雪帽子をかぶった三峰山 

●場 所:三峰山(みうねやま)
●山 域:室生
●日 時:2000年(H12)1月30日
●天 候:曇りのち雪
●標 高:三峰山 1235m
●地形図:菅野(1/25,000)
●コース:登山口−不動滝−(不動滝コース)造林小屋−三畝峠−三峰山−八丁平−三畝峠−(登り尾コース)−登山口
●メンバー:亀さん、てる
●コースと参考タイム:
【 8時17分】みつえ青少年旅行村にある登山口
【 8時45分】不動滝到着
【 9時32分】造林小屋到着
【 9時50分】三畝峠
【10時00分】三峰山到着
【10時40分】八丁平到着
【10時50分】下山開始
【12時20分】登山口到着


○白色−道路
○黄色−今回の山行コース
○四角い黄色−その箇所をクリックすれば画像が          見れます
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 小雨の予報の中、午前6時過ぎに大阪を出発。台高大峰室生方面に行くときはほとんど、柏原ICで降りて山麓線を走ります。
 今日は室生なので165号線、榛原から369号線を抜けて神末へとやってきました。神末川沿いを南下すると白い樹氷をかぶった三峰山脈が見えてきた。まるで雪帽子をかぶっているみたいに見える。

神末から見えた三峰山脈

 【8時17分】みつえ青少年旅行村にある登山口
 みつえ青少年旅行村と書かれたアーチをくぐったところに三峰山への道標が目に入った。と同時に目の前の空き地に三峰山へ登る登山者が車を停めて支度をしている。
 空いているスペースを見つけて僕たちも停めさせていただくことに。 支度をしている間にも次々と登山者の車が到着する。さぁ出発。
 不動谷沿いに伸びるアスファルトの林道が延々と続いている。ほどなく登り尾コースの分岐が見えたが、もしかしたら不動滝で氷瀑が見れるかもしれないと亀さん(友達)が言うので不動滝コースから登ることにした。






三峰山登山口

 【8時45分】不動滝到着
 林道が180度カーブしているところで登山道らしき道と分岐になりやっと山登りの気分になってきます。
 まもなく小屋らしきものが見え、その先に落差20mほどの立派な滝が現れました。不動滝です。期待した氷瀑はなく所々に氷のかけらが点在している程度でした。









林道分岐からすぐの所にある新しい鳥居
身を切りそうな水をたたえる不動谷


この不動滝の前にかかる橋を渡ると傾斜もきつくなり本格的な山登りが始まりました。高度を上げるほどに地道は凍って山肌にも雪が見え始めてきます。
 間引かれたばかりの杉林の中を歩いていると、曽爾高原を中心とした室生の山々が見えてきました。しかし、それもちょっとの間。このあと三峰山の主脈に登るまで展望はお預け。
 少し開けた谷筋を登ったあと左に折れて今度は杉林が鬱蒼と茂った傾斜のきつい尾根筋を葛折りに高度を稼いで登る。かなり先を歩いていたはずの先発した登山者が見えはじめた。この傾斜にスピードが落ちていると見えるがこちらもぜーぜーと息が切れ始め汗が吹き出てきたので長袖のシャツの袖をめくって冷たい空気に腕をさらすのでした。半袖クラブ会員の面目は保てた?。(^^;




















 【9時32分】造林小屋到着
 先の見えなかった尾根筋の登りもいつしかなだらかになって杉林の向こうが明るくなってきました。そうここが造林小屋。
 先ほどの登山者の方も休憩がてらアイゼンをつけている。ここから先の道は雪が積もり凍っているみたい。アイゼンをつけようか悩んだ結果、少し先までこのまま様子を見ようということになった。
 出発するとすぐに右から登り尾コースと合流。帰りはこちらを下る。

標高が上がると登山道にも雪が積もり始めた

 【9時50分】三畝峠
 なだらかになった道を登っていくと三畝峠に到着。とたんに風が吹き荒れはじめた。主尾根に登ったから風通しが良くなったからだと思う。一気に体感温度が下がるのがわかったが体が熱かったのでこの冷たい風が非常に気持ちいい。
 尾根筋に入ると周りの景色も一変しとても明るくなった。さきほどまでの針葉樹林からブナなどの広葉樹林に変わったからだろう。 しかし、展望は思ったほどよくなく山頂まで我慢が続く。

風の強い三畝峠

三峰山到着

 【10時00分】三峰山到着
 三畝峠からもなだらかな道が続き、所々霧氷のついた木々が見えるが期待したほどではなかった。(;_;) 
 ほどなく三峰山山頂に到着。山頂はかなり広くて北から北西にかけて特徴のある兜岳、鎧岳、古光山、倶留尊山、大洞山などの室生火山帯が見渡せた。
 今回はお昼を下山してから食べようということに決めていたので、行動食として持ってきていたおりぎりを頬張り、あまりに寒いので紅茶だけつくって楽しもうとバーナーでお湯を沸かしてティータイムとした。
 そんな中で次々に登山者が到着し広かったこの広場も人でいっぱいになった。しかしそんな人たちも時間も早かったせいかお昼をとらずに足早にここを後にし、僕らが紅茶を味わっている頃にはおじさんが一人の3人になってしまった。寒風が吹きすさぶせいもあるだろうけれど人が居なくなると途端に寂しくなる。 出発前にアイゼンを取り付け下山に備えた。10時30分出発。

三峰山山頂から見た展望です。曽爾、室生の山々が手に取るように見渡せました。
 【10時40分】八丁平到着
 ティータイムを満喫した後、僕たちも八丁平へと向かった。るかるんだ土が凍って硬くなった道をザクザクと歩いていく。
 八丁平は笹の原が広がる展望のいい場所で天気が良ければ台高山脈の山並みが見渡せるはずだったのだが、ここへ来る途中で天気が悪くなり雪が降って雲に隠れてしまった。期待していた高見山の姿も見えない。(;_;)高見山を撮るためだけにもってきた望遠レンズもただの重たい固まりと化してしまった。(-_-;
 三峰山でみかけた登山者の姿もこちらであちこちに見られ、みなシートを広げてお昼をとっている。中にはテントを設営している人もいて幕営の準備に忙しそうだった。

西側から見た八丁平

台高山脈が見えないんだなぁ〜 (涙)

 【10時50分】下山開始
 時間と共に天気は悪くなる一方で下山を開始する。
 交代に登ってくる人は増えるばかりで、それも何十人単位の団体さんが多い。年輩の方がほとんどで登山人口も高齢化しているのかなぁとふと思ったりした。中には普段着、普通の靴、ポーチ姿の若いアベックもいたりして、登山に対する認識の甘さに少しあきれて見送ったり。
 帰りは登り尾コースを通り下山した。林道との合流地点まで降りてきたときに雪が雨に変わった。その合流地点には新築されたばかりとおもわれる山小屋が建っていた。すでに中は山頂から降りた登山者でいっぱい。

登り尾コースと林道の交差点に建っていた山小屋

 【12時20分】登山口到着
 山小屋からも登り尾コースを降りて無事登山口に到着。
 標高差だけをみれば先日の雪彦山とそう変わらないけれど、傾斜が緩いためか比べればかなり楽な山行でした。
 車に戻ってから近くの青少年村で霧氷祭りという催しに寄りました。
 さきほどの団体登山者の送迎バスと思われるバスが3台と大型観光バスが一台停まっているほか、乗用車も多数見られてこの時期の三峰山がいかに人気が高いかというのがわかるようでした。
 主催者らしき村の人が集まる場所へ行ってみましたが、降りてきた時間が早すぎたので催しも準備の段階らしくおめあてのキノコ汁もなく、美味しそうなほうれんそうだけ買ってその場を後にしました。

霧氷祭りの風景