小金ヶ岳・三嶽で春ラ・ラ・ラ 


●場 所:小金ヶ岳・三嶽(御獄)
●山 域:丹波
●日 時:2002年(H14)3月13日
●天 候:快晴
●メンバー:てる、さとみさん(嫁さん)



カシミール3Dは上記をクリック 地形図は上記をクリック


 春の到来を告げる東大寺二月堂のお水取りが行われたこの日、嫁さんと二人で丹波の小金ヶ岳・三嶽へ登ってきました。
 最近はフリークライミングにどっぷりと浸かりっぱなしで、山はかなりご無沙汰でした。というのも昨年の六甲縦走大会で痛めた膝が完治せず、それも遠ざかっていた原因のひとつだったのです。
 この日もリハビリ的ハイクということでこの山を、しかも大たわからのピストンという、かなりずぼらハイクとなったわけです。(^^ゞ
 この日は終日お天気もよく絶好のハイク日和となりました。

 大阪(自宅)を10時に出発し大たわに着いたのはちょうどお昼の12時。ちょっと遅すぎたかなぁ〜。(^^;
 平日にもかかわらず、ハイクと思われる車が3台と小型バスが1台、計4台も停まってる〜。人気のある山だと改めて感じた。
 早速支度を整え出発。


大たわの駐車場


【12:02】大たわから小金ヶ岳へ
 まず、どちらから登ろうかと悩んだが、さとみさんが一山で帰ると言い出したらどちらを取るかと考えて、岩々なルートで興味があった小金ヶ岳に先に登ることにした。結局この判断があとあと正解だと知ることになる。
 
 花粉症の人なら絶対に来ないであろう今が花粉のピークの杉林を抜けると、小ピークを越えたあたりから雑木林になり小金ヶ岳がちょくちょく見えてくるようになる。
 整備された階段状の丸太をえっちらおっちら登ると、周りはいつしか岩が露出した風景に変わる。急な坂をロープを持ちながら下り、登りと繰り返すとそこが北壁。北側は絶壁になっていて落ちたらひとたまりもない。
 心地よい冷ややかな風が流れていてとっても気持ちがいい。



 
鎖場ありロープありと
変化に富むコース
  看板の向こうは断崖絶壁
でも見晴らしは最高!


【12:34】北壁出発
 北壁を出発し急坂を登って途中で振り返ると、さきほど居た北壁の絶壁がよく見える。

【12:45】小金ヶ岳山頂到着
 最後の急坂を登りきるといきなり視界が開ける。小金ヶ岳山頂だ。山頂は結構広くて、直径2mほどの方位盤もある。その方位盤の高さが腰掛けにちょうど良くて、先着の年輩の男性3人が陣取っていた。僕らの姿を見てどうぞどうぞとスペースを空けてくれたので、遠慮なく座らせていただく。
 この方は姫路から来られたそうで、大たわからなのだそうだが、もう三嶽へ行く余力はないとこぼしていた。
 その方が北東の雪山を指さしてあれは何山か?と尋ねてきた。よく見ると雪をすっぽりかぶった山が見える。方角的に見て那岐山?後山?かと思ったが、帰ってからカシミールで確かめてみるとどうやら氷ノ山のよう。その他、東には伊吹山も雪帽子をかぶっている姿が見えたりして展望は最高だった。(^^) その展望は南東から南を除いてほぼすべて見渡せる。


 
小金ヶ岳山頂には方位盤が
設置されている
  ピークハントを記念に撮影


 
東の方角を撮影。右奥は愛宕山。
中央左奥には伊吹山も見えた。
  手前右が北壁の断崖


 三嶽へ行くなら早くお昼を食べた方がいいということですぐに昼食にかかる。日差しが暖かく春本番といった感じがする。春が一番好きな嫁さんはいい天気と素晴らしい展望にとっても喜んでいる。(^^)

【13:28】小金ヶ岳から三嶽へ
 時間の関係もあったので今回は足早に山頂を後にした。
 大たわへ戻るときに気がついたのだが、一部の鎖場の鎖の支点がかなりぐらついており、数人が体重をかけたら抜けるのではないかと思った。早急に改修をしなければ危ないところ。
 もうすぐ、大たわというところでツアーと思われるおばちゃんの団体さんとすれ違った。三嶽へ先に行っていたら、山頂でゆっくりとくつろげなかったかもしれない。先に小金ヶ岳を選んで正解だった。(^^)v


大たわから三嶽への道は
クマザサが生い茂る


【14:05】大たわに一時戻る
 大たわに着いて、余分な荷物を車に載せ代えた。これでさとみさんは空荷になり、僕はコンロやジャンパーなど置いて荷を軽くして再出発。

【14:10】大たわから三嶽へ
 大たわで自然の境界線が引かれているかのようにまるで感じが違うことに気が付く。雑木林にクマザサが生い茂り、小金ヶ岳へのコースと比べて道が明るい。
 だが、歩き出して最初は緩やかな坂道が、途中から地獄の丸太階段が登場する。これがまた長いぃ!。(ーーメ) 屈折しているので先が見えないのが、登っても登っても延々続く階段に途中でうんざりする。
 やっと丸太階段を越えたあたりに小金ヶ岳を見下ろせるいい展望岩に出会う。大たわを含めてこれだけ歩いてきたんだと実感できる展望だ。
 

先ほど歩いた小金ヶ岳が綺麗に見渡せる


【14:47】石室
 山頂直下はなだらかな坂道になり快適そのもの。しかし、展望はあまり良くなく次に良くなるのは石室のある開けた場所だ。この石室は三嶽を開いた役行者像が祭ってある。石室の前は木々が伐採され篠山の町並みや弥十郎ヶ岳、遠く六甲山系まで見渡すことができる。
 この石室の前には麓から登る登山道が合流する。麓からの登山道で今度来るときは、この登山道を使って麓から登ってみたい。


 
石室からは篠山の町並みが
見下ろせる
  役行者像が祭ってある石室


【14:50】三嶽山頂
 石室から歩いてすぐに三嶽山頂に到着。
 山頂は視界があまり効かないと何かの本に書いてあったが、そこそこ展望はある。ここにも小金ヶ岳にあった2mほどの方位盤と電波塔がある。 時間も遅くなってきたので少し休憩してから大たわへ戻ることにした。


電波塔がある三嶽山頂


【15:30】大たわ到着
 暖かくなったとはいっても日が傾くのは早くて東斜面は影が長く伸びてきている。足早に大たわへ向かう。
 大たわに到着後、水場を求めて南側へ少しくだってみる。本当に水場があるのか確かめたかったからだ。と、なるほど道路からすぐのところに水が湧き出ている。ただ、水くみ場が少し汚れていてよっぽどでないと飲む気にならないが。(^^;

 さぁ次は温泉だ!。(^^)/ 今回選んだ温泉は車で西に走ること20分。舞鶴道春日IC近くの国領温泉だ。旅館の中にある温泉で日帰り利用もできる。
 さすがに平日で人も少なく、入ったときは2人だけ。しかもその方々もすぐに出ていってしまったので一人で占領できてのんびりとくつろげた。これぞ平日利用の特権。(^^)
 特に目新しい設備(ジャグジーやサウナなど)はないが、露天風呂はあり庭園を眺めながら、心地いい暖かさの湯に浸かりボーっとできる空間はありがたい。お奨めの温泉です。(^_-)


国領温泉 赤鬼の湯の露天風呂


 さすがに久々の山行+前夜はCRUXでフリー練習会で疲れたこともあり、地道で帰るのを躊躇し、大枚をはたいて高速を使い市内まで帰ることにしました。(^^;
 小金ヶ岳は大たわからだとラクチンなハイクでしかも素晴らしい展望が楽しめます。随所に岩峰があり短いながらも変化に富んだコースでこれからハイクを始めたいという人にはうってつけの山だと思います。 三嶽は地獄の丸太階段さえ我慢できれば…。