高畑山から譲葉山 縦走コース


●場 所:高畑山・金山・譲葉山・清水山・剣爾山
●山 域:丹波
●日 時:2005年(H17)5月4日
●天 候:晴れ
●標 高:
●メンバー:てる単独
●ルート:下滝駅−上滝−高畑山−馬頭−金山−鐘が坂トンネル上の尾根−譲葉山−清水山−剣爾山−石生駅



このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください


カシミール3Dは上記をクリック 地形図はこちらをクリック 地域の地図は上記をクリック

 今回歩いたこのコースは1年半前に瓶割峠から三尾山を歩いたときに瓶割峠から東はどんなコースになっているのか気になって、いつかは歩いてやろうと暖めていたコースです。それに金山と高畑山を加えてロングコース化してみました。うまくJR福知山線がコースを沿ってくれているので帰路はこれを利用することにしました。

 今年のGWはうまい具合に長く休みが取れるパターンにはまり、1日から3日までは奈良県のみつえ旅行村キャンプ場でキャンプを楽しみ、この日は単独で山を歩くことにしました。

 この日は嫁さんの実家に泊まっていてそこから出発する。まだ、納車して一週間にもならない新車を走らせ下滝駅へと向かう。最新のナビは的確に目的地へ誘導してくれる。快適快適。(^^)
 国道176号線から篠山川沿いに入る。まだ高校生の鉄道マニア全盛だった頃、福知山線が電化になるということでここまで撮影に来た記憶が蘇った。重いアルミケースにカメラ満載。足に肉刺を作りながら歩いた。あのとき撮った画像は今では貴重な物になっている。
 下滝駅前に到着。ここに限らず福知山線の沿線駅はコインパーキングが充実していて、僕のように車で来る人間にとっては利用しやすい環境が整っている。もちろん、JRを利用してもらうための施設だと思うが…。(^^;
下滝駅の駐車場
 
【6時56分】下滝駅を出発
 今回は下滝駅から山を縦走して石生駅まで歩き、帰りはJRで下滝駅まで戻るので好都合だ。
 そのパーキングに車を止めて支度を整えて出発。歩き始めてすぐにすれ違ったおばさんが「おはようございます」と挨拶をしてくれた。もちろんこちらも「おはようございます」と応える。朝から挨拶を交わすと気持ちがいい。(^^)
 車で走ってきた道を上滝まで戻り、北へと曲がる。説宗寺の前を素通りし村落へ入る。西へ入る道を見極めて進む。途中で林道が二手に分かれ右をチョイス。途中までは車が入れるほどの道だったが、それもなくなり杣道となる。ここも昨年の台風の影響を受けてか倒木が多く、踏み跡が浅い杣道が絶たれて先がわからなくなる。



上滝の村落 上滝からの林道

林道が終わり杣道になる P401の周辺



展望のない高畑山
 
【7時55分】高畑山山頂
   探しているうちにいつの間にか北へ進路を振っていて西尾根に乗っていた。これをP401からの尾根と勘違いしたものの、すぐにおかしいと感づいて修正。本当のP401からの尾根に乗り北上。
 尾根沿いには杣道らしき踏み跡があり心強い。途中で高畑山への分岐があり、ついでなので寄ってみる。鬱蒼と茂る雑木を抜けると山頂に差し掛かる。ここが高畑山。だが、まったく展望はない。そうなれば長居は無用。次の目的地へと進む。

「昭43大山」の
ポールが目印に
登山用か赤テープが巻かれている

尾根道はしっかりした踏み跡が 金山が見える

黒頭峰・夏栗山・三尾山が見える

【8時52分】馬頭
 馬頭までの尾根は踏み跡もしっかりしていて迷うところはなかったが、日が上がるに連れて暑いのなんの!。日陰が多くてこれだけ暑いんだから日なただったら…。
 馬頭では鉄製のポールに赤テープが巻かれて「馬頭502m」と表示されている。展望は全くなし。
 ここで地形図上では5方に尾根が分かれていて、事前の調べでも一番困難な地形と思っていた。しかし、細い尾根が90度左へ折れているのが見えて、これが地形図とピッタリ合うのでこれに乗っかってみた。これが正解!。(^^)

馬頭の目印はこのポール 左拡大図 左へ折れる尾根に乗る アンテナ施設

【9時21分】妙見堂跡
 妙見堂跡の手前で何かのアンテナ基地の広場へ出てきた。ここから妙見堂跡へは道もしっかりついていて導かれるように歩く。
 妙見堂跡は「跡」と呼ばれるように過去の趣を残しつつ経年劣化しているような雰囲気。ほぼ素通りで金山城跡へと向かう。
 2月頃には節分花が咲くこのエリアで囲炉裏のオフが毎年行われる。

妙見堂跡 立派な道標? 金山城跡への道

【9時31分】金山城跡
 竹藪を抜けると金山城跡に到着。日差しが厳しいので日陰へ逃げるが、ハエが思わず口に入りそうなくらい大量に飛んでいて、とてもゆっくりとできる状況ではない。すぐに北面にある鬼の架け橋へ向かう。
 自然にできたとはいえ不思議でならない石の造形美に感心しつつも、岩を見るとぶら下がって見たくなるのは、クライマーの性か?。(^^ゞ
 その先の展望は素晴らしく、眼下には176号線をミニカーのように走る車が見える。目の前にはこれから歩く譲葉山や向山が見えている。本当に歩けるのかなぁ〜と心配になってきた。(+_+)

金山城跡

鬼の架け橋にぶら下がる(^^;


正面に譲葉山が見える


金山城跡からP428への道 鐘ヶ坂峠

 たいした休憩も取らずに先へ急ぐことにする。性分とはいえじっとしていられないということは、何かに付け損だと思うがこればっかりはもう変えられそうにもない。
 金山城跡を一周するようにくるっと一回りして、次なる目的地の譲葉山へと向かうことにする。
 鐘ヶ坂峠はまるで峠道だけが掘られたように尾根を横切っている。滑り降りようかと思ったがよく見ると横に降りる道があった。この下が鐘ヶ坂トンネル?。それを越えた辺りで斜面の下を見ると国道176号線が見えた。 これから歩く譲葉山がチラチラと木の間から見える。
 このエリアが地元のたぬきさんから以前、この道の情報を頂いていた。それによるとこの瓶割峠への分岐がわかりにくいということだった。ネットの記録を見てもみなそう書いてある。そんなわけで注意しながら歩いていたお陰か、幸い迷わずにうまく譲葉山への道に乗れた。
 ここから譲葉山への道も細かい枝尾根が多く、迷いやすい箇所だ。P431.8を過ぎてしばらくしたところで、、道が突然不明瞭になり… ありゃりゃ。コンパスを見ると南を向いていました。すぐに引き返すと左手(西)にちゃんと踏み跡がありますやん!。そろそろ疲れが出てきたか集中力が細ってきたかな。(~_~;)
 途中で大きなヌタ場があり、イノシシがいるのかと少し緊張する。

尾根道とはいえほとんど展望はない 途中で見えた譲葉山 だいぶ近づいてきた

【11時54分】譲葉山
 譲葉山への坂道はきつかった。ここまで結構な距離を歩いてきて、その上この坂道はかなり堪えた。何度か休憩し持ってやっとのことで山頂に到着。権現堂と呼ばれる小屋がある。
 喉は渇くがお腹はそれほど減っていなかったので、おにぎり一つを頬張り出発する。
 P541まではぐっと下り、そのあとはなだらかな尾根にかわる。
 向山と清水山への分岐に差し掛かる。本来は向山から回り込んで下山する予定だったが、だんだんと気力が萎えてきて、もうどうでも良くなってきた。(^^; しかもあまりの暑さに持ってきた2Lのスポーツドリンクが底をつき始めていた。少しでも距離を縮めて下りたい。迷わず清水山へと踏み入れた。(^^ゞ

権現堂前で記念撮影 親切な道標


譲葉山・清水山・向山の分岐地点 動物の住処? 岩の囲みがあった

【13時30分】清水山
 譲葉山迄の道のりとは違い、さすがにハイキングコースにもなっているこちらのルートは道標もしっかりしている。
 清水山は関電の反射板があり、南側が開けていて見渡せる。今日歩いたルートがどの辺りか定かではないが見えているのだろう。

清水山山頂から見えた南側の展望

清水山山頂



剣爾山プレート

【13時45分】剣爾山
 ここでとうとうスポーツドリンクが底を突いた。暑さで体はヘロヘロ。こんな山行を企画したことを後悔しつつも(^^;、見晴らしのいい剣爾山で一息つく。
 水分れ公園駐車場から向山、そして清水山へと一周できるコースはお手軽で、しかもこれだけ展望のいい箇所が豊富だから人気があるのだろうと思う。それに駅から近い点も見逃せない。





石生から向山への尾根



【14時30分】石生駅
 剣爾山から下る途中も石生の町を一望できる箇所がいくつもあり、その都度展望を楽しみながら下る。
 やっとのことで住宅地へ下ることができたが、アスファルトの照り返しでさらに体はヒートアップ!。自販機を求めて彷徨い歩く。見つけた自販機で買ったお茶を駆け付け2本。合計1Lを一気に飲み干した。(~_~;)
 石生駅で切符を買おうと駅員さんに次の列車の時間を聞いたら、何と1時間近くありませんとのこと。
 ここまでたいした休憩も取らずに歩き続けたんだから、久しぶりに鉄キチにかえって駅のホームで列車が来るまで待つことに決めた。その昔、鉄キチの頃は駅で1時間待つことなんてザラにあった。その頃に戻ってベンチに腰掛け靴を脱いでボーッと時間を過ごす。
 10日前に起こった福知山線脱線事故の影響でダイヤがかわる告知板が目を引く。
 来た電車は篠山口行きでほぼ満員だった。
 走る電車からは歩いてきた山並みが見えている。7時間あまりかけて歩いた距離を電車はものの15分ほどで走り抜けた。
 駐車場へ戻るとフロントガラスには「駐車料300円を納めてください」との張り紙があった。もう納めたってば。(^^;