冬が迫る白馬大池
冬が迫る白馬大池

白馬大池

●山 名 白馬大池
●エリア 長野県
●日 時 2009年(H21)10月25日
●天 候 曇り時々晴れ
●メンバー Gさん・てる
●コース 栂池高原駅 8:00
栂の森駅〜栂大門駅
自然園駅 8:35
栂池ヒュッテ 8:41
天狗平 9:30
乗鞍岳 10:20
白馬大池 10:47−12:16
天狗平 12:46−12:57
栂池ヒュッテ 13:26





このホームページ内の記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします


冬が迫る白馬大池
 


 
 前日の雨飾山に続いて今日は白馬大池を目指して登る。
 昨夜は寝不足と疲れで夕食を終えて、そのままベットイン。アラームの音で目が覚めた。
 ホテルの露天風呂は午前5時から入れるので、寝起きの目覚ましにと一風呂つかる。
 山に登る前から温泉とはなんと贅沢なこと!。

 前日にホテルのフロントへ栂池リフト「イブ」の営業時間を確認したら、午前7時からという返事だった。事前に調べたときは8時となっていたはず?と思ったが、地元のしかもホテル関係者が言うのだから間違いないと信じた。
 ところが、現地へ着いてみると、動くのは8時からだと!。やっぱり!。

 動くまで1時間…。

 ゲレンデから山を眺めようと開けた場所へ向かう。
 鐘の鳴る丘ゲレンデへ。
 そこには朝日に照らされた白馬鑓ヶ岳と杓子岳がそびえていた。「今日は天気がええど!」と気持ちが高ぶってくる。

 前日の雨飾山で膝を痛めた森やんはこの日は登らず、白馬村で行われるそば祭りなどを楽しむという。
 Gさんと二人で白馬大池へ向かうことになった。

 
冬が迫る白馬大池
栂池高原スキー場から見えた白馬鑓ヶ岳と杓子岳



冬が迫る白馬大池 冬が迫る白馬大池
ゴンドラ下部は何とか視界も晴れていたが… 栂の森駅近くはガスで覆われていた


  ゴンドラが動く数十分前にゴンドラ乗り場へ。
 前に並んでいたおじさんと自然と立ち話になる。
 ご夫婦で日本各地の山を登っているようで、先日も北海道へ行ってきたそうだ。
 あのトムラウシ山の惨劇の日の3日前に登ったそうで、自宅へ帰ったとき、あの事件を知ったそうだ。
 今日は奥様も一緒なので栂池自然園の散策をして楽しむとのこと。
 兵庫県在住、元クライマーのおじさん。年齢からして元クライマーならかなりの経験者とみた。もう少し話を聞こうとしたらゲートが開いた。

 ゴンドラから見える紅葉は素晴らしいが、残念ながらピークを過ぎている。
 中間駅までは車で登れるので、紅葉の散策だけならこの辺りだけでも充分かもしれない。
 上へ上がるほどガスが立ちこめてくる。おいおい、さっきの晴れ間はどこいった!?。

 栂の森駅から徒歩で数分。今度は栂池ロープウェイに乗り換える。
 第一便だが、車内はほぼ満員。僕らのように登山靴を履いた人や街中の服装の方までいろいろ。
 ロープウェイが徐々に高度を上げるとガスを抜けたのか、そこには再び青空が!。
 自然園駅から栂池ヒュッテへ歩く途中で雪を纏った後立山連峰の山並みが見えた。やったぁ!この日を選んで良かった!と大はしゃぎしたのは言うまでもない。(笑)


冬が迫る白馬大池
まず栂池ヒュッテへと向かう


冬が迫る白馬大池
さぁ登山道を歩くぞ!


冬が迫る白馬大池
この日一番の展望だった
 まだ栂池ヒュッテを出て間もない場所なのに…


 気持ちはウキウキで足取りは軽い。
 栂池ヒュッテの横から白馬大池へ登山道を入る。ここから先は初めての世界。 
 ほぼ全体的に石がゴロゴロある歩きにくい登山道。
 それでも二人とも快調に飛ばし、50分ほどで天狗原に到着。 再びガスが辺りを覆う。 しかも、風が強く寒い。
 湿原は紅葉もすぎてモノトーンの世界。 水は薄いながらも凍っている。気温は4度。寒いはずだ。


冬が迫る白馬大池 冬が迫る白馬大池 冬が迫る白馬大池
夏山と同じ服装だけど
気温は4℃の天狗原
池は氷が張っています 展望なしの天狗原


冬が迫る白馬大池
天狗原から乗鞍岳への登り


冬が迫る白馬大池
ガスるとやばい岩場はたくさんのマーキングがしてある


 木道を抜けると待ち受けていたのは巨石の道。しかも急坂で一気に息が上がる。しばらく登って立ち止まるのを繰り返しながら登る。
 時々、ガスが取れて青空が顔を出す。期待は膨らむが…。
 
 巨石群の道は今日くらいなら迷うことはないが、もっとガスが濃かったら非常に怖い。そのために岩に赤と黄色の○がいくつも見られる。
 それを見つけて「道」をゆく。


冬が迫る白馬大池



冬が迫る白馬大池
直前までガスに隠れてわからなかった白馬大池




冬が迫る白馬大池
白馬大池へ着いて間もないときの船越ノ頭

 辛い登りが終わり、なだらかになってしばらく歩くとケルンと黄色の山頂プレートが見えた。 乗鞍岳だ。
 展望はなし。 ということで先を急ぐ。

 ハイマツの間にある岩が道になったような登山道で、なだらかに下っていく。
 そろそろ白馬大池が見えてくるはずなのになーと思いながら歩いていると、Gさんが「さざ波の音がするで」という。 ん?。よく見るとすでに横には白馬大池があった。 ガスって見えなかったのだ。







 白馬大池山荘に着く手前で女性二人組のハイカーとすれ違った。
 彼女たちは今朝、栂池ヒュッテから出発し白馬大池まで来たとのこと。先ほどまでいいお天気だったと。 くやしぃ〜!。(-_-;

 山荘につくも、すでに今期の営業は終わっていて完璧なまでの戸締まりをし冬に備えている。 そうなると山荘もただの「物体」にしか見えない。
 ガスが取れるまで粘ろうということになり、山荘の裏手で風をよけ待つ。


冬が迫る白馬大池
小蓮華岳から日本海までのパノラマ



冬が迫る白馬大池
小蓮華岳に雲が覆い被さる


冬が迫る白馬大池
 

しばらくして、雷鳥坂の方向から男性が降りてきた。
 話を聞いてみると、雷鳥坂まで行かなくても白馬岳が見えるよと言う。ん?と一瞬頭の中がこんがらがったが、行ってみることにした。まてよ、ここから白馬岳って見えたっけ?。

 白馬大池が見渡せる小高い台地に出たら、どでかい山並みが目の前に現れた。これが小蓮華岳だった。白馬岳ではない。(笑)
 谷筋には雪が残る。雲が次々に現れては尾根を覆い流れてゆく。日が当たらず寒々しい風景。
 強風が体を押す。それに冷たい。 ジャケットを着込み、冬用の分厚い毛糸の手袋を装備する。
 20分ほど粘っただろうか。晴れてくる様子はなく、寒さが身にしみてきたので引き返すことにした。

 本当ならば1ヶ月前に、ここから白馬岳を縦走するはずだった。 天気が悪く断念したいきさつがある。
 次来たときはこの道を歩いて小蓮華岳からこちらを眺めてみたい。


冬が迫る白馬大池


冬が迫る白馬大池
小蓮華岳はまたガスの中に消えていった


 白馬大池を離れ、乗鞍岳へ向かう。
 途中で、お腹がすいたので小休止。白馬大池と先ほどいた場所、そして小蓮華岳を眺めながらパンを食べる。
 見る見るうちにガスで覆われていく風景。 出発する頃には来たときと同じ風景に戻っていた。

 学生っぽいグループが乗鞍岳のケルンの回りを陣取ってワイワイやっている。
 足早に来た道を戻り天狗原で休憩。
 するとそこへ途中で抜いたツアー登山客の4人組が到着した。 登りで8人ほどのツアー登山客を抜いたが、その人たちだった。
 関西のおばちゃんではなかったが、それに負けず劣らずなかなか騒がしい!。(笑)
 年齢差があり?とても気に入っていただいたみたいで、おべんじゃらは出るわ、お菓子は出るわ、まぁ賑やかなこと。(汗)
 このおばちゃんたちを引っ張り上げたガイドさんは、白馬岳では有名なガイドさんらしく、悠長なお喋りはとても楽しかった。


冬が迫る白馬大池


冬が迫る白馬大池


 俊足のGさんが狂ったように飛ばすので、何とかついて栂池ヒュッテまで降りるともうバテバテ。
 ロープウェイ、ゴンドラと乗り継いで栂池高原駅へ戻ったのは、出発から5時間半後の13時半頃だった。

 そば巡りをしてきた森やんと合流後、森やんが見つけたお店へ直行する。
 栂池高原から国道148号線へ向かう道中にそのお店はありました。 昔の民家そのままのお店で看板がないとまったくわからない。

 名前は「ちゃんめろ」。HPはこちら

 玄関土間の横には囲炉裏があり、とっても落ち着く感じです。
 奥にお座敷があり、メニューから手打ちそばの大盛りを注文。
 地物のお付けものや付きだしが出て、まずは舌慣らし。これが結構美味しい。そばが期待できます。
 運ばれてきたお蕎麦は思ったより量が多い。 結構、お蕎麦屋さんの大盛りって「これで大盛り?」と言いたくなることが多いんだけど、ここのは正真正銘「大盛り」でした。
 玄関に「新そば入荷」と書いてあったので、楽しみにしていましたが、確かに美味しい!。
 最後にそばのプリン?まで出て、これで1,000円はお値打ちでしょう。

 さすが、森やんの「食」に対する嗅覚は相当なもの。おみそれしましたー。m(__)m


冬が迫る白馬大池 冬が迫る白馬大池
 
冬が迫る白馬大池 冬が迫る白馬大池
 
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冬が迫る白馬大池 冬が迫る白馬大池

 
 最後は定番、富山のブラックラーメンを食べてから帰宅。
 
 天候の関係で、雨飾山と白馬大池の二つに分けて登ることになりましたが、ま、こんな山行もたまにはありかなというところで終わりにしたいと思います。