シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走
囲炉裏


鹿島槍ヶ岳北峰

●山 名 鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳
●エリア 長野県・富山県
●日 時 2014年(H26)9月13・14日
●天 候 晴れ時々曇り(両日とも)
●メンバー タケさん、ケイコさん、森やん、じゅんちゃん、てる
●コース −1日目−
 5:51大谷原
 7:01砂防ダム
 9:50高千穂平
11:41−12:16冷乗越
12:30冷池山荘

−2日目−
 4:00冷池山荘
 4:59−5:36布引岳(山)
 6:12−6:39鹿島槍ヶ岳南峰
 7:04−7:36鹿島槍ヶ岳北峰
 8:06−8:19鹿島槍ヶ岳南峰
 8:52−9:01布引岳(山)
 9:44−10:11冷池山荘
11:18−11:27爺ヶ岳中峰
12:11−12:43種池山荘
14:10ケルン
14:58扇沢登山口

 





このホームページ内の記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします





シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 地形図









召集令状(メール)が届いた。
「〇〇への懺悔旅」と題したメール。
誰への懺悔?。(笑)

まぁとにかく年に一回の恒例行事としてアルプス山行を企画。

どこへ登る?
あーでもないこーでもないと浮かんでは消える山の名前。
最終的に決まったのは


鹿島槍ヶ岳


後立山連峰の中でも白馬岳と並び日本百名山の一つに数えられる名峰。

そして、一泊二日でバリエーションを持たせるためメジャーな扇沢ピストンルートではなく
あえて難所の赤岩尾根を選んだ。
これが吉と出るか凶と出るかは後々のお楽しみ!。


メンバーはタケさん、ケイコさん、森やん、じゅんちゃん、僕の5人。

前夜12日に長野県入り。あぁ何年ぶりだろう。(泣)
大阪はまだまだ暑く当然ながら半袖で過ごせるのだが
ここ扇沢へ降り立つと涼しいどころか


寒い!。



そりゃそうだ。気温9度!。大阪なら真冬並みの気温。


シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 扇沢時計
扇沢の気温 9度!



扇沢の柏原新道の登山口にできた新しい駐車場へ車を滑り込ませる。
ギリ2台分空いていてセーフ!。
全部で20台ほど駐められそうだがこの時間(深夜12時すぎ)で満車とは人気の程がうかがえる。
寝る前に軽くプチ宴会をして車内で仮眠。


4時半起床。
連休中の天気はどうだろう?。
しかし、通常の天気予報は山の天気ではない。街中の天気予報だ。
そこで登場するのが山岳専用天気予報サイト。

山の天気予報「ヤマテン」

日本全国の著名な山はある程度網羅している。
しかも、その記載内容がすごい。
山の中腹、山頂など高度毎に分けられた天気予報、主尾根のどちらがわに雲が沸き立ちやすいとか
気温、風力も記載され
翌日と翌々日までの予報がメールで届くシステムになっている(指定した山)。
そしてその実力はいかに?。


今回登録したのはもちろん鹿島槍ヶ岳。

前日の夕方の予報ではこの日(13日)は

「弱い冬型の気圧配置となり中腹以下では晴れ間の出るところもあるが夕方は標高の高い稜線では一時的に降雪がある」

とのこと。



車を一台デポしてもう一台で大谷原へと向かう。
爺ヶ岳スキー場を過ぎると道は細くなり、突如開けた場所にたどり着く。
ここが大谷原。
すでに登山者か、はてまた釣り客かの車でほとんど空きスペースはない。
この状況から察するに冷池山荘の混み具合が怖い。

すぐに支度を調え記念撮影をし出発。
そうこうしているうちに次々と登山者が出て行く。


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 大谷原駐車場
大谷原登山口の駐車場
トイレもあります
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 大谷原
大谷原登山口にある郵便ポスト前で記念撮影
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 大谷原
北俣本谷に架かる橋
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 林道
林道は途中で一般車通行止め
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 くるみ?
くるみ?
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 林道
3kmほどの林道を1時間かけて歩く
 


道は沢沿いの護岸工事のためか登山者に対して注意書きの看板があちこちに見られる。
道路は砂利道だが車が走っているためか締まっていて歩きやすい。
雑談をしながら歩いているとあっという間に砂防ダムへ到着。

砂防ダムの手前には工事関係者用のプレハブ小屋があり
その裏手にはトイレがある。
誰でも使って良いとの張り紙が。
なかなか良いではないか!。

さて、砂防ダムの下のトンネルをくぐる。
その昔、タケさん森やんと歩いた水平歩道のトンネルを思い出す。
あの道は楽しかったなぁ〜。
下の廊下・水平歩道のトンネルの画像はこちらをクリック。



 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 砂防ダム手前
砂防ダム手前に掲げてある手製の看板
とても丁寧に書いてある
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 砂防ダム
砂防ダム全容
奥の尾根は鹿島槍ヶ岳からの東尾根
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 作業事務所のトイレ
工事関係者用のトイレですが
登山者も使っていいと書いてあります
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 砂防ダム
森やんゴール!?
ちゃうちゃう!(笑)
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 砂防ダムのトンネル
砂防ダム下のトンネル
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根登り始め
この先を知らない無邪気な笑顔(笑)
 
 

そして!
いよいよ本番!。
赤岩尾根の登場ぅ〜!。
見上げる道。
ガクッと落ちる歩くスピード。

そして
徐々に消えていく森やんの姿…。
ま、いつものことですが。(笑)


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根
ケイコさんもまだ笑顔
  
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根
普段の不摂生が祟って?(笑)
最初から厳しい姿勢のタケさん
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根
木製の梯子はかなり痛んでいたが現役
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 タケさん
以前の軽快な歩きが自慢だったタケさんはどこへ〜(笑)
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 何の実?
何の実でしょう
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 空
空の雲が印象的
 


木や鉄の梯子が連なる急坂を登り終え
すこぶる見晴らしのいい高千穂平に到着。

出発地の大谷原がしっかりと見える。
これだけの距離、これだけの高さを登ってきたんだ〜!と実感できる山ってなかなかない。
しかもここからは今日の到達点である冷池山荘までもが見える(ちらっと)のだ。
そう、ここは登り始めから終わりまでがずずずら〜っと見える素晴らしい地点なのです。
ま、残りの苦しみが見えてしまうという欠点もあるのですが。(汗)

それほどいい場所なので大谷原から登ってきた登山者が一斉に休憩してる。
天気も安定していて風も穏やか。
まさに絶好の山日和!。


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 東尾根を撮影
鹿島槍ヶ岳からの東尾根を撮るじゅんちゃん
 

シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 爺ヶ岳
爺ヶ岳北峰の斜面からは頻繁にガスが立ち上る


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 リンドウ
蜂がリンドウの花粉を求めて飛んできた
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 東尾根の雪渓
東尾根の谷には大規模な雪渓が今も残る
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 高千穂平と森やん
瀕死の森やんもカメラを向けると生き返ります 
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 高千穂平で記念撮影
まだ砂防ダムから半分も来てない
高千穂平
 

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 高千穂平から大谷原の河原を見る
ここ高千穂平からは大谷原の広河原も見える
 

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根
爺ヶ岳と赤岩尾根
(右のキレットの少し上に冷池山荘があります
←この画像では見えていません)
 

  

高千穂平を境にそれまでは木の根が見える尾根の先をあえぎ登る道から
この先は高度感バリバリがら場が連続する急斜面に変わる。

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根
わかりにくいですが両サイドすぱっと落ちてます(汗)
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 野いちご
美味しそうな野いちご
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 森やん
普通に休憩してるだけですがなにか?>by森やん
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 タケさん
ダケカンバの森を歩くタケさん
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 じゅんちゃん
稜線が近づくにつれてガレ場が多くなる
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 ケイコさん
ここが一番の難関処
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 冷乗越
冷乗越の道標が見えた!
 


尾根が見えた!。
黄色い道標がある!。
やった!。
冷乗越(つめたのっこし)だ。
やっと赤岩尾根を突破したぁ〜!。

尾根に出ると…







 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 冷乗越
ひゃっほー!
冷乗越(つべたのっこし)からは剱の稜線が!(雲がかかってますけど)
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘
崖の際に建つ冷池山荘



ここまでの順位。
1位 じゅんちゃん
2位 僕
3位 ケイコさん
4位 タケさん


5位…














 森やん ←順当な位置(笑)



じゅんちゃんとケイコさんには先に冷池山荘へ向かってもらいタケさんと森やんの到着を待つ。
しばらくしてやばそうなタケさん到着。
そして、ずーっとしばらくして森やんが現れた。
まるでこの世の辛さのすべてを背負って歩いているかのごとく
その顔は苦渋に満ちていた。(笑)

 

シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 冷乗越
画像の文章はフィクションです
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 赤岩尾根 冷乗越
鹿島槍?なんじゃそれ?
わしゃもうここでええんじゃ!>by森やん

はいはい
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘
外観は歴史を感じさせる冷池山荘
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 生ビール
生ビール〜♪




冷池山荘に到着。
事前に電話で予約をしてあったのでスムーズに寝床を確保できた。
今日は今期一番の入りになるとか。
今年の天候は雨が多く休日などは決まって雨が続いたので
連休で晴れたのは今日が初めてだったようだ。
なので満員御礼。


そしてお待たせしました。
ここ冷池山荘では北岳山荘と同じく



生ビール



の販売があるのです。
そう、街中の居酒屋と同じくジョッキで飲めます。

てな訳で2,600mの高地で
いっただっきまーす!。


 シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 生ビールと僕
 



冷池山荘の紹介。



シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 部屋

僕らの寝床 7号室はこんな感じ
ちなみに僕らの寝られるスペースは
右上の四分の一だけ。(汗)
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘から見た赤岩尾根
冷池山荘のテラスからは今日登ってきた
赤岩尾根が見えた
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘から見た鹿島槍ヶ岳
テラスから見える鹿島槍ヶ岳
残念ながら午後からはずっと雲の中だった
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘
山荘の前は飛び込みで来た登山客が受付を待っている
宿泊するためには3時まで待たなければならないのだ
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 夕食前のロビー
玄関と談話室では食堂の受付を待つ人でごった返している
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 夕食
山荘の夕食
味噌汁とご飯はおかわり自由
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 夕食
今日一日の消費したエネルギーを補給しましょう!
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 夕食後のリラックス
団らんなひととき
結局、山で5人で揃って撮ったのはこれが最後となりました
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 今夜の寝るスペース
二人の間のこのスペースが僕の寝床(泣)
 

食事が終わる部屋へ戻ると外は雨…。
おぉ!雪ではなかったが雨だ。
ヤマテンの予報、今日はほとんど〇だ。
素晴らしい!。

ちなみにこの夕方に発表のあった明日(14日)の予報は


「日本海側の高気圧に覆われる。このため、朝のうちは晴れるところが多いが
日中は500hpaで-12度以下の強い寒気に覆われているため、次第に積雲がわき上がり
稜線では霧が広がりやすい天気に。風は特に強まらない見込み」


とある。
翌日を乞うご期待!。


他にすることもなく
またこれだけの人口密度が高い小屋の中ではくつろぐこともままならず
午後6時過ぎながら


寝る


ということになった。

常に体のどこかが隣の人と当たっているという状況で寝なければいけない。
これが両隣がかわいいお姉ちゃんだったら…。
いや、まてよ。
それはそれで寝られないか…。


予想通りほとんど寝られずウトウトしては起きるの繰り返し。
時間は一向に進まず何度も時計を見てはため息。





  





外は真っ暗な午前3時過ぎ。
  ご来光を見ようという人で室内も廊下もドタバタしだした。
お弁当の配布が4時なのでみなこの時間に動き始めるのだ。

しかし、ここで森やんが突然のリタイヤ宣言!。

やはりというか膝がかなり痛むらしい。
鹿島槍ヶ岳山頂までは昨日ほどの厳しさはないが距離は長いので扇沢までたどり着くことを考えると不安がよぎる。
ということで森やんだけ一人扇沢へと向かうこととなった。

僕ら4人は支度を調えお弁当を受け取り鹿島槍ヶ岳山頂を目指す。
 
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 早朝出発小屋の前
山荘前は早朝にもかかわらず出発する登山者でいっぱい
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 お弁当を受け取る
受付でお弁当を受け取る人
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘 お弁当
お弁当
鹿島槍ヶ岳山頂でいただきます
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道
ヘッデンを利用して登山開始
麓には同じく登ってくる登山者のヘッデンが見える
バックにうっすらと見えるのは爺ヶ岳

 

お弁当を受け取った人が一気に登山道へ流れ込む。
そのためテン場まで渋滞続き。
テン場からお弁当の受け取りやトイレやと小屋へ降りる人とご来光の登る人で入れ違いが生じ前へ進まない。
あらかじめいろいろなパターンを考えておかなければ時間通りに動けない。

テン場からは先頭に立ちペースを上げる。
登山道は暗闇が続くがヘッデンを付ければ充分見分けが付く。

そういえば日本海から太平洋へアルプスの尾根を縦断するマラソンレースを思い出した。
ほとんど睡眠を取らず夜中も走り続ける映像に、夜中も?真っ暗で道わかるん?と思っていたが
アルプスほど道がしっかり踏まれていて分岐の表示もしっかりし
また、今宵のような月明かりが味方に付いていればそれもありかと。
ま、僕のような凡人には表面上しかわかってないんだろうが。(^_^;

ご来光は布引岳(山)で迎えることになった。
暗闇から夜明けへ。
紺碧の深い青からオレンジのエリアが広がっていく。
その下には地平線を埋め尽くすような雲海が広がる。
まさに2千mを越える山だからこそ見られる風景!。
山の醍醐味ここにあり。



 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 布引岳からのご来光
布引岳(山)でご来光を待つ
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 布引岳からのご来光
ご来光を待つスタイルは皆同じ
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 布引岳からのご来光
じっと待つのも楽じゃない
気温0度!
寒すぎ!
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 布引岳からのご来光
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 布引岳からのご来光
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 滝雲
ズバリ岳へ延びる尾根沿い岩小屋沢岳、鳴沢岳の尾根に
滝雲が流れ落ちる
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 布引岳からのご来光 剱岳
剱の尾根にも日が当たり始めた
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道 布引岳からのご来光
雲海から太陽が上がった
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道
鹿島槍ヶ岳の山肌が真っ赤に染まる

  


東の空から太陽が上がる。
歓喜ともため息ともとれる登山者の声へ同調するように思わず僕も声が出る。
今日も一日が始まる。
いい日の予感。


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道
防寒具で完全武装のお二人
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳への道
鹿島槍ヶ岳山頂までもうすぐ
  


ご来光を堪能した後はいよいよ鹿島槍ヶ岳山頂を目指す。
朝日を真横に受けながら登る山。
頂は豆粒ほどの人がうじゃうじゃいるのが見える。(笑)
気持ちは逸る。
が、山頂直下はククッと傾斜が持ち上がり逸る気持ちとは逆でスピードは上がらない。
それでも一歩一歩踏みしめ登る。

そして…
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳からの展望
鹿島槍ヶ岳山頂
歩いてきた尾根が一望!
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳からの展望 北峰
鹿島槍ヶ岳南峰山頂から北峰を望む
 


やったぁ〜!山頂ゲット!。
360度パノラマ!。
回り全部知ってる山!山!山!。
しかも百名山だらけ!。
剱岳、白馬岳、槍ヶ岳、雨飾山、遠く中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、そして富士山も!。
雲一つない晴天。
僕は持ってる!。(笑)

しばらくしてじゅんちゃん到着。
そしてタケさんとケイコさんも到着。
ごくろうさまでした。
4人揃ったところでプレートを前に記念撮影!。

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳からの展望 山頂は大賑わい
山頂は登山者でごった返す
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳からの展望 山頂で記念撮影
4人で登頂記念
 
 

しばらく展望を楽しんだ後、僕とじゅんちゃんはここ南峰を出て北峰を目指す。
鹿島槍ヶ岳は南峰(標高2,889 m)と北峰(標高2,842 m)からなる双耳峰で
繋がる吊り尾根は見るからに厳しそうな岩場だ。
実際、岩場を一気に下降しスパッと切れ落ちたナイフリッジの尾根をへつるように渡る。
しかし、岩場大好きなわたくし。
ここは水を得た魚。(^^)v
しかし、方やじゅんちゃん。
あとで聞いた話しこういう場所、苦手やったらしい。
え?えぇぇ!?


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳南峰から北峰へ縦走
まずは急な岩場を慎重に下る
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳南峰から北峰へ縦走
八峰キレットをバックに
この高度感たまりません!
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳南峰から北峰へ縦走
マーキングに沿って歩く
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳南峰から北峰へ縦走 八峰キレットへの分岐
吊り尾根の終わりにキレット小屋への縦走ルートと
鹿島槍ヶ岳北峰との分岐がある
 


吊り尾根が終盤にさしかかると見慣れた黄色の道標が現れる。
ここから左は五竜岳への縦走ルート。
難関、八峰キレットへの玄関口だ。


行きてぇ〜


そこはグッとこらえて右を進む。(泣)

ほどなく北峰山頂。


せまっ!


南峰と違い北峰はとても狭い。三分の一くらいか?。
しかし、登山客は十分の一以下で南峰の賑わいが恋しいくらい寂しい。


ここで北峰へ来たらぜひとも見てみたかった場所がある。
それは「カクネ里」。
鹿島槍ヶ岳北峰からだと遠見尾根への方角の下に見えるカールがそれだ。
山仲間であるたらちゃんにこの数日前に教えてもらった小説「サイレント・ブラッド」。
その中に出てくる核心部がここ、カクネ里。

大谷原から厳しい沢を遡行するか尾根から岩場を下降するかしか降り立つ方法がない秘境中の秘境。
カクネ里という名の由来は平家の落ち武者が隠れ住んだというところから来ているそうだが
「サイレント・ブラッド」では…
ま、この先は本をお読み下さい。
作者はあのファントム・ピークスの北林一光氏です。

小説の中の物語りながら本当に精霊が宿っていそうな匂いがぷんぷんする。
そんな雰囲気が感じ取られる場所でした。


次いで目を引くのが八峰キレットから延びる五竜岳・白馬岳への険峻な尾根。
岩場大好きな僕にとってはよだれが出そうなルートだ。
ちょうど、その八峰キレットから歩いてきたという初老の男性と話すことができた。
その方の話しでは難所と呼ばれる八峰キレットより五竜岳から直下の
G4G5と呼ばれるか所の方が厳しかったということだった。
羨ましすぎてぽーっと聞いてしまった。


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰
無事、北峰もゲット!
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰 カクネ里
小説「サイレント・ブラッド」に出てくるカクネ里とはこのカールのこと
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰から見た南峰
美しい三角錐を見せる鹿島槍ヶ岳南峰
この尾根を歩いてきました
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰から見た爺ヶ岳
昨日登ってきた赤岩尾根や爺ヶ岳
そして後立山連峰はもとより槍ヶ岳も見渡せる
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰から見た八峰キレット・五竜岳
北を見ると下ったところに険峻な八峰キレット、キレット小屋、五竜岳、白馬岳と尾根が連なる
いずれまた!
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰 お弁当を食べる
お弁当と鹿島槍ヶ岳南峰
 



 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳北峰 雪渓
今も残る雪渓と赤岩尾根
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳南峰 沸き立つ雲
時間が経つにつれて大町側から雲がわき上がる
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳から爺ヶ岳
鹿島槍ヶ岳南峰からの下り
種池山荘、針ノ木岳までの赤沢岳や鳴沢岳の尾根も見える
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳から種池山荘の尾根
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳から爺ヶ岳
延々と尾根に延びる登山道
これぞアルプスの風景
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳南峰を振り返る
鹿島槍ヶ岳を振り返る
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走
 





 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 頻繁にヘリが飛ぶ
ヘリが頻繁に行き来している
 

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 展望が一望
 

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走
 

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘のテン場前
爺ヶ岳の切り立った尾根を望遠
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 テン場
冷池山荘のテン場
早朝に通ったときは足の踏み場もないほどびっしりと埋まっていたのに今は閑散としている




冷池山荘へデポしておいた荷物を回収しタケさんたちを追いかけるべく早々に発つ。
山旅も後半に差し掛かりそろそろ疲れが体に出てくる。
爺ヶ岳への登り。
赤岩尾根と比べれば何でもない登りだが2日目の疲れもあって足が上がらない。


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 冷池山荘の尾根の東側から沸き立つ雲
爺ヶ岳から来た道を振り返る
冷池山荘へ向けて赤岩尾根方面(右側)から猛烈にガスが沸き上がっている
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 爺ヶ岳
爺ヶ岳南峰から種池山荘への尾根
雲の下は扇沢
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走  棒小屋沢
黒部川下の廊下へと流れる棒小屋沢
バックは剱岳
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 爺ヶ岳
爺ヶ岳中峰への登り
 



だんだんと稜線下からガスの湧き出す量が増えてきた。
お昼が近いこともあって空気の対流が活発になってきている。
僕ら二人はよれよれになりながらも爺ヶ岳中峰のピークをゲットしそそくさと種池山荘へと向かう。
森やんのスピードを考えたらそろそろ追いつくかな?と淡い期待を描いていたが追いつかない。



 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 爺ヶ岳中峰
爺ヶ岳中峰のピークに到達
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 爺ヶ岳から種池山荘
やっと種池山荘が見えてきた
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 爺ヶ岳と紅葉
種池山荘付近だけ紅葉していた(タケさん撮影)
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 種池山荘
種池山荘



やっとのことで種池山荘へ到着。
時間も時間なので多くの登山者が昼食を取っていた。
僕らは元々ここで昼食を取る予定をしていたので山荘へ入りカレーライスを注文する。
なぜだか山荘内は異様に空いており玄関前の休憩コーナーで二人カレーを頬張った。
ごちそうさまと食器を戻すと
係の方が「力が付きましたか?」と尋ねてくれた。
何かこんな気さくに声がけしてくれるところがとても嬉しかった。


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 種池山荘 森やんとケイコさん
先に種池山荘へ着いたお3人の画像
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 種池山荘 カレーを食う
僕らは種池山荘で昼食にカレーをいただいた




お腹も満たされパワー充電完了!。
さぁ最後の歩き。
扇沢までエアリアタイム2時間45分の下りの始まりだ。
この下り、時間にも示すように恐ろしく長い!。

種池山荘から扇沢の駐車場が見えるのだが
途中でも見えるこの駐車場がなかなか近づかない!。
歩いても歩いても大きく写らない。
いい加減いやになってくる。


 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 種池山荘から扇沢駐車場
種池山荘から扇沢の駐車場が見える
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 柏原新道
沢が崩れた部分を横断
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 柏原新道
整備はされているが歩きずらい道が続く
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 柏原新道から針ノ木雪渓
正面に針ノ木雪渓
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 柏原新道 ケルン
下山の後半1/3まで下るとケルンがある


鹿島槍ヶ岳から下りになってからずっと気になっていた足指。
靴がちょい小さいことが原因で下りだと指に当たるのだ。
最初は気になる程度だったが
この柏原新道で痛みに変わった。

痛みを気力で持たせてきたがついに潰えた。
柏原新道半ばでじゅんちゃんと離脱。
それまでバシバシ抜いてきた登山者に今度はバシバシ抜かれる始末。(汗)
森やんの気持ち


わかるわ〜。(ごめんね森やん)



僕が上画像のケルン付近を歩いている頃
タケさん、ケイコさん、森やんはゴールに近づいていた。

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 柏原新道 登山口の道標
登山口近くにある山へ入る前の
心得6箇条と熊に注意の張り紙
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 柏原新道 森やんゴール
膝痛で心配された森やんも無事下山
 


お三人は先に駐車場へたどり着き
昨日、大谷原へデポした車を回収に行ってくれていた。

残るじゅんちゃんと僕はえっちらおっちら
ひたすら下る。

この柏原新道
逆に登りも3時間あまりも展望もなくて黙々と登らないといけないことを考えると
同じ鹿島槍ヶ岳を目指すなら
赤岩尾根の方がいいんじゃないの?。
僕なら赤岩尾根を選ぶな。

ま、そんなどうでもいいことをぐるぐる考えていたら
僕も駐車場へたどり着いた。
あ〜〜疲れた。
じゅんちゃんが一人でお出迎え。
お疲れ様でした。

お三人が車で戻ってきてくれて感謝感謝。

さぁお疲れのあとは

宿で


露天風呂だ−!


シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 柏原新道



宿の手配は鼻がきく森やんが担当。
彼が選んだのは
葛温泉 高瀬館。

ここの露天風呂が広くて気持ちいい〜!。
最高!。

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 葛温泉高瀬館露天風呂
表情が硬いですがくつろいでます…


二日間の疲れも吹っ飛びます。



あ、露天風呂にはこんな珍魚も住んでいます。















シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 葛温泉高瀬館露天風呂 珍獣
見かけてもそっとしておいてください





露天風呂が終わったら今度は食事。

まずは高瀬館のオススメ
イワナの骨酒!。
香ばしいイワナの味がお酒にうつって



うめぇ〜



シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 葛温泉高瀬館 骨酒
イワナの骨酒
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 葛温泉高瀬館 夕食
山菜料理が主体の夕食
その中で飛騨牛が光る
 



おいしい料理に舌鼓。
飲んで騒いで部屋に戻ってバッタンきゅ〜。
そのまま翌朝までさようなら。



翌朝…。


どっぷり寝られたものの二日分の筋肉痛が体を覆う。
あ〜この筋肉痛久しぶりぃ〜!(>_<)
ランニングの筋肉痛とは違う懐かしい痛さに
しばし酔うマゾなわたし。(汗)

しかし、このまま酔いしれているわけにはいかないので
筋肉痛解消へ。
苦痛を和らげる最大の娯楽といえば




シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 葛温泉高瀬館 温泉マーク




シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 葛温泉高瀬館 露天風呂



朝からぜいたくぅ〜!。

朝食のあと支度を調え宿を出る。
せっかくこの奧地まで来たんだからと更に奥にある七倉山荘前まで車を進める。
ここは裏銀座の拠点となる高瀬ダムがある。
来年はここから水晶岳や野口五郎岳を目指すか!?。

七倉山荘をあとにして僕らが次に向かった先は白馬村。
次の目的はグルメだ。
新そばを求めてあっちこっち。
森やんの嗅覚を頼りに探すも閉まっていたり開店時間が間に合わなかったりで
結局探し当てた先は小谷村にあった。

 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 七倉駐車場
来秋の下調べ?に七倉山荘前の駐車場へ
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳俯瞰
爺ヶ岳と鹿島槍がいとおしい
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 白馬村のお祭り
白馬村ではだんじり祭りがあちこちで見られた
 



雨飾山へと向かう道中
脇道にそれたその先にある古民家。
え?ここ?。
なるほど裏へ回るとそこが玄関になっていて
中は古い和の部分を多く残しながらも今風に磨きかけられた空間があった。
しかし、このお客の多さはなに?。
外で待つこと30分。
やっと席に着くことができました。



シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 そば屋蛍
雨飾山登山口へ向かう途中の脇道にある
そば屋「蛍」




昭和生まれの僕らとしてはとても落ち着く雰囲気。
静かにゆっくりと流れる時間。
待つ時間も苦にならない。

運ばれてきたおそば。
普通のお店の1.5倍は盛られていると思える量。
ひとくち。
出汁と良く合わさってとっても美味い!。
あっという間に完食。


シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 そば屋蛍
落ち着く空間
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 そば屋蛍
こんにゃくもおいしい
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 そば屋蛍
新そば登場
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 そば屋蛍
お店を探し当て得意げな森やん




お腹がいっぱいになったもののこのメンバーでこのまま終わるわけがない。
予定通り富山へ向かい富山ブラックラーメンを食べに行く。(汗)

過去、このメンバーで
長野県などの山を歩いた後は
決まってここへ寄っていた。



シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 とどめは富山ブラックラーメン
これがブラックラーメンだ!
 
シーズン「秋」 赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳南峰・北峰と爺ヶ岳縦走 とどめは富山ブラックラーメン
満足を通り越して辛い腹をかかえ最後のポーズ!
 
 

帰りの高速道路から見えた剱岳は雲が覆い
昨日までの晴天が嘘のよう。
このメンバーでこの天気で登れたことに感謝しつつこれで終わりにしたいと思います。