残暑耐久登山 千ヶ峰 残暑耐久登山 千ヶ峰


●場所:千ヶ峰
●山域:播州
●日時:1999年(H11)9月12日
●天候:薄曇りのち晴れ
●標高:1005m
●地形図:丹波和田(1/25,000)
●コース:三谷登山口−雌滝・雄滝−岩座神コース合流−千ヶ峰(ピストン)
●メンバー:僕、嫁さん




残暑耐久登山 千ヶ峰
登山口から千ヶ峰までのコース図
            


残暑耐久登山 千ヶ峰
駐車場前にある登山口


 朝7時過ぎ起床。空を見ると何やら怪しい雲行き。早速天気予報を見てみると晴れマーク。どこにも雨の文字はない。なら予定通り千ヶ峰へ出かけましょうということで嫁さんと一緒に自宅を出発。

 8時前に自宅を出て中国縦貫を使って滝の社から427号線を北上。9時40分三谷渓谷入口に到着。すでに登山客らしき車が7〜8台停まっている。ぼくらも支度をして早速出発。
 同じ時刻にちょうど登るグループが多く、一緒に登り始める。
 気温32度。とにかく湿度が高い。この湿度の高さが後々、耐久登山の異名を名乗ることとなる。


残暑耐久登山 千ヶ峰
ヤマジノホトトギス


 三谷渓谷に沿って登山道が続いている。沿道にヤマジノホトトギスが咲いている。花が二段階形状になっているめずらしい花。早速カメラに収めた。


残暑耐久登山 千ヶ峰


残暑耐久登山 千ヶ峰 登山口から程なく歩くと雌滝雄滝が見えてきた。なだらかな一枚岩の上を流れる雌滝。対して高さのある滝らしい滝が雄滝。この暑さを涼むのにはもってこいの場所だけれど、グッとこらえて先を急ぐ。 残暑耐久登山 千ヶ峰
奥の滝が雄滝ですが実際はもっと大きいです 登山道から見えた雄滝



残暑耐久登山 千ヶ峰


 途中から登山道は三谷渓谷を渡って杉林の中へと続いている。少し歩くとご老人の団体登山客に出会った。ちょうど、見晴らしも良く腰掛けるところもあって格好の休憩所になっている。
 さきほど、休憩したばかりだったのでここは挨拶を交わして通り過ぎた。

 ハスキー犬を連れた登山者と一緒になった。そのハスキー犬が飼い主を離れて僕たちと一緒に登っていく。何か守られているようで愛着感が湧いてきた。(^^)



残暑耐久登山 千ヶ峰
この暑さにこの階段!
バテる〜


 今回は初めて地形図を片手に登った。矢問源氏さんをはじめいろんな方から地形図のことを教わって今日はその訓練ともいえる山登り。
 「地図の読み方」も途中まで読んでいたので頭の中で復習してみる。地形図のことを教わらなければこうして、見晴らしのない箇所で立ち止まって位置を確認するなんて事はなかったろう。
 
 少し歩いたところで目の前に現れたのは見上げるような高さの急な階段!。
 この階段の一段一段が高い!。もっと低く作れよ〜と心で泣きながら登る。(^^; しかもこれが何段登っても先が見えない。下るエスカレーターを登っているみたい。(^^; 気温と湿度の高さも手伝って一気にばてた。
 ドッと汗をかいてハァハァ言いながら階段を上りきると、そこが岩座神コースとの合流地点となっていた。10時40分到着。



 そこで、物干し竿のようなステンレスの棒に滑り止めをつけたものをストック代わりにして三度笠をかぶったおじいさんと出会った。
 挨拶をするとおじいさんの口から機関銃のようにぼやきが出てきた。なんでも、団体でこの千ヶ峰へ登りに来たらしいのだが自分だけ先にここまで来てしまったという。どうも先ほど、休憩していたご老人の団体さんのお一人みたいだ。
 話を聞くうちにいつの間にか、剣道の話となり自分は昔、百姓をしていたので体が鍛えられているから云々… と延々話が続いた。ようするに体が丈夫だということを言いたかった様子。(^^;
 話が止まりそうもないところへ待っていた団体さんがこられたようで、解放してもらえた。(^^;



残暑耐久登山 千ヶ峰 残暑耐久登山 千ヶ峰
いかにも毒のありそうなキノコ このキノコは食べれそうだ(勝手に解釈)


残暑耐久登山 千ヶ峰
猛毒がありそうな紫色のキノコ


 その場を出発してすぐに3人の家族連れが立ち止まってなにやらゴソゴソしている。
 何事かと思ったら相手の方からこちらに話しかけてきた。なんとキャリーに背負われた子供の頭に山ヒルが食いついて離れないみたい。でタバコ使って山ヒルを離そうと思って持っていないかと訪ねてきた。
 タバコを吸わない僕は持っていなかったが、消毒液なら持っていたのでそれをかけてみたらどうか?と嫁さんがアドバイスして早速試してみることにした。するともののみごとに山ヒルが離れてくれた。
 子供の血を吸ってまるまると太っていた山ヒルはご主人が踏みつけていた。よほど憎かったのだろう。
 子供の頭は丸い剃刀で切られたようになっていてとてもかわいそうだったが本人は痛みを感じないのかケロッとしていたのが印象的だった。(^^;
 その後、山頂でもお会いできたのだが今度は奥さんがお腹に食いつかれてTシャツが真っ赤になっていた。同じく消毒液とバンドエイドを渡しておいた。
山ヒルなんて初めてみたのだが僕たちは被害に遭わずによかった。


残暑耐久登山 千ヶ峰
おっきくしたらメルヘン童話に出てきそうな家になりそう。(^_^;


残暑耐久登山 千ヶ峰
笹野原に出てくると山頂はもうすぐ



 それから先、まわりは熊笹の原になってあたりが見渡せるようになり最後の急坂を登って山頂に到着。11時30分。
 湿度が高いせいでもやがかかり晴れているのに展望はイマイチで少々がっくり。でも、大阪を出るときにあれだけ曇っていたので雨に遭わなかったことだけでもラッキーと思わないと罰が当たるというもの。  
 千ヶ峰の山頂は広く開けていて次々と現れる登山客が思い思いの場所にシートを広げて休憩している。南無妙法蓮華経の石碑が建っているが登山客にはいい腰掛け代わりとしか思われていないようだ。(^^;



残暑耐久登山 千ヶ峰
千ヶ峰山頂に到着


残暑耐久登山 千ヶ峰
市原峠を望む

 周りを見回すと南の飯森山や笠形山、西の段ヶ峰、北側の三国岳方面へと続く尾根などはかすみながらも見えるもののその先はよくわからなかった。
 近くにいたおっちゃんが「見通しがいいときは氷ノ山のリフト?まではっきり見えるのになぁ」と口惜しそうに言っていた。そうと聞けばなお残念に思う。



残暑耐久登山 千ヶ峰
残暑耐久登山 千ヶ峰
山頂には赤トンボの他にこんな蝶々もいました



残暑耐久登山 千ヶ峰
遠くに笠形山が見える


 お昼も近かったので昼食とする。食べていると次々に登山客が登ってくる。山頂は40人近い登山客で大賑わいになった。

 12時20分山頂を出発。
 体力があれば市原峠まで行ってみたかったがバテバテでとてもじゃないが行く気がせず、来た道を帰る。

 13時45分登山口到着。
 空がかすんで展望がイマイチだったことが悔やまれる。今度は段ヶ峰や笠形山あたりから千ヶ峰を眺めてみたいと思った。


残暑耐久登山 千ヶ峰
門村から千ヶ峰を眺める