| 山ネット 春の剣尾山と横尾山 |
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●場 所:剣尾山(けんびざん)、横尾山(よこおやま)
●山 域:北摂
●日 時:2000年(H12)4月2日
●天 候:晴れ
●標 高:剣尾山784m、横尾山784.9m
●地形図:埴生、剣尾山(1/25,000)
●メンバー:山ネット57名
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| 地形図は上記をクリック |
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地域の地図は上記をクリック |
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| 山辺口から見える剣尾山(右奥) |
今回は山ネットのハイキングに参加しました。
山ネットとは視覚障害者が「山を歩きたい、自然に触れたい」と言う願いに基づき、その趣旨を理解してくれた晴眼者と共に関西を中心に活動しているハイキングサークルです。
剣尾山は1年半前にも嫁さんと訪れている山で大阪府北部に位置し山の雑誌等でもよく紹介されています。それだけメジャーな山なので登山道も整備されていて多くのハイカーが訪れています。
今回の参加者は視障者15名、晴眼者42名の合計57名という大所帯での山行となりました。
本隊は午前9時に阪急梅田駅に集合し川西能勢口駅からバスに乗り登山口までやってきたのですが、僕は車で能勢の郷へ、登山口までは歩いて行きました。
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| 56名の大所帯が登山口に到着 |
【10時40分】本隊が登山口に到着。
登山口から登ってくる山ネットのグループを見るとあまりの大所帯にビックリ。本隊の到着を待つ間、剣尾山を目指して登る登山者を見送った数がおよそ40名余り。合計…。こりゃ山頂はたいへんな賑わいになるぞ心でつぶやいた。
山ネットの山行に参加するのは今回が初めて。サポートもしたことがなく不安なまま指示された3班に合流しました…。
早速、僕のザックにサポートロープが繋ながれました。サポートロープとは視障者がそれを持ち、ロープの動きを察知して登山道の様子を知る大事なロープです。
サポートは登山道の様子を言葉に代えて視障者に伝えるのですが、これが簡単そうで難しい。剣尾山の登山道は丸太で組まれた階段や露出した岩、それに所々出っ張った切り株があり、晴眼者には何でもないそれらの障害が視障者にとっては不安な材料となるので「ここに岩があります」「何センチの段差があります」と説明するのですが、次々に訪れる状況を言葉に表して説明しようとすると頭の中がこんがらがり、自分でも何を言っているのかわからなくなったりします。(^^;
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| サポートと組んで順調に進む |
六地蔵に手を合わせる参加者 |
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| 広々とした月峰寺跡で昼食 |
【12時10分】月峰寺跡で昼食
登山道は行者山まで一気に高度を稼ぎ、行者山からは比較的優しい傾斜となりますが、雑木林の中を歩く長い道のりが続きます。一昨年の初秋の頃は残暑が厳しくって雑木林の中は湿度が高くバテのもととなりましたが、この時期なら日差しがきついと言ってもまだまだ涼しく快適に歩けます。
六地蔵を通過し月峰寺跡に到着。山頂はもう間もなくですが、今日の人出を考えると昼食を取るスペースがないかもしれないので、結局ここで食事をすることになりました。
囲炉裏からサポートに参加しているメンバーと楽しい食事タイムを過ごし出発前に全員、輪になって自己紹介をしました。
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| 昼食後出発前に自己紹介 |
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| 山頂までラストスパート |
【13時24分】剣尾山山頂
歩き始めて間もなく剣尾山山頂に到着。やはりというか山頂は登山者が多く展望を満喫していた。天気もまずまずで気温が高いためか霞んでいたため展望はイマイチ。
全員で蛙岩の前で記念撮影。これだけ大勢だと観光地で撮影用に設置された台座に乗って記念撮影しているそれに見えてしまう。(^^;
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剣尾山山頂にて全員で記念撮影!
(画像をクリックすれば拡大します) |
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整備された道の横には筒をかぶった苗木が
かくれている |
展望がない横尾山で小休止 |
【 時 分】横尾山
ここからは僕も初めての横尾山へ向かう。前評判では藪こぎでわかりづらい道だということだったが、近年かなり整備されたようでしっかりした道が尾根伝いに続いている。
分岐には立派な国境石柱が建ち道中の目安になる。
一旦、ずんずんと高度を下げた後に再び横尾山への登りは急な登り坂になり息が上がる。登山道脇は木々がきれいに打ち払われた後に苗木が植えられ、鹿などの侵食から被害を食い止めるために筒状のポリが苗木にかぶせられていた。遠くから見るとさながら外国の墓地のよう。
横尾山の尾根に登ると先週登ったばかりの深山が見えた。青色の雨天レーダーがはっきりと見える。
横尾山で全体が小休止。山頂といっても展望がまるでないので立ちん坊のままひたすら出発を待つ。
【 時 分】簡保の宿に到着
横尾山から南西に伸びる支尾根を簡保の宿のある終点まで延々と下ってゆくのですがこの日、一番の難所がここに待ち受けています。
岩場がゴロゴロしていて足場が悪い箇所や浸食で掘れてしまった急な坂もありサポートが一番神経を使う所でもあります。
そんな場所ではさらに別の人がサポートに付きフォローします。時にはフィックスロープを張り視障者の不安が少しでも和らぐように設営します。
かなり長く感じたこの下りも麓の建物が見えてくるともうすぐ。最後の二股で前のグループが道を間違うというトラブルもあったけれど、結局は同じ箇所に出てきて事なきを得た感じ。
バス停に着いてやっとホッとできた。
今回は初めてのサポートということもあり頭の中が右往左往の状態で思った以上に疲れ果ててしまいました。(^^; 次回はもう少しましなサポートが出来ると思います。
みなさん、お疲れさまでした。