残雪を求めて金糞岳・白倉岳へ




●山 名 金糞岳
●エリア 滋賀県・岐阜県
●日 時 2009年(H21)3月21日
●天 候 快晴
●メンバー スナフキンさん、pikkuさん、てる
●コース 950m登山口 8:03
小朝頭 8:43
金糞岳山頂 10:01−10:12
白倉岳 10:49−11:00
金糞岳山頂11:32−12:45
鳥越峠14:06
950m登山口 14:25




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください




 
 今回の山は金糞岳。
 伊吹山の北にあり、岐阜県と滋賀県の県境にある標高1,317mの山。
 
 残雪を期待して、2箇所ある登山口(660mと950m)の一つ目まで車で乗り付けられたらいいのにと思っていた。
 が、660mに着いても雪の「ゆ」もなく、結局、難なく950mまでたどり着けてしまった。

 白倉岳からの尾根には白いものも見えるが、期待できるほどの雪はなさそう。
 それを見たお二人はスノーシューは置いていくと言った。普通はそうだろう。
 僕はというと、どうしてもスノーシューを使いたい気持ちが捨てきれず、重しになるのを覚悟で担ぐことにした。


950mにある登山口


スノーシューを担ぐ僕


 
金糞岳が見え始める






ブナの森が現れる


ブナの森にある観測用ソーラー足場


 雪に埋もれていた木々が冬眠から冷めるように枝を伸ばしている。
 掘り割り状に伸びる登山道にもその枝が交錯しザックに引っかかり歩きにくいことこの上ない。
しかも僕は無理矢理担いできたスノーシューが拍車をかける。困ったもんだ。

 小朝頭という小ピークを登ると金糞岳のてっぺんが見えた。地形図の感覚より遠い。
 この辺りからブナの森が広がる。まだ新芽が出たばかりのようだが、新緑紅葉になると、どんな風に景色が変わるのか楽しみ。
ぜひまたその時期に訪れたい。


新緑と紅葉の時期に見てみたいブナの森




 山頂が近づくにつれて裏側の展望が少しずつ見え隠れする。
 そして、待ちに待った大展望があった!。おぉ〜!。すごい!。
まず目に入るのは白山!。奥美濃の山々も雪が少なく、稜線近くが若干残る程度とは対照的に全体が真っ白。格の違いを見せつける。
 そして驚いたのが北アルプスや御岳、そして中央アルプスの山脈も見える!。もしかして南アルプスも…!?。
 快晴に加えて前日の雨で空気が洗われたのかもしれない。

 時間があるので、白倉岳まで歩くことにした。

金糞岳山頂からの展望
画像をクリックすると大画像で見られます
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白倉岳へ向かう
遠く残雪の湖北の山々も見える


スノーシューを無理矢理履いて記念撮影



東俣谷川を望む




白倉岳山頂が近づいた


昨年登った横山岳


 金糞岳からなだらかな下り斜面で、何とかスノーシューが履ける雪面を発見!。
 ここぞとばかり装着。今冬最後の感触を楽しむ。 その隣をすたすたと二人が通り過ぎていく…。

 白倉岳へは見た目以上に距離があるし、勾配も急だ。
それに中途半端な残雪もあってなかなか歩きにくい。でも何とかたどり着いた。
 白倉岳も金糞岳同様遮るものがなく好展望。昨年登った横山岳が間近に見える。
同じ時期に登った横山岳はあのとき2m以上の積雪があったのにこの少なさは…。
今年の暖冬がどれほど異常か物語っているよう。






来た道を戻る
右奥が金糞岳

 
白山の雄大な姿を眺めながら


金糞岳を目指して歩く二人(右)
左奥は白山






 金糞岳へ戻ったところへ、panaさんによく似た人の姿があった。 すると向こうから「てるさん?」と。やっぱりpanaさんだ!。
お互いサングラスをかけているのでわかりにくかったのだ。 隣にはtabitoさんも一緒。 こんなところで再会するなんてちょっと感動。

 花粉症がひどく山へ行けてないtabitoさんのためにこの金糞岳を選んだそうだ。
 会話もそこそこにいきなり、りんごをいただく。やっぱりpanaさん。もてなしの食べ物は事欠かない。
でも、元々お二人で来たんだから、このりんごの量は…?。
 下山するというお二人を見送り、僕らは昼食に取りかかる。 今回はなんと焼肉〜♪。フライパンでじゅ〜じゅ〜と焼き上げる。
 こうばしい香りに食欲も旺盛。あっという間に担ぎ上げた肉がなくなった。シメは焼きそば。これまたペロッとたいらげた。


panaさんとtabitoさんも一緒に記念撮影


シメは焼きそば


立派な三角点


望遠で白山の雄姿を撮った


 pikkuさんが入れてくれたコーヒーを飲みながら、展望を眺める。 ええなぁー。
 展望を十二分に楽しんで下山を始める。
 今日のコースはピストンしかないと思っていたので、コース自体に面白味はないと思いこんでいたが、pikkuさんの提案でそばを通る林道へ降りようということになった。
 僕もうずうずしていたので一も二もなく賛成に。(苦笑) やはり普通の歩き方では我慢できない二人がここにいた。(笑)
 前回の教訓で谷へはおりないように歩いたつもりだったが、谷が僕らを呼ぶのか、僕らが谷を選ぶのか、引き寄せられるように谷へ…。
 スカスカの雪を踏み抜き、急なところはザイルを出して、林道へ降り立った。 
このとき、ザイル作業に気を取られて、ストック1本を残置してしまう。(泣)




雪が溶けてドロドロになって流れてゆきます♪


バリハイへの道


最終的には谷を歩く羽目になり…


鳥越林道を歩く


金糞岳への最短登山口


鳥越峠にある石標




 長い長い林道を歩き、駐車地に着いたのは午後2時半前。長い林道だけは余分だった…。
 帰りに寄った温泉は、たまたま見つけた「健康パークあざい」。※温泉ではないみたい
 比較的新しい施設のようで気持ちよく汗を流せました。

 金糞岳。950m登山口から登るとお手頃で、山頂からの眺めも抜群ときて、お奨めの山です。
もっとお手軽に登るのなら鳥越峠過ぎの登山口からだと最短で登れます。