奥猪名でスノーハイク
高ンボからP711を経て大谷へ
奥猪名でスノーハイク 高ンボからP711を経て大谷へ 囲炉裏

P711から見える大展望
●山 域:北摂
●日 時:2006年(H18)1月8日
●天 候:曇り時々晴れのち雪
●コース:奥猪名健康の郷−高ンボ−P711−大谷−奥猪名健康の郷
●メンバー:矢問さん、てる




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください

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 今回歩いたこのエリアは2年前にも計画し実行しかけたのだった。が、そのときは奥猪名健康の郷の手前1kmあたりのところで、凍結と積雪で車のタイヤがスタックし動けなくなってしまい、あえなく引き返した苦い想い出がある。(^^;
 今回はチェーンも用意し万全の体制ででかけた。杉生あたりから路面は凍結し始めたので、早々にチェーンを装着。やはり付けていると安心。難なく奥猪名健康の郷に到着。

 携帯をチェックしてみると矢問さんからメールが入っていた。「駐車場到着予定は何時ごろ?」。おっと!この文章は一緒に行ってもいいかな?というサインとみた。早速折り返し携帯に電話をしてみる。「今からそっちへ向かったら出発が遅くなるでぇ」という矢問さんに「待ってますから一緒に行きましょう」と背中を押す。交渉成立。(^^)v 30分あまりで矢問さんがやってきた。
 矢問さんが到着する前にオレンジ色の服を着た人が乗った自動車が3台、奥地へと走っていった。やばい、猟だ。この時期になるとハンターが山に入り銃声が聞こえるようになる。

【8時55分】奥猪名健康の郷を出発
 支度を調えて出発。…のはずがワカンを持って行こうかどうしようかと悩む。矢問さんに聞くとスノーシューを持ってきたからとザックに付けている。じゃ、僕も。(^^)
 奥猪名健康の郷の中に延びる道路を歩き詰めるとロッジがあり、以前歩いたことのある矢問さんの記憶を頼りに、その裏手から高ンボへの踏み跡に取り付いた。

 雪が積もるとバリハイ系の道は元々が踏み跡が浅いので道など不明瞭。立木の間隔で目星を付けて進む。
 矢問さんが「もうすぐしたら鉄線があるよ」というように、等高線に沿う形で鉄線が張り巡らせてあった。多分、宿泊者が間違って進まないようにという配慮?からかなと矢問さんは言っていた。
 踏み跡もそれに沿って延びていたが、それでは尾根から離れていくので、適当なところで鉄線を越えて尾根に向かう。
 高ンボまでの道は勾配が厳しくて一気に息が上がる。矢問さんは体が重いと言ってペースが上がらない。


奥猪名健康の郷へ向かう県道12号線 チェーンもはめて雪対策はバッチリ!
画像をカーソルを置くと
説明文が表示されます


奥猪名健康の郷の中の道路もごらんの通り

 
ロッジをバックに高ンボへの尾根を登る


雑木に囲まれた高ンボ山頂


【9時32分】高ンボ(P591)
 雑木林の中に高ンボ山頂があった。葉の落ちたこの時期でも見通しは悪い。
 二人で記念撮影をして先に進む。一目でわかる踏み跡は北東を下っているが、P711への尾根は南東を向いていて、そちらへ向かってみると尾根が延びていた。これも矢問さんが以前歩いているレポをホームページに載せていたのを読んでいたからわかっていたこと。そうでないと北東の道をくだっていたかも。(^_-)
 

P711への尾根


【10時39分】P711
 大岩がゴロゴロする尾根を歩く。左手に深山と手前を横切る送電線が一望できる場所に出た。深山も真っ白。山頂はガスが巻いている。
 そのあとだった。一面真っ白の雪斜面が広がっていた。P711からの斜面だ。天気も味方して見える範囲は青い空と相まって素晴らしい風景。
 これはもう行くっきゃないっしょ!。突撃〜!。\(^o^)/ 振り返ると矢問さんはスノーシューを付けている。せっかくこれだけの雪があるのにワカンを履かない手はないと僕も付けることに。

 矢問さんはこの雪斜面には来ずに尾根を忠実にトレースしている。矢問さんはすでに明神平でスノーシューを歩いているから感動も薄いわなぁ〜。(^^)
 誰も歩いていない雪面に自分の足跡を描いていくのは何とも表現しがたい嬉しさがある。それをここで味わえるとは!。

 P711へ先に着いた矢問さんは「素晴らしい風景だよ」って催促する。着いて振り返ると大野山から弥十郎ヶ岳はもちろんのこと、遠くは年末に登った笠形山から白髪岳、千ヶ峰、北の方へ目を移すと小金ヶ岳も見える。 二人でそれらの山をバックに記念撮影をする。
 このP711はこの地を走る送電線の建設に際して開かれたヘリポートだったようで、そのためにこんなに見晴らしがいいのだそうだ。


P711を目の前にして吹きだまりの雪の中へ突撃!
北摂の猪名川でこれだけの雪って
なかなかないっしょ!


P711へもうすぐの矢問さん
 

どうです!この新雪!気持ちいぃ!


弥十郎ヶ岳や小金ヶ岳をバックにバンダナショット


南北に走る送電線


深山の山頂はガスの中だ


 次に向かう目的地を話し合う。矢問さんは「高岳へ行くの?」と聞くので今日は行かないと言うと「てるさんが行くと言うなら『僕はここで待ってる』って言おうと思っていた」と。言わなくて良かった。(^^;
 時間の関係で高岳はあきらめて、稜線から大谷へ下り戻ろうと決めた。

 南北に走る稜線へ出てからは関電の巡視路を使って歩く。地形図からは読み取りにくい細かいアップダウンが続く。そんな場所には雪に埋もれたプラ階段がある。 ヒールが短い僕のワカンはプラ階段を下るのもそれほど苦にはならないが、スノーシューの矢問さんはヒールが長いので横を向きながらでないと下れないので苦労していた。

 しばらく歩くと右手にアカマツの林が見えだして黒いネットが巡視路に沿うように張られている。それを支えるように針金が道を遮るように斜めに渡されていて、見落とすと顔の辺りに当たるので危険だ。


巡視路用に設置された橋を渡る
 
大野山をバックに高ンボから歩いた尾根を望む
歩いてきた尾根を眺める


【11時42分】支尾根の鉄塔
 途中で黒いネットが右に折れて、道は左を向きそのまま道に従ってズズッと下る。矢問さんは「おかしいなぁ、こんなとこあったかなぁ」と言いつつ、僕に付いて進むが、さらに歩いていくと交差するはずのない送電線が進むべき道の先にあった。鉄塔もある。

 GPSと地形図で確認するが、僕は地形図を今回に限ってポイントを入力せずにしかも、モノクロコピーしてきたので緯度経度の数値が読めず、矢問さんはドタ参したのでGPSしかもってこなかったので、これまた位置がはっきり把握できない。最悪のパターン。(^^; 東をみると比較的近いところに尾根がほぼ平行して走っているところをみると、間違って尾根を一本左へ入ってしまったようだ。
 どちらにせよ大谷へはこのまま右へ下ればいいわけで、巡視路を下っていこうということになった。


迷い込んだ?支尾根にある鉄塔

大谷に架かる巡視路の橋


ミニ芦生って感じ


 下りきったところには橋が架かり、あとは大谷を下るだけ。
 大谷はミニ芦生といった雰囲気で、昨年の冬を思い出させる風景だ。
 広い道に出たと思ったら右手に鳥居が見える。矢問さんが見てみようと言うので、そちらへ歩いてみると、神社があった。小さな祠があるだけで忘れ去られたような寂しげな雰囲気。
 道に戻ってさらに進むと堰堤を左に見て開けたと思ったら集落に出た。
 舗道はすでに雪が溶けて普通に歩ける。奥猪名健康の郷まで喋りながら歩く。途中から雪がちらついてきた。歩いてきた高ンボからP711までの稜線がはっきりと見える。


鳥居を見つけて向かってみる 小さい祠があった



堰堤を越すと集落が見える

高ンボの手前には奥猪名健康の郷の施設 ずっと奥にはP711付近の鉄塔も見える
 

【12時33分】奥猪名健康の郷
 出発の時にあれだけ積もっていた路面の雪は溶けてなくなっていた。
 矢問さんはこの夜に出発して明日、BAKUさんと芦生へスノーハイクへ行くそうだ。BAKUさんが買ったばかりのスノーシューを試し履きしたいというリクエストに応えてお付き合いするみたい。2日連続でご苦労様。(^^)

 矢問さんと別れたあと、帰りに岐尼神社の前の「鳥岩屋」でコロッケを買って帰る。これも矢問さんがホームページに載せていたお店だ。
 注文してから揚げてくれるのでアツアツさくさくのコロッケが味わえる。昔ながらのシンプルな味だけど妙に美味しい。(*^_^*) 僕はこんな味が大好き。お奨めです。(^^)
 帰りは173号線を南下する。一昔前まで対向二車線で大渋滞していたこの道も山下から南側は4車線になり渋滞はしなかった。いつの間に4車線になったんだ!?と驚きながら帰路についた。