩くとやっと宝慶寺キャンプ場へ着いた。お疲れ様〜。
 キャンプ場の広場は朝とは違って、家族連れやグループが遊んでいる。
 さぁ次はお決まりの温泉。ところが帰り道に利用しようと思っていた温泉は利用時間が合わず休憩中とか。仕方がないので敦賀まで行ってゴージャスなリラ・ポートという温泉へ行くことに。
 帰りはほとんどしんさんの運転で帰路につきました。楽々〜。(^^)

 この時期の福井県の山はお花がたくさん、残雪もあって、しかも白山が近いということで、大阪に住む僕にとっては羨ましい限りの山でした。
 天気にも恵まれて、また一ページ記憶に残る山行になりました。