秋雨前線 すっきりしない植松山
秋雨前線 すっきりしない植松山 囲炉裏


●場 所:植松山
●山 域:但馬
●日 時:2004年(H16)9月20日
●天 候:曇りのち雨
●標 高:1,358m
●メンバー:単独
●ルート:林道終点−植松山(ピストン)



このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください


秋雨前線 すっきりしない植松山 地図 秋雨前線 すっきりしない植松山 地図
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 この日、2山目は植松山。1山目の三室山を早朝に登りエンジンは暖まっている。
 三室山の登山口にある三室高原青少年野外活動センターを出発し、千種の町から国道429号線を左折。ガイドブックに書いてあった旅館・喫茶「さんすい」を探しながら車を走らせるがそれらしき建物が見あたらず… と思っていたら左手に木に隠れた「植松山登山口」の看板が目に入った。慌ててブレーキを踏みバックして左折。そこで右を見ると小さな赤と白の看板が…。(^_-)

ここからは車一台がすれ違うのに精一杯な道を走る。少し走るとスギ林の中にゲートがあり車が立ち止まっている。運転者の人が降りてゲートを動かしている。登山口への道を確認するために降りて聞いてみた。どうやら同じく植松山を目指す人らしい。
 ゲートは野獣よけで通るたびに開け閉めをしなければならないよう。その車が行ったあと僕も車を入れてから閉めて車を進ませた。
 道はおおむね良好だが、凸凹も多く車高の低い僕の車のようなタイプは苦手な道だ。1.5kmほど車を走らせると車が4〜5台ほど置ける広場に出た。すでに車が2台駐車している。


秋雨前線 すっきりしない植松山 秋雨前線 すっきりしない植松山
野獣よけのゲート 林道終点の駐車場

秋雨前線 すっきりしない植松山 秋雨前線 すっきりしない植松山
たんぽぽのような綿毛のある花
ベニバナボロギクというのだそうな
沢を何度も渡る

【10時16分】林道終点を出発
三室山と同じように沢筋を登山道は続いている。ただ、違うのはこちらの方が沢のそばを右にいったり左に行ったり。沢筋はトチノキやカツラ、サワグルミが見られる。しかもどれも大きく太い。兵庫50山に選ばれる前のマイナーな山だった頃の名残か。このまま手つかずの自然がそのまま残されていくよう祈りたい。
 再び右岸へ渡ったところでスギの倒木に行く手を阻まれる。三室山でもそうだったがここでも今年多かった台風の影響(このあとの山頂で出会うOAPさんに話を聞いた)だそうだ。三室の時よりも倒木の規模が酷く何本もの木が折り重なるように倒れているので、乗り越えたりくぐったり苦労しながら何とか突破する。
 
秋雨前線 すっきりしない植松山 秋雨前線 すっきりしない植松山
直角に曲がるカツラ トチノキもある

秋雨前線 すっきりしない植松山 秋雨前線 すっきりしない植松山
今にも崩れてきそうな岩 ピンクが可愛いミカエリソウ

秋雨前線 すっきりしない植松山
雨が多いためか
どこまで行っても
水量は豊富だった


 沢を左岸(山頂から見て左)に渡りすぐに小河内の滝への滝見道と別れる。滝見物は帰りにしようと決めてそのまま山頂へ足を向ける。
 再び沢を渡りその先に最後の沢渡りがある。今までの山行記録では間違って沢を渡らず真っ直ぐ進む人が多く見られたみたいだが、そうならないように枯れ木で行く手を遮ってあった。しかも山頂へ導くプレートがあり、それに従って沢を渡った。
 ここからヒノキの植林帯の中を登るのだが、ここへ来てこの坂はかなり堪えた。この坂の前半は小さな尾根っぽいところを歩くが見上げるような角度にうんざりしながら、息も絶え絶えに登る。
 途中からヒノキ林は坂の平面がなだらかになり、しかもヒノキの葉が落ちて積もり道がわかりづらくなる。どこを見ても道に見える。そうなると頼りはテープとプレートだ。このプレートが適度な間隔で付いていてとても助かった。
 細い枯れ沢を渡る丸太の橋を越えると稜線が見え始めてくる。道も今までよりはしっかりと踏み後が見られる。


秋雨前線 すっきりしない植松山 秋雨前線 すっきりしない植松山
小河内の滝近くにある
年季の入ったプレート
最後の沢を渡るところ
間違って直進しないように枯れ木で柵がしてあった

秋雨前線 すっきりしない植松山
ヒノキ林ではこのプレートが助かる

秋雨前線 すっきりしない植松山 秋雨前線 すっきりしない植松山
一見展望の内容に見える山頂 隠れて見えない三角点の位置

【11時54分】植松山山頂
 稜線近くに来るとあっけなく山頂に到達。木々が生い茂り展望もなく山頂の感動が薄い。(^^; 
 展望を求めて東側へ出てみるとそこにご夫婦がおられた。無線のアンテナを持って交信している。声を掛けてお話しをすると、何とみーとさんと大加茂さんの知り合いのOAPさんという方だった。しかも、今まさにその二人と無線で交信するところだという。
 二人はグループで西床尾山を登っていて、たぬきさんという方が話していたが、次に出てきたのがみーとさんだった。無線機から聞こえる聞き慣れた声に思わず感動!。こんな出会いもあるもんなんだー!。(^Q^)
 みーとさんの声は聞きやすくて可愛い。(*^_^*) 代わって大加茂さん。こちらはぎこちなく堅い。OAPさんに「もっと経験を積まんとなぁー」と言われていた。(^^;
 意外な場所で意外な方法でお二人に出会えて嬉しかった。

 OAPさんはこのエリアを地元に活動している方だった。 「植松山は好きで良く登っているんですよ」。アンテナを片手に話すOAPさんは無線をしているこのときが本当に楽しそうに見えた。そばで奥様が笑っている。
 奥様がコーヒーを入れてくれる。ブラックの苦みが妙に美味しい。晴れていればはっきりと見えるはずの一山や東山も雲がかかりうっすらしか見えない。
 メールの交換を約束して僕は下山することにした。


秋雨前線 すっきりしない植松山
無線で交信するOAPさん

秋雨前線 すっきりしない植松山
展望は何とか向かいの山並みが見える程度

秋雨前線 すっきりしない植松山 秋雨前線 すっきりしない植松山
小河内の滝 台風の影響で倒れた木が
道をふさいでいる

【12時30分】山頂を出発
【13時03分】小河内の滝
 登るときにあれだけ苦しんだ沢までのヒノキ林はあっという間に通り過ぎ、沢沿いに下ると小河内の滝まで着いた。滝身道を行くと倒木があり小河内の滝が見えそうで見えない。沢を渡り反対側へ出ると滝が見えた。思っていたよりも立派な滝で落差、見栄えとも素晴らしい。滝の前にはサワグルミの大木があった。
 ここまではあっという間に着いたが、ここから先は思っていた以上に距離が長く感じられた。2山でおよそ1,300mも登ったのでさすがにバテてきたか。

【13時50分】駐車場着
 何とか駐車場までたどり着いたそのとき上空から雨が…。3つ目を予定していた日名倉山はこの雨で萎えてしまった。まぁこれだけ登ったんだからもう充分。というかもうしんどい。(^^;
 千種町内にあるエーガイヤちくさという公共施設に立ち寄る。ここに温泉があるという情報を知っているので一度寄ってみたかったのだ。
 福祉施設を中心にフィットネスルームなどもあり町民には十二分に活用されている様子。

 三室山に比べてこちらの方が距離も傾斜もハードでした。しかし、沢沿いは目移りするほどたくさんの花や木があり、滝もありで楽しませてくれます。
 さすがに標高がこれだけの山をこの時期に2つ登るというのは、かなり厳しいものがあります。というか無謀なだけかもしれませんが。(^^; よい子の皆さんはまねしないようにしましょう。(^_^;)\('_') オイオイ...