春の住塚山・国見山で迷走ハイク
と又兵衛桜へ花見見物
●場 所:住塚山・国見山
●山 域:曽爾
●日 時:2002年(H14)3月28日
●天 候:晴れ
●地形図:大和大野(/25,000)
●メンバー:てる、さとみ
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今年は例年にない足早な春の到来に、お花見の頃合いを見過ごしてはならないと少し早めのプランを計画。
今回は屏風岩の桜と住塚山・国見山をセットにして出かけたのですが、七転八起な桜見ハイクとなりました。
大阪を出たのは思っていたよりも1時間遅れの7時半。松原JCTあたりで起こった上下線ともの追突事故による渋滞に巻き込まれ、それでも2時間ちょっとで曽爾村へ到着。
途中、通った名阪国道の針ICは大規模に改修されて、通りやすくなった他、以前からあった都祁温泉などを含めて施設全体が大幅にリニューアルされていた。
曽爾村へ入ってガソリンを補給。そこでおじさんに屏風岩の桜のことを聞くとまだ早いというお返事。今年がいくら開花の時期が早いといっても4月初旬だろうなぁということだった。
詳しく道順を教えてもらい、その通りに標識があり順を追って進んでいくと屏風岩の前に着いた。駐車場はかなり広くて十数台は入れるよう。
陽気は春なのにここの風景は冬のまま 桜が咲いていれば素晴らしい風景と思われる屏風岩公苑
屏風岩を見上げるが見事な岩壁。フリークライミングをする自分にすれば、よだれが出るような壁だが、今日はそうじゃなく桜を見に来たのだ。その桜は…。まったくない!。(ToT) つぼみもない!。何もない!。(^^; やっぱり早すぎた〜。(=_=;)
ま、それは仕方がないということでとりあえず山に登ろうと支度を始めた。
【9:48】屏風岩前の駐車場を出発
急坂を登ると長野からの道と合流する
お天気は申し分なく日差しも暖かい。平日ということもあって静かな屏風岩公苑を素通りすると、すぐに急坂になる。ジグザグに200mほどの高度を稼ぐと屏風岩のてっぺんの並びあたりに出る。すると屏風岩の方(長野方面)からも道が延びていてここで合流する。この道を進めば屏風岩のてっぺんに出れるのだろうか?。
【10:05】分岐点
合流して左折し、一路住塚山へと進む。ここからは雑木林になり辺りも明るくなる。勾配も緩くなり少しずつ高度をあげていく。
途中で右手に道が分かれていた。後々この道を見てしまったのが間違いの元?だったということになる。
住塚山からの素晴らしい展望
山頂で記念撮影 おばちゃん4人衆は一眼レフを持って思い思いに撮影している
【10:26】住塚山山頂到着
途中でおばちゃん4人組を抜いて山頂に到着!。木々が生い茂り展望は良くないとガイドブックにも書かれていたが、北から東側にかけて南側まで綺麗に伐採されていて、すこぶる見晴らしはいい。曽爾の山々はもちろん、三角錐の局ヶ岳まで見える。
すぐに先ほど抜いたおばちゃん達も到着。とたんに騒がしくなる。すぐに山名同定を始めた。それを聞いているとかなりあちこち登っている様子がうかがえる。
本当は屏風岩の桜が咲いていれば、ここまででピストンするはずだったが時間もあるので、国見山まで行くことにした。
そのおばちゃん達に声をかけてお先に発つ。
【11:10】国見山到着
一の峰をバックに国見山への道を登る
なだらかな坂道をドンドン下りゼニヤタワと言われる住塚山と国見山のコルを通過し今度は国見山への登り返しが始まる。岩が所々露出し結構な勾配。沈んでいた汗がまた一気に吹き出す。細い尾根を通りほどなく国見山山頂に到着。
こちらは前評判通り見事な眺め。ほぼ360度の展望が味わえる。西は竜門岳、額井岳、一昨年登った三郎ヶ岳、北に目を移すと霞んでいるが鈴鹿山系、東に兜岳、鎧岳、倶留尊山、遠く局ヶ岳や三峰山、台高山脈、大普賢岳をはじめとする大峰山系までズラズラと見えて素晴らしいの一言。
山頂には道祖神が祭ってありお賽銭が置いてあった。長椅子があるので腰を下ろして一服する。お天気もいいし申し分なし。(^^)
少し発ってからさきほどのおばちゃん4人衆も到着した。
この方達は吉野から来られたそうで花見なら吉野へ来て頂戴!と早速勧誘を受けてしまった。(^^;
お昼をここで取るというおばちゃん達をあとに20分ほど休憩して国見山をあとにした。
国見山山頂では道祖神が見守っている ゼニヤタワから下ったところにある林道終点
【11:44】ゼニヤタワ到着(迷走の開始?)
ゼニヤタワまで戻ってきて、ここからどうしようかと悩んだ。というのは屏風岩の上部へと続くエスケープルートがあるからだ。地形図からも現地でも道は確認できた。うまくいけば住塚山の途中で見た枝道へ抜けれるかもしれない。
そう考えてこのエスケープルートを選択した。しかし、これが間違いの元だった。(^^; この道は作業道のようで緩い谷スジを下っていく。道もしっかりしていた。 少し歩くと少し開けた場所に出た。そこに立派な林道が来ていた。これにはビックリ。まさかここまで林道が来ているとは思いもしなかったからだ。
この林道を歩いていけば長野方面へ行ってしまう恐れがあるのでこれは使えないと判断して、地形図から住塚山方面へ少し向かうコースを取った。 選んだ谷スジにかかる作業道は最初はしっかりしていたのだが、途中でわからなくなってしまった。しかし、方角は確認できていたので急斜面を登りとにかく支尾根に乗っかろうと必死で取り付く。どこが花見ハイクや。(^^;
何とか乗った支尾根はどう見ても住塚山へ続くスジだった。遭難回避の法則?に則り登ることしばし。どう見ても獣道にしか見えない尾根を藪こぎし、やっと住塚山山頂直下の登山道に出た。(=_=;)
改めて地形図を見直すと林道の終点から少し南に下りてから本来登るべき谷スジがあるのが確認できた。そう谷スジを一本間違えたのだ。より南の谷スジを遡るつもりだったのに、西よりの谷スジを選んでしまった。まだまだ青いわ。(^^;
でも、本音を言うとちょっと迷って楽しかった。道のないところを地形図にたよって歩くというものいいかもしれない。
【13時頃】屏風岩前の駐車場から又兵衛桜へ
駐車場に戻ってくると、立派な三脚を持ったおじさん二人が、僕らの装備を見てか住塚山のことを聞いてきた。おじさん達はどうやら桜を撮影するために近隣を廻っているみたいで、桜を見損ねた僕らの話を聞いて、それなら大宇陀の又兵衛桜が見頃だから行ってみなさいと勧めてくれた。
お礼を言って早速、又兵衛桜へと向かう。ちょうど、その近くの大宇陀温泉に寄るつもりだったので好都合だ。
近くまで行ってみると平日なのに沿道は駐車する車の列でいっぱい。車を停めて歩くことしばし。立派な枝垂れ桜が見えてきた。うわ〜すごい!と二人とも歓声を上げた。樹齢300年のこの桜は見る人全てを幸せにしそうなくらい素晴らしい花を咲き誇っていた。
隣には桃の花も満開でまるで競演しているよう。
そんな桜を眺めながら広場で遅いお昼を取った。こうして地べたに座り、ゆっくりと桜を眺めながらお弁当を食べることがしたかったのだ。お天気もよく心地いい陽気も手伝ってまさに至福の時。
屏風岩の桜は見れなかったけれど又兵衛桜を見ることができて大満足でした。
樹齢300年の大輪を咲かせる又兵衛桜 春の日に映える又兵衛桜
帰りは予定通り大宇陀温泉(村の温泉巡りを参照)に寄って汗を流し、今日が誕生日のさとみさんと明日が誕生日の自分を祝ってゴールデンディナー?を食べて帰宅しました。
予想外の行程に苦戦を強いられましたが、最後は花見もできたことだし、終わりよければ全て良しと言うことで締めくくりたいと思います。