白馬大雪渓を踏みしめる  


●場所:長野県白馬村
●日時:1994年(H6)7月30〜31日
●メンバー:僕、亀さん


    何かの雑誌で見た大雪渓。いつか、いつの日か自分の目で見たい…。こんな想いがとうとう現実のものと
    なる日がきたのでした。
    僕自身はこの当時、あまり山の経験はなく相棒の亀さんに頼ることになるのですが、筋力だけは亀さんに
    頼ることができないので、この日のために近隣の山々をせっせと登り筋力を付けるところから始めたのでし
    た。そして、この日…。

「猿倉荘で登山届け」

前夜、大阪を出発し猿倉に到着したのは夜中。
そのまま、駐車場に車を停めて仮眠し夜が明
けるのを待ちました。
そして、夜が明けるのと同時にザックをしょって
出発。
まずは、猿倉荘で登山届けを出したのでした。
届け出をした後は、建物横の通路を通って林道
に出て歩き出します。


「白馬尻に到着」

カッコウの鳴き声を遠くに聞きながら歩くことおよそ
1時間。白馬尻小屋に到着しました。白馬に来て
最初の小休止です。
白馬尻には「おつかれさん! ようこそ大雪渓へ」
の文字が書かれた大きな石が出迎えてくれます。
ここまではハイキング気分で歩いてきましたが、シ
ャツはうっすらと汗がにじんでいました。


「大雪渓!!」

白馬尻から歩くこと数十分。樹林を抜けると…。
見えた!。すごい!。あった!大雪渓!。
夏真っ盛りなのに、日本なのにこんな雪渓をみられる
なんてすごい。雪の白と空の青のコントラストもすばら
しい!。


「大雪渓を登る」

靴にアイゼンをつけて雪渓を登り始めました。
幅100mほどあるものの、至る所にクレパス
があり、不用意に登山道をはずすと落ちる可
能性があるので、怖くて道ははずせません。


「蟻んこ道?」

1本道なのと今期最高の人出と相まって、上から見る
雪渓はさしずめ、砂糖の上を歩く蟻の列のようです。
大雪渓が終わり、ここでアイゼンをはずしました。つい
でに休憩です。



なんていう花でしょう?。
登山道脇にはいたるところに高山植物が
可憐に咲いています。
しかし、植物の採取は禁止されているの
で登山道をはずれることはできません。


大雪渓の次は葛折りになった登山道。
こんな小さい子供まで頭にはちまきを
して登ってきました。
外野からは「がんばれよっ!」の声も。


「お水がうまい!」

登山道の途中にはこうした水場があります。
雪解け水なので非常に冷たくてとってもうまい!。
もう何杯でもいけるって感じです。
自然っていい!。


お花畑はガスがかかっていたこともあった
のですが、ここまで来るとかなりバテてき
まして、観賞どころではありませんでした。
(^^; しかし、山荘が見えると俄然元気が
出てきました。


「やったぜ!」

山頂までまだもう少しあるのですが、何故か
ここでガッツポーズ。筋力を付けるための練習
登山が少なかったので、今回はかなり不安で
したが登れたのでとても嬉しかったです。でも
疲れました。(^^;


「白馬岳山頂登頂」

白馬山荘で寝床を確保した後、ちょうど
一緒になった方と山頂へ登りました。
これで正式に登頂できました。(^^)v



「登頂全景」

山頂からは白馬尻あたりから大雪渓の全景を
眺めることができます。


「白馬山荘」

当日は今期最高の人出とあって受付には
1畳に4人で寝るようお願いの立て札があ
りました。
現実には2人で寝られるスペースはありま
したが、4人だったらどうなってたんでしょう
?。

「ご来光を待つ」

翌朝3時過ぎに目が覚めました。周りの人もご来光を
見るためかごそごそし始めていました。
昨夜、あれだけ暑かった室内もいつの間にか冷気で
寒くなっています。外へ出てみるととっても寒い。
長袖といってもトレーニングウェアしか持ってこなかった
僕らにとって日の出までの時間を待つには非常に酷で
した。亀さんがしているタオルのほっかむりは、しない
よりはましだとしている次第です。


地平線に少しずつ太陽が見え出すと一瞬
周りが暗くなり、徐々に顔に暖かみが増し
てきました。
一日の始まりを実感させてくれる一瞬です。


「三国峠を見る」

長野県、新潟県、富山県の県境が
集中する三国峠。


「朝食は素ラーメン」

泊まると朝食が付いてくるのですが、パスして
外で持ってきたインスタントラーメンを食べまし
た。他に具も何もない素ラーメンなのですがお
いしい空気とおいしい水が相まってか、これが
非常においしいのです。
通りがかった人からも「えぇ匂いやな」と言われ
ました。(^^;


「杓子岳」

ガスの晴れたときを狙ってのワンショットです。
元来た道を下る途中、お花畑付近で撮りまし
た。



「朝靄と大雪渓」

僕らは足に不安があったので来た道を
戻ることにしました。
すでに雪渓には登りの人が列を連ねて
いるのがわかります。


大雪渓を下るときに撮った一コマです。
雪渓に立ちこめるガスが高さ10mあた
りで止まっているように見えます。
今日もまた、白馬岳に登る登山者が
すれ違っていきました。