夏近し明神山 


●場 所:明神山
●山 域:播州
●日 時:2001年(H13)5月15日
●天 候:晴れ
●標 高:667.9m
●地形図:前之荘(1/25,000)
●メンバー:マッキー、てる、さとみちゃん(嫁さん)



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 高校からの友人マッキー。彼も僕と同じくアウトドアフィールドが大好きな人間。 その中でもマウンテンバイクをこよなく愛する彼が山に興味を示し始めた。他に気持ちが浮気しないうちにすかさずプランを組んで山へ連行した。(^^;

 今回のメンバーはマッキーにさとみちゃんの3人。行く先は播州の秀峰明神山。
 午前7時にマッキーの運転する車に乗り込み一路西へ。愛車レガシィは納車間もないバリバリの新車で社内は新車の匂いがする。中国縦貫を快適に飛ばしてアッという間に福崎IC。細い地道を入っていくと農業公園と呼ばれる広い敷地があり、その中にひろ〜い無料の駐車場がある。登山口にこれだけ素晴らしい駐車場があるなんて初めて。
 そこから見える明神山は両肩を広げてどっかりと座る…そう「動かざること山のごとし」の言葉がぴったりと似合いそうな山容だ。

トラクターで犬の散歩!?


 【9時10分】農場公園駐車場出発
 歩いてすぐにトラクターに乗ったおっちゃんが犬を連れてお散歩に来た。それがちょうど明神山をバックに見事な構図だったので思わずシャッターを切った。「撮ってくれた?」の笑顔にこちらも指でOKマークで答えた。(^^)
 さらに先に進むとAコースとの分岐があり、その先に岩屋池が。この池に映る明神山を入れて撮った写真はガイドブックでもよく見かける。なので僕もワンショット。空が快晴なので見事に映る。 その先にはCコースの分岐が右へと伸びている。
 丸木橋と呼ばれる橋を渡ると「長滑ら」(ながなめら)と呼ばれる一枚岩のナメが現れる。全長200mもあるナメで右に緩くカーブしているので全体を眺めることはできないが、歩いているとその素晴らしさが体感できる。沢登りでこれだけの規模があれば壮大だが一度滑ると一気に下まで滑り落ちそうで怖い。そんな長滑らの左側の乾いた箇所を登りきると、ここから先は急峻な道が待っている。
 木橋のところで小休止し出発。稜線まで葛折りで駆け上がる。かなり厳しい道。

岩屋池に映る明神山

  
明神山にまつわる記事が   久しぶりの山登りに元気はつらつ

200mもある長滑ら

 【10時00分】稜線
 新緑の緑が空にキラキラと光るのが見えたらそこが明神山への稜線。ふいぃ〜疲れたぁ。ここで大休止。程なくAコースから初老のご夫婦が登ってきた。へばっている僕らの横を軽く挨拶をしてすたすたと通り過ぎて行った。
 しかし、まだ急坂は続く。展望岩はすぐ近くにあったもののいつの間にか通過。莇野への分岐でも小休止。最後の踏ん張り、山頂直下の浮き石帯を越えると広がる展望。そこが山頂!。\(^o^)/

山頂にある大岩からが一番の展望台

 
雪彦山(中央)や千町ヶ峰(左端)が見える 中央のぽっちりが黒尾山

山頂全景

 【10時35分】明神山山頂
 山頂は二段になっていて大きな露石の上に乗っかれば北は雪彦山から段ヶ峰、千ヶ峰、東には七種山と三角峰の七種槍、西に目をやれば、あれは日名倉山かなぁ〜 まっこと素晴らしい眺め。しかし、あまりに日差しがきつく暑すぎたので木陰で昼食を取ることにした。出発するときは寒さを気にしたが、なんのなんの。この日差しは夏の日差しだ。
 久しぶりの山にもかかわらずマッキーさんは涼しい顔。昔から基礎体力は人並みはずれたものを持っているとは知っていたが、この急峻な坂道を楽しめる初心者は珍しいと思う。
 山頂にはさきほどのご夫婦と入れ違いに家族連れや単独の方などいろいろ。

 【12時05分】山頂出発
 充分山頂を満喫した後、帰りはAコースを選んで下山する。
 Aコースは尾根筋をゆっくりと下る。途中の開けたところで七種山がはっきりと見えた。七種山というより七種槍がはっきり見えたという方がぴったりかもしれない。小さな鋭鋒でその鋭さがはっきりとわかる。今冬にでもぜひ訪れてみたい。
 車を停めている駐車場方面から大音響と共におじさん、おばさんの悠長?な歌声が聞こえてくる。どうやら農業公園でカラオケ大会をしているようだ。歌っている本人はいいかもしれないが、自然をリラックスしながら楽しんでいる僕らにとっては迷惑千万!。結局、延々聞かされる羽目に。(=_=;)

七種山(左)から七種槍までの稜線が見渡せる

  
崖っぽい箇所も多くフィックスロ
ープが役に立つ。
   鯨の背中のような露石の上

露石の上でポーズを撮るマッキー


 このコースは、ロープがフィックスしてある急坂や鯨の背中のような雫石の上を歩いたりとバラエティに富む内容で楽しめる。特に雫石の上は両端がスラブ帯で落ち込んでいて、足を滑らせたら最後奈落の底へと案内されそうでなかなかスリリング。f^^;) 小さな子供連れの方にはハーネスにロープを付けて渡るか、そこまで危険を冒すまでもないという方はBコースを選ぶことをお勧めしたい。
 支尾根に入ると一気に下り関電の鉄塔下に出てくる。ここまで来ると岩屋池が左手に見えてくるのでBコースとの合流も近い。駐車場へ着くと案の定カラオケ大会真っ最中だった。

 このあとはたっぷりとかいた汗を流すべく雪彦温泉(詳しい詳細は「村の温泉巡り」へ)へ向かった。雪彦温泉は昨年のお正月に雪彦山を登った帰りに寄ったが満員で入れず1年越しの入浴となった。温泉自体は特に特徴があるわけではないが露天風呂もありそれなりにくつろげる。温泉よりも休憩室がいい。2階がとても広い休憩室になっていて寝ころぶも良し、雑談するもよし。テレビもあって時間をつぶすこともできる。目の前には庭園が広がりそこから心地よい風が室内を通り抜ける。
 一風呂浴びたあとはマッキーさんご推薦の西脇ラーメンで舌鼓を打つ。夕方早い時間だったので空いていたが夜になると満員になるそうだ。味はラーメンには珍しい醤油ベースの甘めの味。汁まで飲み干してしまうほど美味しかった。
 
 明神山はコースバリエーションがあり行きと帰りで別にすると楽しめる。山頂からの展望も申し分なくコンパクトによくまとまった山だと思いました。