播磨の秀峰 高御位山          


●場 所:高御位山(たかみくらやま)
●山 域:播磨
●日 時:1999年(H11)12月5日
●天 候:曇り
●標 高:高御位山304m、鷹の巣山264m
●地形図:加古川(1/25,000)
●メンバー:亀さん、僕
●コースと参考タイム:
【 9時45分】高砂公園墓地出発
【10時00分】長尾登山口
【10時30分】高御位山山頂到着。
【10時50分】出発。
【11時30分】鹿島山通過
【11時40分】鷹の巣山到着
【12時10分】鷹の巣山出発。
【12時50分】鹿島神社到着
【13時10分】高砂公園墓地到着。




○青色−山行跡
○白色−道路
○黄色−黄色の箇所をクリックするとそこから撮った風景が見れます

付近の地図を表示します(クリックしてください)

高砂公園墓地駐車場

 先だっての段ヶ峰に続いての山行です。あのときは3日前の天気では雨、当
日はみごとな晴天だったのですが、今回も同じようなパターンで前日までやっ
てきました。が、どうも今回は本当に雨のようで当初予定していた台高の薊岳
を泣く泣くあきらめ、雨でも手軽に登れる山として高御位山を選びました。
 ところがどっこい!結局この日は大阪に帰るまで雨は一滴も降らず一日中曇
り空。まぁ降らなくて良かったのか悪かったのか…。まぁ良かったことにして
おきましょう。(^^;





道ばたにあった案内板

 大阪を午前8時半に出発。阪神高速神戸線、第2神明、加古川バイパスと乗り継いで高砂北ICで降りて国道2号線へ。
 すぐに阿弥陀という交差点に差し掛かりそこを右折。そのままどん突きまで行ったところに高砂公園墓地がありそこの駐車場に車を停めさせてもらって出発しました。

 【9時45分】高砂公園墓地出発
 公園墓地から高御位山、これから登る支尾根と登山道も見えていてそれを目標に村の中を歩いていきます。道中にはハイキングコースと書かれた案内板が所々にあり、また案内標識もあるため細く枝分かれした道も迷わず登山口までたどり着くことが出来ました。

長尾登山口付近を歩く(バックは高御位山)

 【10時00分】長尾登山口
 登り始めると雑木林が周りを囲んでしばらく視界はゼロ。黙々と登ると途中から岩道となり徐々に視界が開けて麓の町並みが見えるようになってきます。
 鉄塔が見え始めると道は岩盤の上をよじ登るようになって途中から直登する展望ルートと迂回する巻き道ルートに別れます。これでもクライマーの端くれ。もちろん岩場の直登ルートを選択する。
 雰囲気的には六甲のロックガーデンのよう。岩質は凝灰岩でザラザラしているためフリクションは抜群。同じ高度差を登るならやっぱり岩場の方が楽しくラクに登れる。しかも何より展望がよい〜。(^^)
 途中、ズドーン!とまるで雷が落ちたみたいな音が鳴り響いた。どうやら近くに射撃場があってそこから鳴った音らしいけど、大砲も射撃するのかと思うほどの大音響で心底ビックリ。こんな音はこれっきりでそのあとはパンパンと乾いた射撃音がしていました。


見晴らしのいい岩尾根を登る 岩盤に道標が…


高御位山山頂

 【10時30分】高御位山山頂到着。
 山頂には電波反射板、天乃御柱の碑、そして高御位神社奥宮がある。
 この高御位神社奥宮はとても立派なもので、この高御位山自体がご神体になっていてそれを祀ってあるそうだ。
 すでに2,3人が休憩し展望を楽しんでいた。すぐさま目に入った高御位神社奥宮に向かい道中の無事を祈ってお賽銭を入れてお願いする。
 この神社を囲むように大きな岩盤が南側にあってその上に乗って改めて展望を楽しむ。雨は降ってないけれど靄っていて遠景は望めない。それでも麓の町並みはよく見えるし、これから向かう鹿嶋山や鷹の巣山は綺麗に見える。ピークがいくつもあって歩くのがとても楽しみ。
 岩盤には昔に打たれたリングボルトが錆びたまま放置されていた。なるほど垂壁でクライマーにはうってつけのような壁。しかし、ご神体とあっては登れないだろう。
 その岩盤に腰掛けて展望を楽しんでいると白い猫が寄ってきた。
 とても人なつっこい猫で体をすりつけてくる。亀さんがもってきたチョコレートを差し出すがペロッとなめただけで食べる様子はない。やっぱり猫にチョコレートは無理か。(^^;
 この猫、ここを出発した後もずっと付いてきて途中まで道案内?をしてくれた。

左には高御位神社奥宮が建っている


まるで大台ヶ原の大蛇ーのよう みごとな壁ですがご神体です
その上で手を広げる亀さん

こんな看板もありました

チョコレートはいらないんだにゃ〜

こんな時期に咲く花がありました(識別不明)

 【10時50分】出発。
 尾根筋は灌木帯を歩くことになり視界は所々しか見えない。3つの小ピークを越えると鹿島山や鷹の巣山が見えてくる。

 【11時30分】鹿島山通過
 この鹿嶋山に登る坂も少しの間、急坂となるがアッという間でピークを迎える。
 鹿嶋山を越すあたりからすれ違う人が増え、着の身着のままの人や山岳会のグループらしき人や中には大型のザックを担いで登るご婦人もいた。雨が降らないので急遽来たという感じがしないでもないが、この山はそんな気軽にまた気分は本格的に味わって登れる貴重な山だと思えた。


整備されている道標


 【11時40分】鷹の巣山到着。
 山頂には三等三角点があり南西側は展望が開けている。
 北側麓には射撃場があり、よくみると標的物のお皿らしき白いものが飛んでいる。
 西側にはぼた山のような禿げ山があって、南西には尾根が続き、南側の麓を見れば鹿島神社の大きな鳥居が見える。
 そのすべてが見渡せる岩場でお昼をとることにした。
 遠く平野部には加古川バイパスを車が蟻のように走り、新幹線にはちょうど500系のぞみが鉛筆のような棒状に見えて走り去っていった。
 たかが260mそこらの山だけれど、とっても見晴らしは良く大峰などの各秀峰にひけを取らない(とは言い過ぎか(^^;)。
 そんな景色を眺めながらお昼を取ることにした。
鷹の巣山から撮った風景です。左から鹿島神社、高御位山からの縦走路、そして右端の下(麓)に射撃場があります。


山の景色を眺めながらとる食事が登山の醍醐味 鷹の巣山のプレート
尾根づたいに縦走路が走るのがわかる


 【12時10分】鷹の巣山出発。
 急な坂を一気に下る。振り返ると鷹の巣山の中腹に立派な岩壁がある。噂ではここの洞穴にクライマーの仙人が住んでいて登っていたということだがホンマカイナ?。(^^;
 小さなピークをいくつか越すと鉄塔にたどり着く。
 ここから見た鷹の巣山と鹿島山は日本の双耳峰の代表と言われる鹿島槍にはスケールのでかさでは負けるが、なかなかどうして立派な双耳峰だ。この景色だけを見ていてもここへ来て良かったと思った。それほどここが好きになった。(^^)















鷹の巣山と鹿島山の双耳峰。右は高御位山
仙人が住んでいた??という岩場は双耳峰の中腹
(画像をクリックしてもらえれば拡大します)

百間岩のスラブ(麓は鹿島神社)

 その先に進むと百間岩と言われるスラブ状の岩盤が眼下に広がる。こんなに
広くてスラブな岩盤は今まで見たことがない。コロコロ転がると簡単に100
mは転がっていきそうなスケール。そんなスラブの道なき道を適当に下ってい
く。

鹿島神社からすぐのところにある展望台 展望台の下にはゴミが散乱

 【12時50分】鹿島神社到着
 下っていくと半円形の展望台があった。なるほどここから見ても展望はいい
けれど高御位山などの展望を見てしまうとこんなところでは満足できない。
(^^;アタリマエカ しかし、この辺りはゴミが多い。マナーの悪い人がゴミをほって
帰るらしい。(ーーメ)
 さらに下ると四差路に差し掛かる。僕らは道標に示された鹿島神社へと向か
う。階段を下りていくと鳥居があってくぐると鹿島神社の裏側に出てきた。
 ここでも道中無事であったことをお礼するためにお賽銭を入れて手を合わせ
ておいた。
 参道には店先が並び、草餅のおやきに目がいく。やっぱり買ってしまった。
(^^; 草餅を頬張りながら歩いていくと尾根から見えたあの大きな鳥居が現れ
た。奈良県の三輪神社にある鳥居といい勝負。

参拝者が多かった鹿島神社 でっかい鳥居(バックは高御位山)


 【13時10分】高砂公園墓地到着。
 ここへ帰り着く頃にはすっかり厚い雲も取れて薄雲になり、高御位山から連
なる山々がはっきり見渡せるようになった。
 高度が低い山でもこれだけ立派だと充分堪能できました。近いうちにまたぜ
ひ今度はスッキリと晴れた日に来たいと思いつつ高御位山をあとにしました。