21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 囲炉裏


●場 所:栂尾山(とがおやま)・横尾山(よこおやま)・東山(ひがしやま)・高取山(たかとりやま)
●山 域:六甲
●日 時:2001年(H13)1月3日
●天 候:晴れ
●標 高:横尾山312m・高取山328m
●地形図:(1/25,000)
●メンバー:てる、さとみちゃん(嫁さん)



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21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
カシミール3Dは上記をクリック 地形図は上記をクリック
 

 21世紀への年越しは一昨年の2000年へのとは違い、比較的穏やかな年明けを迎えました。
 今年もお正月2日からは嫁さんの実家で過ごすことになり、それなら中日の3日に近くの山を登ろうということにしたのでした。約2年前に高倉台から須磨浦公園へ六甲縦走路を逆向きに下りるというコースを紹介しましたが、今回は高倉台から須磨アルプスを経て高取山へと縦走路を歩きました。本当は菊水山、できれば摩耶山まで歩きたかったのですが、嫁さんの体調不良であえなくあきらめました。

21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
高倉台の町中から
見えた栂尾山


 ゆっくりと朝起きて、お義母さんが作ってくれたお雑煮をたらふくほおばっていたら出発する時間が遅くなってしまった。(^^;
 昨日から吹きはじめた季節風が止まず、外へ出てみると飛ばされそうなくらい強い風が吹いている。お義父さんが心配そうに送り出してくれた。
 お正月の雰囲気がただよう静かな高倉台の町中をテクテクと歩いていく。縦走路となっている道はランニングや散歩する人がいた。大阪市内に住む僕にとっては、こんな近くにお手軽な山や整備された歩道はとても羨ましく感じる。
 多井畑から須磨浦海岸へと抜ける広い道路を歩道橋で越し、前々から一度登ってみたかった名物階段の前に来る。ずらっと天まで突き抜けるように階段は伸びている。階段は何十段か毎にくぎりがありベンチが設けられている。この地点で既に嫁さんのこめかみにはシャープマークが入りつつあった。(^^;

 階段の終了点まで来て振り向くと素晴らしい展望が待っていた。高倉山の奥には淡路島と明石海峡大橋が見渡せる。遠くには家島諸島も見えた。 しかし、風が強い。こうしてカメラを構えていてもぶれそうでなかなかシャッターが切れなかった。だから展望が良かったのかな。


21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
天まで届く?
名物階段
栂尾山から見える
淡路島や大橋


 ほどなく、栂尾山山頂。山頂には展望台があり上に登ると神戸市内が一望できる。山頂には次々に散歩やハイカーが到着し小休止しては出発していく。嫁さんの体調がどうもよくないので、ここでちょっと時間をとって休憩し横尾山へと向かった。

 栂尾山から横尾山へはアップダウンを繰り返し、左手に妙法寺の町並みをチラチラと眺めながら雑木林の中を歩く。
 横尾山到着。わずかに南東の方角が見える程度で展望は余りきかない。ここでも小休止。


21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 
栂尾山から見える
神戸市内(右)
頑丈に作られた三角点の
ある横尾山山頂
横尾山付近からは
東山と高取山が見える


 さ、いよいよ最大のお楽しみ須磨アルプスのご登場!。縦走路を須磨から来ると須磨アルプスの全容が最初はあまりわからず、いきなり核心部に入ってしまうので、眺める楽しさは後のお楽しみになるが最初にちょっとしたスリリングな気分は充分味わえる。嫁さんは中学生の頃に学校の行事でここを登ったときは、今ほど登山路も整備されていなくて怖い思いをしたそうだ。確かに花崗岩が浸食されている馬の背は両岸が迫り落ちて怖いかもしれないが、僕はこれくらいメリハリのあったほうが楽しかった。(^^)


21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 須磨アルプス 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
「怖い〜」と昔の記憶
を引きずりながら歩
く嫁さん
須磨アルプスの
全容。
ここだけ見ると
アルプスの名も
うなずける


 再び登り坂となり東山山頂へ。山頂は全く展望無し。すたすたと通り過ぎた。
 妙法寺への道を下ると再び住宅地へ下りた。ここで進路ミス。左手に進むところを右手に進んでしまい5分も有れば付くところを20分近くかけて大回りしてしまった。
 高取山への道は地下鉄西神線を越えるのだが、訪れてみると面白い物が見れた。一つは建設中の阪神高速神戸山手線。建設していることは知っていたが、こうして間近に見るのは初めて。この部分だけはかなり以前から建設されたらしくトラス橋は真っ赤に赤錆ていた。

 もう一つは地下鉄西神線。最初、見たときは工場?倉庫?はてまた要塞???と思ったがゴー!と言う音を立てて列車が通過していったのを見て認識した。(^^)
 ここでちょっと緊張感を味わう。このあたりは薄暗く人通りも少ない階段で、そこを歩いていると後ろから中学生が4人ぞろぞろついてきた。ちょっとヤンキー崩れっぽかったし最近はこの年頃の事件も多いので、体全身を警戒態勢でかまえて通り過ぎるのを待った。が、何もなかった。この集団を連れたおじさんがあとからきたのだが、どうやら同じく縦走路を連れて歩いているようで「あっちに曲がれ」とかいちいち指示をしていた。二人ともホッとした。(+_+)
 

21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
建設中の阪神高速
神戸山手線の真ん中を通る
筒状の要塞?は地下鉄西神線


 地下鉄西神線をくぐるとすぐ左手に妙法寺がある。あると偉そうに書いているが、正直言うと妙法寺というお寺があるのをこの時まで知らなかった。(^^; 妙法寺というのは地名だけだと勝手に思いこんでいたからだ。
 その妙法寺を過ぎると板宿から来る通りに出た。ここからは地図に頼って通りを横切り北東の道路を進む。途中で六甲縦走路の道標を見つけて右折。車一台がやっと通るほどの道路を歩く。周りは住宅街。道標が次々に現れ誘導されるがままに進むと公園に出た。ここが高取山への登り口だ。


21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
ひっそりと佇む
妙法寺


 雑木林の中を一気に登り詰めると荒熊神社へ出た。まだ建築されて間がないのか、それとも外壁を塗り替えたのかとても綺麗な社で次々に家族連れの参拝者が訪れる。僕たちもザックをおいて参拝。御神酒を自由にいただけるということなので、僕らも少し頂いた。

 少し歩くとすぐに今度は高取神社が見えた。こちらも参拝する。長い階段を登り振り返ると長田区の町並みが一望できる。
 高取神社の前にベンチが並べてあったので、ここでお昼を食べることにした。といっても持ってきたバナーでお湯を沸かすことはできないので、今朝作ってくれたおにぎりを頬張る。コンビニのおにぎりではないおにぎりを食べるのは久しぶり。全体を海苔で覆われベタっとしたおにぎりの方が手作りの感じがしていい。(*^_^*)


21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から 21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
高取神社からは長田区の
町並みが一望できる
高取神社からは雅楽が
流れお正月気分に浸る
この道標の
意味は?


21世紀幕開けは須磨アルプス+高取山から
高取山から菊水山を望む


 お腹もいっぱいになって、出発する段階になってやはり嫁さんの体調がよくならないようなので、菊水山への予定を変更して丸山町から長田へ下ることにした。本当は丸山町からバスに乗りたかったがお正月ダイヤで一時間に一本しかなく、歩いて長田駅まで歩くことに。
 昨日お参りした長田神社のにぎわいに紛れて、屋台でカステーラを買い地下鉄で妙法寺駅へ。さきほど、くぐったばかりの要塞トンネル?を今度は電車で通り過ぎた。なるほど道がチラッと見える。
 お正月、のんびりと歩いた山でした。