冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 囲炉裏


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
 
●山 域:北摂
●日 時:2006年(H18)12月3日
●天 候:晴れ
●コース:
奥猪名健康の郷−神社−大谷−関電鉄塔No104−高岳北尾根−P655−林道−P608の北にある関電鉄塔−林道−ウォークラリーコース−奥山(P654)−P636−泉郷峠−奥猪名健康の郷
●メンバー:単独




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください

冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 地形図 冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 カシミール 冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
GPSルート地形図 カシミール3D 地域の地図は上記をクリック


 日曜日に予定していた用事が急にキャンセルになってしまった。
 空いた時間、午前中だけならと嫁さんから了解をもらい、手短で思いついたのが高岳北尾根のルート。
 今年の一月に矢問さんとスノーハイクを楽しんだルートの残り北側だ。

 昨日からの寒気でやっと冬らしい気温になった。しかしそうなると寝起きが辛い。
 寒気が入っては来ているが、そんなときは近畿中部は晴れと相場は決まっている。
 猪名川町へ車を走らせる。外気温は見る見るうちに下がり、大阪を出るときは7度ほどあったのに奥猪名健康の郷に着く頃には−1度を示していた。
 車を降りるとたちまち冷気に包まれてぶるっと震えがきた。たった40Kmほどなのに、こんなに違うとは。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
関電巡視路の道標


【7時58分】奥猪名健康の郷を出発
 歩き始めてすぐにオレンジ色のベストを着たハンターのグループに会った。
 これから歩くルートと重なると怖いので、どのあたりで猟をするのか聞いてみた。 しかし的を得ない返事だったので、こちらから、あの尾根を歩くけど大丈夫ですか?と指を指して聞いてみたら「わかった。大丈夫」と返事。「わかった。大丈夫」ってほんまに大丈夫なんかいな?と思いつつも、これ以上聞いても仕方がかいなとあきらめて先を急ぐことにした。

【8時15分】大谷入口の堰堤
 矢問さんと以前歩いているルートを尾根までは歩くので、高岳北尾根までは楽勝。堰堤から先はミニ芦生という雰囲気で、冬枯れの様相を醸し出している。
 関電の巡視路にもなっているこのルートに沿って関電の標識があちこちに見受けられる。それに従って104鉄塔へと向かう。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
芦生を思わせる大谷奥部


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
関電鉄塔付近は見晴らし抜群


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
冬を思わせる一コマ


【8時46分】関電104鉄塔
 鉄塔の周りは枝木が常に伐採されているので、見晴らしがいい。これから歩く北側もよく見える。
 さらに高岳北尾根へ向かって歩くことしばし。急なアップダウンを越してから黒の防護フェンスが見えてきた。以前、矢問さんと来たときは間違って104鉄塔へと向かってしまったが、今日はその分岐を北へと防護フェンスへそって進む。

 以前もそうだったが、このフェンスを支えるワイヤーが曲者で、斜めに張られていて、ちょうど景色にとけ込むように張られているので、ハッと気が付くと目の前にワイヤーが迫っているときがある。 しかし、そのフェンスも風で倒れたりして意味をなしていない。
 大谷の源流部に差し掛かる。かなり緩くこの尾根に繋がっていて、104鉄塔へ寄らずに大谷をそのまま直進しても良かったかなと思えた。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
北尾根に合流 黒フェンス沿いに進む


 急な坂道を登るとフェンス沿いの道がスーッと細くなっている。ん?と周りを見ると直角に左へ踏み跡がある。地形図とコンパスを取り出して見てみるとなるほど目指す尾根は左を指している。危ない危ない。また間違うところだった。
 このルートの尾根はこの手の曲がりが多くて、ルートファインディングには事欠かない。

 ここで遠くに銃声一発。いよいよ猟が始まったか。(=_=;)
 ここから先は雑木林が辺りを覆い尽くす。あらかた葉が落ちて、ふかふかの落ち葉の絨毯が広がる。シャクシャクと落ち葉を踏みしめる音は歩いていて気持ちがいい。それに芦生や台高などには到底及ばないものの、広がりのある素晴らしい風景がこんな所にもまだまだ残っていることに嬉しくなる。(^^) 「いいなーいいなー」と一人で呟いて景色を楽しんだ。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
落ち葉の道が気持ちいい


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
大谷へ下る斜面


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
「うーんいいなー」と眺めているスナップ(^^)


【9時25分】P655
 P655の手前まで来て、ハンターのグループに出くわした。どうやらここから北東方面で獲物を狙っているらしい。その人に北尾根を歩くことを話すと、「そちらに一人ハンターがいるので気をつけてください」と物騒なことを言われる。だが、無線で連絡を取ってくれたので、ちょっと安心。

 進むと程なく、もう一人のハンターと出会い、何を狙っているのか尋ねてみた。メインは鹿。猪はあまり獲れなくなったと。「気をつけて」と言われて先へ進んだ。もうこれで安心。
 県境尾根が西へ曲がる辺りから、足下には笹が地面を覆うようになる。今の時期なら膝下で問題ないが、春以降は笹藪と化して行く手を遮るのだとか。
 急に西側の展望が開けて大野山がドーン!と見える。送電線が邪魔だがこれもここだけの風景と割り切って見る。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
北尾根はしっかりした踏み跡が続く



冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
下画像を撮った見晴らしのいい場所


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
大野山がどっしりとかまえる



冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
猪名川町と能勢町を繋ぐ林道 猪名川町側へ下る道


 さらに先へ進むと北側の斜面の下に林道が見えた。この林道が見えたことで頭の中の方位がずれた。下っていく北への尾根が、向かう奥山の尾根と勘違いしてしまった。
 尾根を下り林道に出ると、ちょうど下から林道を歩いてくるハンター二人がいた。北の方角のピークを指し(勘違いしてたので)「泉郷峠への方向はこっちですよね?」と尋ねる。すると当然、西の方向を指して、この林道を下り左の道を行けば尾根に繋がる… と言ったような気がするのだが「この親父、間違ってるな」と勝手に思いこんでいたものだから、言葉が頭に残るはずもない。(^^;
 ただ、幸いなことに目指そうとしていたピークは途中で柵があるから行けないと言われたので、それなら林道を歩いて迂回すればいいと考えたのがせめてもの救いだった。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山 冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
位置で言うとP608の北東辺りの鉄塔 鉄塔尾根を下るとまた林道が… 運良くウォークラリーコースに拾われました(^^ゞ


 林道を歩き二股を右へとると、すぐに関電の鉄塔に来た。ここへ来てちょっとおかしいな?とは思いつつも尾根通しに歩き続けると植林帯へ突入しすぐに下り。その下にはまた林道…。あれ?。林道へ降りてみると、そこに道標があり「奥猪名健康の郷 ウォークラリーコース」とある。北側には林道が二股に分かれていて、地形図をよく見るとP608の北側へ200mほどの場所だとやっとわかった。
 このウォークラリーコースは来たときに歩いた大谷までの林道へ繋がっているはずなので、このまま歩くと奥山への峠に行けるはずとふんで、このコースを進むことにした。
 さすがに整備されたコースで、広くて歩きやすい。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
ウォークラリーコース


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
奥山への登りから北尾根を振り返る


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
奥山への登りは
見上げるような斜面



冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
三角点がある奥山山頂


【10時25分】奥山(P654)
 目指していた尾根を横切る峠に到着。プレハブと簡易足場を組み足して建てたような建物が斜面に沿ってあり、さながら子供の秘密基地のようだが、誰か住んでいるのかな?。パッと見は手入れされているように見受けられるが、いきなり人が出てきても怖いので、さっさとここを後にする。

 ウォークラリーコースと別れて本来歩くはずの尾根道へと戻る。その建物を横目に見ながら、奥山への急斜面をジグザグに登っていく。今までの尾根道とは違い、この箇所だけはほとんど踏まれた跡はなく、本当にあっているのかちょっと不安になる。

 息を切らせながらやっとのことでピークを踏んだ。ここが奥山。雑木に囲まれて展望はなし。国土地理院のプレートと三角点がしっかりと立っていた。
 この尾根も先ほどと同じく、幅が広くなだらかで歩いていてとても気持ちがいい。

 ピークから泉郷峠までは浅いながらも踏み跡が見える。泉郷峠からはここまで歩かれているのかピンク色のテープが適度な間隔で巻かれている。
 途中で、大野山や麓の奥猪名健康の郷が一望できる場所に出会う。最後のピークを越えると一気に下る。木に掴まりながら降りないと滑り降りそうなくらいの斜度で慎重に下った。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
奥山の尾根もまたいい感じ


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
さっきと同じ大野山が見えるが奥猪名健康の郷が近くになってきた


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
今度は激下り


【11時10分】 泉郷峠
 奥猪名健康の郷から篭坊温泉へと抜ける県道の峠である、泉郷峠に出てきた。
 今後の下調べにとさらに西側へルートがあるのか探索する。かすかな踏み跡が藪の中に消えていく。いずれ歩いてみたい。


冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
泉郷峠




冬枯れ落ち葉を踏みしめて高岳北尾根から奥山
右奥が北尾根 左端が奥山への山


【11時24分】奥猪名健康の郷に到着
 県道を歩いて下り奥猪名健康の郷まで戻る。朝出たときよりお天気になり日差しが暖かい。
 振り返ると今日歩いた山々が見渡せる。3時間半。たっぷりと歩きました。