●エリア:滋賀県・福井県
●日 時:2007年(H19)10月14日
●天 候:晴れのち曇り
●メンバー:pikkuさん、春風さん、panaさん、えりさ        ん、てる
●コース
 水谷登山口 10:07
 高島トレイルのと合流点 11:32
 小さな池 11:53
 三重嶽山頂 12:33−13:15
 P889 14:27
 大御影山への分岐 14:53
 大日 15:38
 能登郷への分岐 15:51−15:58
 能登郷登山口 16:24




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください




活気のある道の駅の朝市

 今回は、湖北に位置する「高島トレイル」の一部を歩きました。
 「高島トレイル」とは高島市を縦断する中央分水嶺(尾根沿い)の登山道をさします。2005年に近隣の村が合併し誕生した高島市が、観光資源の一つとして整備したそうです。
 その高島トレイルを水谷登山口から北へ三重嶽を経て大日まで歩きました。

 新大阪駅でpanaさん以外のメンバーが合流後、まずは朽木の道の駅へ。ここでpanaさんと合流。panaさんとは昨年6月の赤ゾレ・馬駆け場以来だ。
 ここで行われる朝市で今日のお昼に食べるお鍋の材料を買う。すでに朝市は人でいっぱい!。所狭しと品物が並んでいる。目的はキノコ。パックにいっぱい入ったキノコを購入。

ワイヤーゲートと注意書き
 





 pana号と2台で国道367号・303号と走り、途中から天増川沿いの細い道へ入る。
 ほどなく民家があり、その先にはあらかじめ調べていた通りワイヤーゲートがあった。規則に従って区長さんに一声かけようと、それらしき民家を探したが人がおらず、pikkuさんが近くにおられたおばさんに言づてをお願いし、ゲートを開けて入る。

 舗装はここまでで、ここからはダート道。これが予想外だった。凸凹が至るところにありしかも長〜い!。
 panaさんの車はオフロード車でガンガン行けるが、こっちはミニバンなので車底も低く、ガリガリと嫌な音が車内に響く…。(ToT) 登る前からいきなりテンションががた落ち。
 かなり走ったように感じたので、そろそろ能登郷か?と思ってGPSを出してみたら、まだ水谷登山口付近だった…。ガーン!。(ーー;) この時点ですでに9時。下山は能登郷へ降りる予定なので車を一台デポするために、往復しなければならない。
 結局、デポして水谷登山口へ戻ってきたときは10時だった。





水谷登山口









【10時07分】水谷登山口を出発
 救いだったのはお天気だ。予報では雨だったのだが、結局最後まで雨は降らず昼過ぎまで雲間から日も差すほどもってくれた。
 水谷登山口は車なら10台くらいは止めれるであろう広さがあった。
 三重嶽への登山口を示す立派な道標と、高島トレイルの新しい道標が立てかけてあった。

 今回の歩行距離は長く時間に余裕はない。なのに出発が10時になってしまったため、泣く泣くお昼に用意してきた豆乳鍋の具材はすべて車に置き去りに。(ToT)
 となると食べる物がない。仕方がないので、これも朝市で買った、お土産用の食パン一山をお昼用にザックへ詰め込む。

 関電の送電線が天増川沿いに走り、何かと目印になる。
 登山道は関電の巡視路も兼ねていて整備されている。しかし、いきなり急坂で始まりペースは上がらない。
 
ナナカマドの実が赤く染まる





登山口からいきなり急坂が始まる

 

天増川沿いの斜面に送電線の鉄塔がある

関電?中電?の火の用心案内プレート

やっぱりお約束のバリハイ
 鉄塔まで登ってきたら道は二手に分かれていた。方角的には右。何の疑いも抱かないまま、右へ。これが間違いだった。
 道は山斜面に水平に続き、一向に高度が上がらない。おかしいと気づいて先を探索するもずっと水平に道が続いている。どうやら次の鉄塔への巡視路と見た。
 引き返すが、とりあえず上に登れば登山道に出るだろうとpikkuさんが提案し、お約束のバリハイに突入。
 しかし、10分ほど登ると登山道が横切りバリハイは終了〜。どうやら鉄塔の左の道を歩くようだったみたい。

 すぐさま、2本目の送電線にかかる鉄塔が見え、道はそちらへと向かうものと、三重嶽へ向かう道とに別れる。
 三重嶽へ進む道は雪の重みで曲がった木が進路を阻み歩きにくくしている。


締め付けている木が根負けして枯れていた?




巡視路から離れて登山道へ踏み込む


ナラダケ


クワガタ君が道標の番をしていた
















高島トレイルとの合流地点

【11時32分】高島トレイルとの合流
 女性が4人もいるとまぁ賑やかなこと。panaさんが歩きながら尾瀬での土産話を聞かせてくれる。次から次へと話題は尽きない。面白い話に笑い声が山に響く。(^^;
 高島トレイルとの合流地点に到着。周りは木々が茂り展望はなし。武奈ヶ岳、三重嶽、水谷登山口と道標が立っている。
 ここから先は、なだらかな尾根を三重嶽山頂へ向けて歩くことになる。

 P708へ延びる尾根との分岐辺りに小さな池があった。三重嶽1.3kの道標がある。その先にはP855のピークがあり、まだ最近付けられたと思われるプレートがあった。

 小さなアップダウンを繰り返しながら三重嶽山頂へと近づく。この辺りから太い曲がりブナが目に付くようになる。
 足下にはキノコ類や上にはナナカマドの赤い実、サワフタギの青い実と秋の実りが生っている。

 途中で先を歩く女性陣から「キャ!」と悲鳴が。足元を見ると蛇の抜け殻が落ちていた。財布に入れるとお金が入ると言われるが、その昔、財布に入れていたことがあったがお金が入った記憶がない。なので撮影だけしてその場を後にした。(^^;















 
登山道横にある小さな池 小さな青い実はサワフタギ




えりさんにモデルになってもらいました(^^;


蛇の抜け殻


ナナカマドの赤い実はたくさん見られた



高島トレイルと三重嶽山頂との分岐
ブナを見ては撮影に余念がないpanaさん

【12時33分】三重嶽山頂
 何度もニセピークにだまされ、もう着いた、もう着いたと思わせられては裏切られの連続。(ーー;)
 やっと目印になる大日への道と三重嶽山頂との分岐に到着。ここから山頂はすぐだ。
 ほどなく櫓が建つ山頂にたどり着いた。
 辺りは景色が見えるような見えないようなギリギリの線で木々が生っていて結局見えない。(^^;
 早速、櫓に登ってみる。正直、建て直して欲しい。もろくなりつつある組まれた木に、僕の体重がかかるのはかなり危険だ。(^^; まるでロシアンルーレット。一歩一歩確かめながら上まで登る。
 ウォー!。これは素晴らしい!。ほぼ360度の展望。東は琵琶湖を挟んで伊吹山や鈴鹿山脈のはしりから、南は比良山系の山々、西は富士山型の綺麗な形の青葉山、北は日本海!。近いのはわかっていたけれど、日本海と琵琶湖の両方が一度に見れるなんて、なんて贅沢な山ざんしょ!。意外な景色に結構感動してしまった。
 おまけに雨を予想していたのにこのお天気。天気予報様々?です。(^^)v


大御影山(右端)から日本海までの展望


櫓の上からハイチーズ ここにも高島トレイルの道標が


比良山系


持って上がった食パンをバナーで焼く


怖々櫓に登るpanaさん


バンダナショット


【13時15分】三重嶽山頂を出発
 高島トレイルの道標には「SANJYOUGADAKE(さんじょうがだけ)」とある。大峰のあの山上ヶ岳と同じだ。この山は宗教色はないように思えるが土地土地の歴史があるのかもしれない。ここに来るまでは「SANJYOUDAKE(さんじょうだけ)」と思っていた。山の読み方は難しい。

 お昼は予定通り、急遽持って上がった食パン。そのまま食べるのも味気ないので、バナーで焼く。焦げた表面がいい香り…。(ToT)
 panaさんから朝市で買った焼き鯖寿司、えりさんからおにぎり、pikkuさんからお菓子をいただく。ありがたやーありがたやー。m(__)m

 まだ行程は長いので長居はしていられない。バンダナショットを撮って出発する。
 再び高島トレイルに乗り、北へと向かう。
 ここで思わぬ生物とご対面する羽目になる。青葉山を中心とする日本海が一望できる場所に出た。でも、それらを撮影するには10mほど先にある木々がじゃま。ということでその先へゆけば遮るものはない。シダの中を行ってしまえ〜!と突撃したまではよかった。撮影も済ませて(下記画像)登山道に戻り何気なく足元を見ると、膝下のズボンに数え切れないほどのダニがひっついているではあ〜りませんか!。ひょぇぇ〜〜〜〜(@_@)。 この時期なら藪をこいだらダニはつきものだと頭で理解はしているものの実際付いてみると気が気じゃない。
 時々立ち止まっては指でピッピと飛ばしてゆくがきりがない。
 途中で、みんなのズボンを見るとやはり付いている。panaさんだけは長靴だったのが幸いして問題なかった。しかし、これも歩いているうちに自然と取れて減っていった。これ以後、ダニの話で持ちきり。(^^;

西側を撮影 正面に青葉山が見える



北へ向かって稜線を歩く


ブナのトンネル

【14時27分】P889
 P943までは高い木がない草原の中を歩く。残念ながら予想に反したお天気もここまでで、青空を閉ざす雲が迫ってきた。距離だけで言えばまだ半分程度。やはり雨具は必要か。
 P943からはブナがぐっと増える。しかも三重嶽までのブナとは違い、まっすぐで立派なブナが多い。panaさんのキャーキャー言う声が聞こえる。(^^; 
 残念ながら期待していたブナの紅葉はまだ少し早く、緑一色。

P889



















黄昏に染まる小浜の海岸

【15時38分】大日
 能登郷への分岐で、この先どうするか相談。能登郷へ下る道にまだ立派なブナが多く見れたので、帰りはここを通ることに決めて、とりえあず大日へピストンで行くことに。
 ブナ林を抜けると地形図通り送電線が2本尾根を横切るのが見えた。その先の林の中にぽつんと大日のプレートがあった。ま、正直、わざわざ来るほどのものではなかった。(^^;
 来た道を戻り能登郷への分岐で小休止。
 panaさんが持ってきてくれたグレープフルーツを振る舞ってくれる。疲れた体に酸っぱいグレープフルーツはとっても美味しい。(*^_^*)
 

何もない大日山頂


能登郷の分岐でグレープフルーツタイム




蝉の抜け殻


能登郷へ向かう道にも立派なブナが見られる


クサギの実 クサギの花


歩いてきた稜線を見る

能登郷登山口


panaさんのオフロード車は難路のダート道を飛ばしていく

【16時24分】能登郷登山口
 この道は巡視路を兼ねているようで、プラ階段などで整備されている。
 クサギの黒い実、赤い葉。鉄塔のそばでたくさんのクサギがあった。panaさんやpikkuさんが「この花は白いのよ」。と言ったその横に咲いているクサギがあった。「これこれ!」と近づいてみると、何とも言えない臭い匂いが…。ネットで調べると「臭木」と書くそうだ。やはりな…。
 送電線下を歩くので、当然というか付近の木々は伐採されているので見晴らしはいい。今日歩いてきた尾根がずっと遠くまで見える。「こんなに歩いたんだねー」と誰かが言った。
 地形図上の距離と実際に歩く距離とのギャップに少々戸惑いながら、やっとのことで能登郷登山口に到着。デポしたpanaさんの車に乗車して水谷登山口へ戻る。オフロード車のpanaさんの車は凸凹の道もなんのその。面白いようにスピードを出して通過してしまう。

 panaさんとはここでお別れ。僕らはくつき温泉へ寄って汗を流す。しかし、持ってきたはずの温泉セット一式が見あたらない。どうやら忘れてきたみたいだ。(>_<) 最後の最後であーあ。

 このエリアは今年の冬に訪れた駒ヶ岳に続いて2回目。紅葉にはちょっと早かったけど、たくさんのブナに会えて丸々一日楽しめました。