寒波到来 雪の笠形山

笠形山山頂
●山 域:播州
●日 時:2005年(H17)12月25日
●天 候:晴れ
●コース:大鳥居−笠形寺−笠形神社−笠の丸−笠形山山頂
●メンバー:てる単独




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください

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 12月の中旬あたりから近年にはない寒波が到来し、テレビでは「記録的な積雪」という言葉が当たり前のように聞かれるようになった。
 今年最後に登る山を物色する。午後からは家族の都合に合わせるためお昼過ぎまでに帰宅できる山でないとダメ。こまくささん主催の武奈ヶ岳オフにも参加したかったが時間的に無理。せっかく雪が積もっているのに雪山を省く手はない。あれこれ考えて一度登っている笠形山に決定する。雪山を始めたのが前シーズンで単独では何かと不安なので、一度歩いている道なら不安要素も減ると考えた。

 朝、目覚ましで起きたもののまた寝てしまった。次に起きると6時前!。慌てて支度をして出かける。
 中国道を西へ。名塩SAあたりから沿道には雪が見えだし、同時に車が示す外気温はマイナスを示しだした。福崎ICを降りて県道43号を進む。
 途中で日に照らされて白く浮かび上がった笠形山が見えた。車を止めてすぐさまデジカメで撮る(左下画像)。
 さらに進み船坂トンネルの手前まで来た。ここまでは何とかノーマルタイヤでも問題なかったが、ここから鳥居まで急坂で、しかも圧雪になっていて登れそうにもないため、チェーンを巻く。買ったばかりのチェーンは思っていた以上に簡単に付けることができた。ガタガタと音を立てながらゆっくりと坂を登っていく。
 途中に以前にはなかった大きな登山者用の駐車場があった。確か、先にもあったはずと先へ進むと鳥居の先に昔はなかった獣除けのフェンスがあった。フェンスを開いて車を進めるも急坂すぎてスリップし登れない。バックして戻ろうとしたら、地元のおじさんが見ていて、鳥居の前に車を止めたらいいと言ってくれた。 「ノーマルタイヤでも4WDやったら登れるのになぁ」と自分の軽4を叩きながら話す。

県道から見えた笠形山
画像をカーソルを置くと
説明文が表示されます
大鳥居前にあるフェンス

 
















【8時28分】鳥居前を出発
 装備を調えて出発。笠形寺の横に延びる参道を進む。平行して林道も走るがこの参道(登山道?)の方が幾分かショートカットできる。徐々に雪は深くなり休み堂で20cmほどになった。

休み堂前

【9時12分】笠形神社
 お天気がいいので植林帯の間から真っ青なそらがチラチラ見える。時折、バサッ!っという音と共に葉に付いた雪が落ちてくる。そのたびに光に照らされた雪が舞う。
 一気に登ったので汗が落ちてくる。笠形神社で一休み。

笠形神社
 
福崎市内方面を望む





 ここからはやっと登山道らしく細い道になる。踏み後はあるがどうやら今日ではなさそう。トレースはしっかりと付いているので雪で道が埋もれても間違うことはなかった。
 植林帯を抜けると車で走ってきた県道43号線を見下ろす展望台に出る。青空が気持ちいい。せり出た木の葉についた雪を手で押さえながら登るが、落ちてきた雪が背筋に入ったりして一人で叫び声を上げる。(^^;

トレースが延びる笠形山への登山道

植林の間の開けた場所





植林帯の中の急坂

【9時45分】笠の丸
 植林帯と植林帯の合間に開けた場所が一部ある。ここも展望がいい場所。再び植林帯に入ると見上げるような急坂にあたる。以前来たときはここで年配の団体さんをごぼう抜きしたが、無理して抜いたのでバテた記憶がよみがえる。(^^;
 笠の丸に到着。目線の先に笠形山の山頂が見える。真っ青な空にポツッと盛り上がっていて、東屋までしっかりと確認できる。もう見えた途端に3冠馬ディープインパクト顔負けの蹴り足で怒濤のごとく飛ばして、あっと言う間に山頂に到着!。\(^o^)/ (※ちなみにこの日に行われた有馬記念ではハーツクライに次いで2着でした)

笠の丸にある東屋
 
笠の丸から見える笠形山山頂

【10時】笠形山山頂
 山頂に着いてみると誰もいない。一番手で山頂をゲット!。(^^)/
 相変わらずほぼ360度の展望に加えてこの晴天。しかも周りの山々は雪をまとい素晴らしい雪景色に「犬は喜び庭駆け回り〜」のごとく、新雪の上を走り回る。誰もいないからできることだけど。(^^;
 一息ついて正気に戻ったところでテルモスに入れてきたお湯でコーヒーを入れて改めて展望を楽しむ。人気を感じてふと後ろを見るとご年配の夫婦がたっていた。もう少し早かったらやばいところだった。(^^;
 このご夫婦はグリーンエコーから登ってきたそうで、扁妙の滝のことを聞くと凍っていて素晴らしかったご様子。今回、登山コースをどちらに取るか考えたが、無難に笠形神社からのコースにしてちょっと後悔。でも、この展望を見るとそんなことは消えてしまっていた。
 尾根伝いに延びる入相山、飯森山、そして千ヶ峰まではっきりと見える。左には段ヶ峰の台地状の形があり、そのずっと左には三室山かな?。遠くは霞んでいて見えないが、氷ノ山あたりまで見えているはず。
 こまくささん達が登っている武奈ヶ岳は遠すぎて見えないが、どこまで登っているだろうか。そのオフに参加しているしんさんとえりさんは昨日入籍した。お二人とは今年何度か一緒に山に登った。今日は新婚一本目の記念すべき山行だ。今日、同行できなかったのは残念だったが、武奈ヶ岳の方角を向いて「おめでとう!」とつぶやいた。


山頂のベンチ前で記念撮影

【10時23分】笠形山山頂を出発
 寝坊をしたのが響いてあまりゆっくりしている時間がない。下山を開始する。
 下りはアイゼンを付けている方が安心だが、付けるほどではなかったのでそのまま下った。みごと3回すってんころりん!。(^^;
 登る人とすれ違う回数が増えてくる。ご夫婦からは「早いねー」、ご年配の団体さんからは「何時頃に鳥居を出発しましたか?」と声をかけられる。縦走でもするのかなと思うような荷物を担ぎピッケルを手に持ったお兄さんもいた。
 登りの厳しさが嘘のように小走りで降りたのでおよそ1時間余りで鳥居まで到着してしまった。

【11時25分】鳥居前に到着
 県道までの道は所々、圧雪した雪が残るがそれも少しだけ。すぐにチェーンをはずして走る。アスファルトの道は太陽で熱せられた雪が水になって蒸発し湯気が出ている。日差しが車内に差し込み暑いくらい。窓を少し開けて外気を入れる。
 短い時間だったけど今シーズン発の雪山を登ることができて満足の内に帰ることができた。