蛇もおめざ
小寺山から石戸山・観音寺


●場 所:小寺山・石戸山・観音寺
●山 域:丹波
●日 時:2004年(H16)4月11日
●天 候:晴れのち曇り
●標 高:小寺山364m・石戸山548m・岩屋山506m・観音寺370m
●メンバー:ジミーちゃん・ぎっちょん・てる
●ルート:峠−P285−小寺山−P364−P441−賽の河原−石戸山−岩屋山−重ね岩−観音寺−福田



このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください


カシミール3Dは上記をクリック 地形図はこちらをクリック 地域の地図は上記をクリック


関電巡視路お馴染みの
プラスチック階段がお出迎え

 4月に入り日増しに暖かくなり、この日も今年の最高気温を更新するほどの暖か
さ…いや暑さの中、3人で登ってきました。
 今回の山は丹波の石戸山。コースの位置上、高見城山とのペアで登られているケースが多いですが、それだけでは物足りないと判断し、あえて福田から関電巡視路を歩きぐるっと一周するコースを描いてみました。
 しかし、この3人で登ると何かしらアクシデントが起こるというジンクスは生きつつあるということを核心した山歩きになってしまいました。(^^ゞ では本文へどうぞ。

 前日前々日とお天気は良好だったものの、この日になって少し薄曇り気味。
 大阪を8時に出発。現地に着いたのは10時半頃。出発がかなり遅くなったので、途中からピストンしなければならない高見城山はパスすることに決定。
 今回は僕の都合で帰りが別々になるため、車は2台で出向いた。なので、一台を下山位置、一台を登山位置に置いて出発。出発地は175号線から福田へ抜ける道の峠。ヘアピンカーブが連続する場所に関電の巡視路名物であるプラスチック階段(以下プラ階段)がある。そこからスタート。
 
 【10時25分】峠を出発
 プラ階段を登っていると、ぎっちょんが「あ!ヘビ!」と叫ぶ。先頭を歩くジミーちゃんが歩いたところをニョロニョロと横切っていくのが見える。姿形からするとどうやらシマヘビのようだ。 ここんとこの陽気でヘビも巣から出てきたんだろう。
 急な坂をズンズンと登っていく。一気に汗が噴き出し息も上がる。これからまた暑い暑いと言いながら登らなければならない季節がやってきたことを実感する。

【10時42分】79番鉄塔のあるP285
 関電の鉄塔が立っているところはたいてい見晴らしがいい。ここもたぶんに漏れず展望はgood!。初めての休憩。鉄塔には「北摂長田野線 79」と書かれたプレートがある。
 ここからは今日歩く尾根がすべて見渡せる。南には山南ゴルフ場の各ホールが点在している。

79番鉄塔のあるP285からの眺め 踏み跡はしっかりしている巡視路 巡視路名物はこのプレートもあります(^^ゞ

【11時02分】360度の展望 P364
 関電の巡視路は踏み跡がしっかりしていて迷わない。そんなに頻繁に巡視しているのか?と思ったりする。
 尾根沿いに歩き少しずつ高度を上げていくと、左右の分岐にさしかかる。進むべき方角は右だが、ここまで来たついでに小寺山までピストンしようと左に折れる。すぐさま小寺山と思われる小ピークにさしかかるがまったく展望はなく、その先を見ると鉄塔が見え、その下が開けているのが確認できた。 すぐそこだからあそこまで歩いてみようと行ってみた。そこがP364だった。
 何も遮る物がない360度の展望。北を見れば加古川の流れに氷上町の町並み、その右には高見城山への尾根が、西側には古天神山から高釣瓶、その奥には篠ヶ峰の山頂がちょこっとだけ見えている。
 ここから延びる送電線は一気に下界へ下降し再び高釣瓶へと駆け上がっている。まるでロープウェイのようだ。
 残念ながら天気が下り坂に向かっているためか霞んで遠くまで見えない。

氷上町の町並みと高見城山(鉄塔の左側)、そして右側の小ピーク群をこれから越えていく。

古天神山から高釣瓶
その奥には篠ヶ峰の山頂

【11時52分】コースをはずしたP441
 先ほどの分岐まで戻り、東へ歩く。また、関電の鉄塔下に出くわした後、しばらく歩くと出発地から延びる送電線が上空をクロスしている。そこに鉄塔があり81番と書かれている。この送電線と、先ほどのP364の送電線は別で、北側でクロスしていた。
 尾根沿いに道は延びているがP441の手前になって道は急に左(北)へ折れていく。方角的には東だし、関電の送電線沿いに道が進んでいるのならば道は北へ逃げていると判断し、東へ直登の道を選んだ。踏み跡らしきものも確認できたが、進んでみると南側は断崖絶壁の岩場に直面した。僕一人ならば問題ないが、岩場に慣れていない二人のことが気に掛かる…。 と思っていたら二人とも付いてきていた。(^^ゞ
 しかし、踏み跡はなくなり岩場は行く手を遮られ雑木林に逃げ込む。遮二無二急な雑木林を登り切ると尾根に道があって一安心。
  そのあとも、ぎっちょんが足を滑らせて落ちかかる所もあったりと冷や冷やものの場面の連続だったが、何とか難所を越えたようでここから高見城山から石戸山へ繋がる登山道の出合までは尾根沿いを普通に歩けた。

81番鉄塔からは送電線がクロスするのが見える P441へ向かってエスケープルートを登る

【12時27分】高見城山への登山道と合流
 高見城山からの登山道と合流ししばらく歩くと、石戸山が見える砂地の開けた場所にたどり着いた。
 ここでは石戸山へと延びているように見える南への道と南西へと向かう道とに別れている。てっきり方向的に南への道だとばかり思っていたが、その道を遮るように道標が2枚立てられていることと、踏み跡が思ったほどはっきりしていないので、南西の道をとることにした。結局それが正解だった。
 
【13時03分】賽の河原
 石戸山への登りはダラダラと長い坂道でかなりこたえる。休憩をとりながらやっとのことで賽の河原と呼ばれるこの場所まで来た。元々は大きな岩があったのだろうが、年月と共に崩れてしまったのか扁平な石がゴロゴロと散っている。
 ここからは比較的平坦な道のりで石戸山山頂へと続く。

P441を越えたところの崖
ぎっちょん怖いって!
高見城山から石戸山への道は良く踏まれた道 賽の河原は石がゴロゴロ

【13時08分】石戸山山頂
 石戸山山頂に到着。プレートの前で記念撮影をして、ちょっと遅めのお昼ご飯にとりかかる。
 そのとき、石龕寺の方向から一人の男性が登ってきた。挨拶をすると立ち話になって、近々グループでこの山を登る予定があるため下見に来たと話してくれた。今年の1月にも来たそうだが、そのときはこの場所に無線中継所の建物があったそうだ。この数ヶ月間の間に取り壊されていたらしく、しきりに感心されている。確かに建物が建っていたと思われる基礎が残っていた。
 あまりゆっくりもしていられないので、素早くラーメンを食べて先へ急ぐことに。13時52分出発。

石戸山山頂 石戸山にあった無線中継所の建物は撤去されていた

【14時01分】岩屋山山頂
 山頂を出発し下り下って奥の院経由石龕寺へ下る分岐に出た。僕たちは岩屋山方面へ行くので下らずに、真っ直ぐ進む。
 ほどなく岩屋山山頂にたどり着く。思っていたほど開けてはいないが切り立った断崖の上にあるので迫力はある。遠く白髪岳が見えている。
石屋城堀切跡の説明 岩屋山から見える展望

岩屋山山頂

【14時22分】重ね岩
 岩屋山を出発し観音寺へ向かう。石龕寺へ下る分岐を越えて「重ね岩へ」と書かれた道標の方角へと足を踏み込む。
 10分足らずで重ね岩に到着。歴史的な背景は知らないけれど、観光的にはなんてことのない大きな岩が重なっているだけ。(^^;

ツツジは至る所で見られた 石龕寺と重ね岩への分岐


重ね岩の下 観音寺への尾根道

【14時26分】奥多々良木線54番鉄塔
 奥多々良木線と書かれた54番鉄塔を越えてちょっとしたピークを登るとT字になっていて右へ折れる。再び送電線を上空に見送り歩くと観音寺のピーク手前で巡視路は南西にある山南ゴルフ場へ向かって左へと下る。観音寺へは尾根沿いに真っ直ぐ上がるのだが、ここからはさすがにあまり歩かれていないためか踏み跡は浅く、しかもシダが多い茂っていてわかりにくい。何とか踏み跡を見つけながら最後の登りを踏みしめる。

【15時00分】観音寺
 最後のピークにやっと到着。ここ観音寺は観音寺山ではなく標記は観音寺だ。そんな名だから昔はお寺があったのかもしれない。
 山頂は木々で被い茂り展望はない。少し開けた場所で記念撮影し、時間も押しているので早々に下ることにした。
 来た道を戻って巡視路からゴルフ場を巻いて下った方が確実だが、山頂からは尾根沿いに道があったので、ここまで来たついでに行ってみることにした。
観音寺への登りはシダの海 観音寺山頂


観音寺からの下りは不明瞭 足に来たジミーちゃんは転倒の連続

 尾根は北へ上がり徐々に西へと曲がっている。尾根沿いに歩くと道は幾重にも走りどれをどう歩こうかと迷ってしまうほど。うまく道を選び抜いて西へ向く尾根に乗っかった。下り始めると踏み跡は浅くなり次第に消えていく。平面な下りになりコンパスを見ながら方向を選んで下る。ここまで来ると下には車を置いている道が横切っているのが見えるので、もうそれほど心配はないがいくら時間をかけてもなかなか道が近づかないのでいい加減うんざりしてきた。
 ジミーちゃんはここへ来てさすがに疲れが足に来たのか、足に踏ん張りが効かずくるくる回ってばかりいる。(^^;
 最後の一踏ん張りというところで、切り株を見つけてその通り進んで下ると平地にたどり着いた。やったぁ〜降りれた。(^o^)
 野獣よけのフェンス扉を開け、干上がった川を横切ったところでまたまたヘビ!。今度はヤマカガシか?。
 やっと道路までたどり着いたら目の前に車があった。まさにどんぴしゃり!。お疲れ様〜。

最後は野獣よけフェンスでポーズ!

 あとは出発地にデポした車を回収しに行って、その足で汗を流しに温泉へGO!
 今回は温泉ではないけれど、薬草薬樹公園 リフレッシュ館のお風呂へ行きました。薬草をブレンドしたお湯で皮膚から薬効成分がしみわたるほどゆっくりと浸かってきました。休憩室も広く、無料でブレンド茶が飲めるというサービスもありお奨めのお風呂です。

 コース的にはそれほど難しい箇所はありませんが、無難に行くなら巡視路を忠実に歩く方がいいでしょう。石戸山を違った形で楽しみたい方ならお奨めです。