六甲全山縦走大会敗退記
●場 所:六甲全山
●山 域:六甲
●日 時:2001年(H13)11月11日
●天 候:晴れ
●メンバー:HIOさん、こんちゅうさん、らんな〜さん、ミリオンさん、薫さん、るっちいさん、伊能さん、みるくさんアウタースキーさん、みっちゃん、タンタンさん、鎌田和歌子さん、tohruさん、長谷川美波さん、TENさんRINさん、あめのうおさん、こはるさん、Toshiさん、てる
画像に青枠が付いているものはクリックすれば拡大します
今回初めて参加した六甲縦走大会。しかし、結果はみごとな惨敗に終わりました。(/_;)
このページは世にもまれな六甲縦走敗退記を紹介します。今後参加される方の参考になれば(参考になるんかいなf^^;))と思い、反省文を盛り込みました。(翌年2002年はリベンジし完走できました。完走記はこちらをクリック)
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意気揚々と須磨浦公園へ乗り込んだのは前夜6時過ぎ。
すでに囲炉裏のサポート隊をはじめとして、参加するメンバーも数人集まっている。今回は穂高で足を負傷し出場を断念した森の音さん、過去参加した矢問さん、BAKUさん、そして大賀茂さん、DOPPOさんがサポート隊として参加。
用意していただいたキムチ鍋を囲んで雑談するうちに、一人二人とメンバーが集まり前夜祭が盛り上がる。気温は思ったほど低くないものの、座っていると地面からの冷たさが体を冷やす。
途中、ベリさんがバナナを差し入れに来てくれた。手に持っていたデジカメはYAHOOオークションで手に入れたということだった。ちょうど僕もオークションに、はまっていたこともあって話が盛り上がる。そうそう鉄道の昔話でも盛り上がったっけ。(^^)
明日は朝が早いので早々に寝床にはいる。
明け方、変な夢を見た。この六甲縦走大会にスタートするのに並ぼうとするのだが、自分だけはぐれてしまい誰もいなくなってしまうのだ。神社の鳥居の前に立ち途方に暮れていると大会サポートの方らしい人が二人現れて僕を誘導してくれるのだが、それが岩壁で「どないせーっちゅうねん!」と思ったら目が覚めた。後になって考えたらこれが予知夢というやつだったんだろうか。f^^;)
午前3時半。矢問さんに起こされて支度を始める。かなり早いように思うが支度をして早めに並ばないと、スタートが遅くなってしまうからだ。すでにお湯も沸いていてラーメンを頬張る。本当にサポーターの方に感謝感謝。m(__)mm(__)m
4時半に並んだが案の定、とスタート地点から100m以上先だった。こんな時間に古今東西の健脚自慢が所狭しと並ぶ風景は暗やみに紛れているせいかかなり異様。
(今思えば、この時にストレッチなどの準備運動をしておけば良かったのかもと思う。朝が早いこともあり体が起きていないからだ)
やっとスタート地点に 記念撮影を終えて意気揚々と出発
【5時17分】スタート
午前5時、受付が始まり列が動く。約20分ほどでやっとスタンプを押してもらえた。スタート地点でメンバーが集まって記念撮影。この時はきっと宝塚のゴールでも感動の記念撮影に収まると確信していたのだが…。
囲炉裏のメンバーは大まかに3つのグループに別れ、先頭グループにはHioさん、中間グループには隊長の伊能さん、しんがりには副隊長のあめのうおさんがいるので、目安にしながら歩くことになっている。
スタートしてから高倉台までは狭い登山道をひしめきながら歩くことになる。旗振山付近では先頭グループが道を間違って海岸方面へ降りてしまうハプニングもあったと聞いた。一人が間違っても記憶が曖昧だとついその人を信用して付いて行ってしまうのだろうか。
いつの間にかグループからはぐれてしまい一人になっていたが、先頭のHiOグループと伊能さんグループの間にいることはわかっていたのでマイペースで進むことにした。
栂尾山の名物階段を登る 須磨アルプスの手前でご来光を仰ぐ
【6時頃】高倉台
旗振山を越えると道はなだらかになり、高倉山からは住宅地へ下り始める。嫁さんの実家が高倉台にあるため、実家に泊まっている嫁さんが応援に来てくれた。近くまで行くと何とお義父さんとお義母さんまで一緒にいてるじゃあ〜りませんか!。これにはビックリ。先頭グループのらんな〜さんたちは10分ほど前に通過したとのこと。やっぱり早いなぁ〜。
高倉台を抜けて6車線の道路をまたぐと栂尾山へ登る名物階段がある。道が細いので一気に渋滞し前へ進まない。その渋滞を撮影している人がいた。サンテレビのカメラクルーだ。菊水山では今日のこの模様を中継しているのか空にはヘリコプターも旋回していた。
栂尾山を通過すると道はなだらかになり、少し歩くと樹林帯が開ける。そこが須磨アルプスだ。ちょうど朝日があがり、ご来光を仰ぎながらズンズンと下ってゆく。一気に数千人も駆け抜けたら、そうでなくても浸食している須磨アルプスの地面がさらに削られてゆくのではないだろうか?。
通ってきた道を振り返ると朝日が山肌に当たり、さしあたりモルゲンロードのよう(そんないいものではないがf^^;))。その中を蟻が歩いているように一列になって人がうごめいている。
須磨アルプスを朝日が照らす
【7時25分】妙法寺CP
須磨アルプスを通過すると道は下って妙法寺の住宅街へと進む。ここから高取山の登り口まではアスファルト道だ。「静かに」と書かれたプレートをもった大会関係者の姿がちらほら目に付く。そんな人を尻目に平気でおしゃべりする人、たばこをふかす人、まぁいろいろだ。関係者の苦労が目に浮かぶよう。(=_=;)
阪神高速と地下鉄をくぐり妙法寺を通過。ここではトイレ休憩もできる。板宿からの道路を横切るとすぐに妙法寺CPに到着。スタンプを押してもらってすぐに出発。住宅地の中を通る狭い道を縫って高取山登山口にたどり着いた。
ここまで来ると人と人との間の間隔も広がり気を遣いながら歩くこともなくなる。と思いきや傾斜がきつくなると渋滞する。
高取神社の手前を右折し巻くように通過。石畳の道を下り左折。この辺りは大会関係者が道に迷わないよう分岐点で立ってくれている。
丸山町へ下りるとここから再びアスファルト道になる(アップダウンもあり、このアスファルト道があとあと足にきたのかも)。住宅地の中を右に左にと曲がって歩いていくのだが、初めてだととてもわかりずらい。もちろん各電柱に表示があるのだが、色が薄かったりなかったりといろいろで、ある場所では先行するグループが間違って右折するところを直進し、後方から歩いている人に指示されていたりした。あらかじめ縦走経験者と予行練習などしておく方が無難かもしれない。
鵯越駅前
【8時39分】鵯越駅
鵯越駅ではじめて休憩する。水も取らずにひたすら歩いたので、水分の補給とバナナをひとかじりした。
するとメンバーの一人であるみっちゃんが現れた。彼女も一人だ。お互い「へ?」という顔でお見合い。グループに紛れて歩いていたものの途中から一人になって歩いてきたのだという。メンバーが誰も見あたらないので探しながら歩いていた矢先のことだったらしい。
ここから僕がリタイヤするまでご一緒することになる。やっぱり一人で歩くより二人以上で歩く方が気が紛れていいのかも。雑談をしているとアッという間に鈴蘭台下水処理場まで来た。ここでもトイレを貸してくれるというので排水作業しておく。しかしその間に伊能さんグループに抜かれていた。そんなことを知らない僕らは雑談にふけながら歩くのだが、後方から来たみるくさんに声をかけられて伊能さんが前を歩いていることを知った。それからピッチを上げる。すると伊能さん、薫さん、アウターさんの姿が見えた。あとはついていくだけ。
右手に新菊水CCが見える頃には菊水山への急な階段を登っていた。この辺りから足の具合が悪くなってくる。ふくろはぎが張っているように感じる。
たくさんの人が菊水山山頂で休憩していた iモードを利用してメンバーの動向を探る 【9時45分】菊水山山頂
菊水山山頂では大勢の方が休憩中でおにぎりやバナナなど、持ってきた食料を食べる姿があちこちで見られた。僕たちもザックをおろして各自お腹に食べ物を詰め込む。この時は伊能さん、薫さん、アウターさん、みるくさん、みっちゃん、タンタンさんが一緒だった。伊能さんたちはiモードで掲示板から全体の動向を探っていた。六甲だと電波が届くので位置を確認できる。こりゃ便利だね〜。
と悠長なことを言っている場合ではない。両足の至る所が張ってきていた。伊能さんからエアーサロンパスを貸していただいて足にふりまくる。ふくろはぎをジッと見ていると筋肉がミミズのようにうごめいている〜。自分の足ながら気色悪ぅ〜と思いつつ眺める。f^^;)
伊能さんに続いて出発するも歩けば歩くほど足の状態は悪くなる一方。とうとう鍋蓋山の登り返しでグループから離脱。
苦しみながら登った鍋蓋山山頂 (僕の)最後のCP 太龍寺
【11時07分】鍋蓋山山頂
休憩を何度かとりながら痛みをこらえてやっと鍋蓋山山頂に到着。もちろんここでも休憩する。座る行為をするだけでも足がつるようになってきた。とにかくお腹に何かつめようとジャムパンを食べる。周りの人達はまだまだ余裕で笑い声さえ聞こえる。こちらはそれどころではない。何でこんなことになったのかなぁ〜と考えてみても後の祭り。とにかく少しでも前へ進むことを考えて重い腰を上げた。
【11時31分】太龍寺CP
太龍寺CPまでやってきた。ここで森の音さん、百太郎さん、DOPPOさんの3人が出迎えてくれた。正直ここでリタイアしようと思っていたのだが、励まされると行けるところまで行ってみようという気持ちになる。ただ、それができるのは市ヶ原まで。天狗道を登ってしまえば最悪のことを考えるとみんなに迷惑がかかる。
その市ヶ原への下りは不思議と問題がなかったものの、河原から売店へ登るたった数段の階段で足の付け根までつってしまった。売店前のベンチで苦痛に顔をゆがめながら時間を掛けてマッサージをする。
少しましになったところで足をだましだまし、天狗道のところまで行ってみた。そして登ることしばし…。足に激痛が走る。これじゃとても天狗道は登れたもんじゃない!。ここで泣く泣くリタイアを決めた。
次々と登ってくる参加者を後目に市ヶ原まで戻るのは辛かった。自分だけ蚊帳の外におかれたような気分だった。とりあえず森の音さんに連絡を取るため携帯から連絡するのだが場所が悪く電波が届かない。
あめのうおさんのグループが市ヶ原に到着するのを待って事情を説明しリタイアの言付けをお願いする。あとでわかったことだがあめちゃんも体調が悪かった様子でこのあと宝塚ゴールまで死闘を繰り返すことになる。
グループと別れ一人新神戸への道をとぼとぼと下る。この縦走大会のために練習したときに通ったコースだ。紅葉が綺麗だったが観賞する心の余裕がない。
たっぷり時間を掛けて何とか新神戸駅に到着。森の音さんにも連絡が取れたのでリタイアを告げ電話を切る。阪急で帰路に就く途中、六甲の山並みが目に入った。今頃、みんなは黙々と目標に向かって歩いていることだろう。電車に乗って早々と六甲から去ってゆく自分が虚しかった。(ToT)
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これを見るたびに悔しさが蘇る〜!
結局、完走者17名、リタイアは3名でした。
自分なりに今回の反省点を振り返ると
(1)朝が早いのでストレッチなどの準備運動が大事
(2)アスファルト道が多いのでクッションのある運動靴の方が膝などの負担を掛けない
(3)こまめに水分をとるようにする
(4)自分のペースを失わない
(5)大会前に全コースを歩いて練習する
(1)は今回、スタート前に時間があったにもかかわらずお喋りにふけて怠った。f^^;)
(2)はアスファルト道が多いこの大会ではソールの硬い登山靴よりクッションのある運動靴の方が膝などに負担を掛けないように思います。
(3)スタートから鵯越駅まで2時間余り歩き通して、途中全く水分を補給しませんでした。汗をかかなかったこともあり喉が渇かなかったので飲まなかったのですが、乾く乾かないに限らず程ほどに飲んでおけば良かったと思います。
(4)は実際には難しいです。道幅いっぱいに軍隊の行進のように突き進む流れの中で、自分のペースを守り抜くことは非常に難しいです。いつの間にかオーバースピードになってしまい足に負担を掛けていたのかもしれません。
(5)市ヶ原から天狗道に登るときリタイアを決めたのは、この登りが一番厳しいとわかっていたから。しかし、丸山町から市ヶ原までの道は初めて歩くみちで先の勾配がわからず、不安になったのは確かです。
この経験をふまえて来年は宝塚で感動のゴールの味を浸りたいと切に願うわたくしでした。(ToT)/~
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