●山 名 岩籠山
●エリア 福井県
●日 時 2010年(H22)2月14日
●天 候 晴れのち曇り
●メンバー こごせさん、若草花子、pikkuさん、しんさん、てる
●コース
7:03 ドライブインしのはら
7:46 鉄塔跡広場
8:10 P361
9:46 P677
10:24 P708
10:40−10:54 インディアン平原
11:07−10:13 岩籠山山頂
11:17−12:05 鞍部でお昼
12:25 P708
13:37 P361
14:07 ドライブインしのはら




このホームページ内の記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします


赤色は登り
黄色は下り


 今回はpikkuさんの提案で福井県と滋賀県県境に近い岩籠山(いわごもりやま)へ出かけました。
 敦賀三山の一つで野坂岳・西方ヶ岳とこの岩籠山。
 実は今回までまったくこの山の存在を知りませんでした。名前も位置も。

 大阪で集合したのが午前5時。
 途中で朝食を取っていた、こごせさんたちと合流し、登山口であるドライブインしのはらへ向かう。
 現地に着いたのは午前7時前だった。
 山沿いに入っても雪は少ない。
 今年も暖冬とはいえ、福井県の東側のエリアはかなりの積雪だったはず。
余呉高原スキー場などは2m越えだった。
 それでこちらもと思っていたのだが、期待はずれで少々がっかり。
 

ドライブインしのはらにある案内板
この右側に登山口がある


 人気のないドライブインしのはらの駐車場に車を止める。
 この端に登山口があり、車を止めて支度をしていると、ドライブインのご主人がやってきた。
 「この辺りは大型トラックが止まるので、国道の反対側の駐車場へ止めて欲しい」と。

 ついでに岩籠山の登山道のことを聞くと、このご主人も昔は猟でこの周辺の山の隅々まで入っていたとか。
 今冬はまだ岩籠山へは登っていないそうだが、状況はよくご存じだった。
 帰りに下ろうと思っているインディアン平原からP629への尾根道の状況を聞くと「あの尾根はヤブだからね〜」と渋い顔。
 雪が少ないのはわかっているので即座に「やめやめやめ」。(笑)
 いろいろ詳しく聞いていると、ご主人が車はこっち(もう少し便利な場所)でええわと言ってくれた。ラッキー!。(^^)

 雪は凍っていたのでアイゼンを装着する。僕は行けるところまで付けずに出発。
 フェンスの横を進み、小さい谷から黄色テープに導かれて、つづら折れの登山道を登る。
 登ったところが開けた広場になっている。ここは元鉄塔のあった場所。ドライブインのご主人に教えてもらっていた場所だ。


登山口から見たドライブインしのはら フェンス沿いを歩き始める


一番の難所?の岩場はロープが張ってある


 進むにつれて徐々に雪は増えるが、傾斜の割にまだまだ雪は少なくスノーシューを付けるまでには至らない。
 このコース最大の難所?岩場の通過もロープがあり、難なく通過。


 時折、 と叫び声が。


こごせさんがツボ足で雪を踏み抜くたびに出る声。
最初はみな振り向いて見ていたが、たびたび発するので、終いには振り向く者もいなくなった。(笑)

 スノーシューを履いたのはP677へ延びる稜線に乗ってからだった。




稜線に乗った時点でスノーシュー装着 スノーシューの威力は絶大


晴天の下、P677の尾根と右手にP708が見える








 スノーシューを履いた威力は抜群!。沈まなくなって安心して前へ進めるようになった。
 ヤブっぽい尾根を抜けると南側がスパッと開けた場所に出た。ほぼ快晴で展望は遠く琵琶湖や鈴鹿山脈まで見える。素晴らしいお天気。
 トレースのない雪面を踏み続けていく快感。
 これぞスノーハイクの醍醐味だ!。

 しばらく歩くと太陽の光に照らされた樹氷が、まるでイルミネーションのようにキラキラと輝く光景に遭遇した。
 霧氷が木々いっぱいに付いて真っ白なキャンパスを描いているのはよく見るが、こんな風景は初めて見た!。
 感動に次ぐ感動でみな見とれて前へ進まない。
 それほど素晴らしい光景だった。 でも残念ながらそんな感動が画像からは伝わらない〜!。本当はもっとキラキラして光っているのです。(泣)






飴細工のような樹氷














P677から急斜面を一気に下る


 樹氷が照らされる風景にすっかり感動していたのはいいが、北へ進路を折れるところを通過しP677まで来てしまった。
 そのまま北へ斜面を下るがこれがなかなか急斜面。
 どれくらい急斜面かというとスノーシューでスキーができるくらい。(汗)
 あっと言う間に谷間まで滑り落ちた。
 ということは今度は登り返しが待っている。

P708への登り返し






 P708への登り返し。
 樹林帯を抜けると一気に展望が開けた。
振り返ると先ほど歩いたP677の尾根や乗鞍岳、琵琶湖、遠く金糞岳や伊吹山、鈴鹿山脈まで見渡せる。
この展望はまったく期待したものではなかったので、とても感動してしまった。

 メンバーが着くなり「後を見てみてみて」と催促する。 一同感動。思った通りのリアクションににんまり。(^^;
 しかし、あまりの好天で雪目になってしまった。サングラスはない…。 目が痛くて開けられない!。
 そこへ上から男性が降りてきた。「いいお天気ですね!」とこの日にこの山を選んだことをお互い笑顔で確認する。








 P708を過ぎてインディアン平原との鞍部も素晴らしいブナ林があった。
こちらは霧氷がびっしりと付いて白銀の世界。場所が少し違うだけでこうも雪の付き方が違うのかと驚いた。
 その真っ白な森を抜けると、目の前には真っ白な急斜面があった。インディアン平原への急斜面。

 アイゼンに履き替えるというしんさんを残して、僕らは先にこの斜面を登る。
一気に登りきってやろうと気を吐くが、途中で捕まりぜーぜーはーはーと大休止。 無理はいけません。(汗)
 雪面はクラストしていて、滑りそうと思いきや、スノーシューの歯が気持ちよく噛んで登ってくれる。
 インディアン平原一番乗り!。






懸命に登るしんさん


奥美濃の山をバックにインディアン平原の象徴の岩塊を見ながら登るしんさん


 遅れているしんさんを待つが一向に登ってこない。
 心配しているとしばらくたってから登ってきた。
 どうやらアイゼンを履いたものの、スノーシューに履き戻して登ってきたみたい。
 全員が揃ったところでバンダナショット。
 遠く白山が真っ白な頭だけを出しているのが見える。








敦賀湾と日本海




この風景にご満悦のわたくし


 昼食場を探しがてら、先に山頂を踏もうということになった。
 山頂まではすぐ。
 この尾根では先ほどのように樹氷でも霧氷でもなく、海老のしっぽがしっかりできている。日本海から吹き付ける風でできた芸術品だ。
 稜線上からでも敦賀市街と日本海は手に取るように見える。あちらは雪は見えず、このコントラストが面白い。
 
 そして、山頂に到着。
 吹き付ける風が冷たい。早々にバンダナショットを撮ってお昼を食べる場所を物色する。
 南側にもピークがあり、その鞍部がよさそう。


岩籠山山頂でバンダナショット



岩籠山山頂の南側にもピークがある






 今回は時間が厳しいと判断し、いつもの鍋料理ではなく、各自で用意してもらった。
 僕はお弁当とラーメン。暖めている間に、こごせさんがウインナーをボイルしたものを配ってくれた。熱々がとってもジューシー!。
 それとお得意のアルコール。今回は焼酎のお湯割り。 いただくと体が温まる。
 食事のあとはpikkuさんがぜんざいを振る舞ってくれた。 甘いぜんざいがとっても美味しい。


岩籠山山頂の南側ピークから再びインディアン平原へ下る


南側ピークを撮影するこごせさん


尻セード〜










 お腹も満たされたところで下りにかかる。
 当初は登りと下りは違うルートを歩こうと思っていたが、今回は無難にピストンとすることにした。
 天気は予報通り、午前中あれほど良かったのに曇り空に変わった。
でも、登りであれだけ好天の元、楽しめたので何とも思わない。
 時間はお昼を回っているが、登ってくる人が数人。 
 午後2時には下山完了。


足を伸ばして白谷温泉へ


 温泉は少し足を伸ばして白谷温泉へ。
 1ヶ月前にも訪れた温泉だ。
 早めに下山できたお陰で、午後6時には帰宅できた。
 
 樹氷といい展望といい申し分ない山でした。 今度は無積雪の岩籠山を歩いてみたい。