●山 名 弥十郎ヶ岳・飛曽山・シドロ北峰・北中山
●エリア 兵庫県
●日 時 2009年(H21)3月1日
●天 候 快晴
●メンバー てる単独
●コース 大杉 6:55
飛曽山 8:08
シドロ北峰 8:30
北中山 8:40
農分塾分岐 8:48
篭坊温泉分岐 8:58
ハハカベ山石碑 9:16
弥十郎ヶ岳 9:38−9:53
弥十郎ヶ岳北峰 10:14
大杉 11:25




このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください





 あの百里ヶ岳ビバーク事件から2週間あまり。
 そんなことがあったけれど、山が怖いとか嫌になったわけではなく、逆に早く復帰したかった。
しかし、いろいろと家族に心配と迷惑をかけたことで、なかなか「山へ行きたい」とは言い出しにくかった(当然といえば当然だが)。

 復帰戦は毎度お馴染みの「午前中だけ」という制約と近場の山という安心感をもたせて山の神のお許しを得る。(^^;
 今回歩いたのは辻川を囲むように弥十郎ヶ岳を周回するルート。
慶佐次さん著書の「兵庫丹波の山」に載っているコースを参考にして、その一部たどってみた。

 天気予報は午前中曇りで午後晴れだったが、自宅からずっと晴れで現地も晴れ。

 国道173号から372号線へ入り、途中から旧国道に折れ、辻川沿いの道へと曲がる。
民家が点在する集落を抜けると途端に寂しくなる。山間が近づくと獣除けのフェンスが林道を塞いでいた。
 フェンスの前に車を止めて出発。
 

辻川沿いに延びる林道


 すぐに辻川を渡る橋があり、それを渡って飛曽山への尾根に取り付くために下調べする。
 どこからでも登れそうだがちょっと急斜面。もう少し楽に登れる斜面を探してウロウロ。
これだったら登れるかと見当を付けて取り付く。

 久しぶりの単独バリハイ。道のない雑木林の中で立ち止まると、静寂な空気が身を包み一人で登っているんだと実感する。
 尾根まで一気に登り詰める。東に向かって登っているので太陽がまともに真正面から照らす。日の光を見ると安心する。
 尾根に登ると立派な道が尾根沿いに延びていた。起点は国道沿いにあるのかな?


飛曽山への尾根道

 
飛曽山が見えてきた


 まずは飛曽山へ向けて歩く。 張られた?ビニールテープがたくさんありちょっと目障り。
 あまり歩かれた形跡はないが、目印に黄色テープが点在していた。
 しばらくは細いなだらかな尾根歩きだったが、飛曽山への登りが始まると一変!地形図通りの急斜面。
木に掴まり体を持ち上げる作業を繰り返し、時々いっぷくしながら徐々に高度を上げていく。何度も「あーしんど!」と声が出る。

 やっとこさ、急斜面を抜けてなだらかな尾根になったところで右手に開けた岩場があった。
 岩に登ると開けた展望があった。そこからはこれから登る弥十郎ヶ岳や帰りに下る予定の支尾根も正面に見える。

 その先すぐに飛曽山(ひそやま)山頂があった。
 色とりどりのプレートが掲げてある。メジャーな山でもこれほどない。結構、人は入っているみたい。


帰り白矢印のルートを下った


飛曽山山頂からこれから歩く尾根(奥に大野山方面)を望む



 つかの間の展望を楽しんだあと、さらに先へ進む。
 細い尾根を歩き続けると、開けた場所に出た。P732のシドロ北峰だ。
 まだ最近付けられたと思われる手書きのプレートがあった。

 さらに歩いて、北中山は知らぬ間に通り過ぎ、下ったところで農文塾への分岐があった。
しかし、不思議とここまでとここからの踏み跡の状況は変わらず、それだけ北中山への道は良く歩かれているのかな?と思ったり。




振り返ると飛曽山が見えた


シドロ北峰にあった手書きプレート シドロ北峰


尾根道と農分塾への分岐



 農文塾への分岐を経て、すぐに丈山(じょうせん)への分岐があった。
 時間があれば寄ってみたいが、次回また。
 薄暗い植林の中を抜けると、また分岐が。篭坊温泉への分岐だ。
右には大杉(辻川)への踏み跡もあった。気になる道がたくさんあり宿題が残っていく〜。




大杉(辻川)への下り道   篭坊温泉への下り道


 南西に振っていた進路が北西に変わり、その先にはハハカベ山と彫られた石柱があった。
慶佐次さんの本にはこの地の豪族だった波々伯部(ははかべ)氏の領有山域を示すためのだと書かれていた。
 石柱にその名があるくらいだから、やはりそれなりの地位があるのだろう。一族の名前が残る山があるなんてすごいことじゃないのかなぁ?。




歩いてきた尾根が見える






 竹谷林道への分岐らしき箇所を二つ過ぎて、なだらかな登りを越えるとそこが弥十郎ヶ岳山頂だ。
 8年半ぶりの弥十郎ヶ岳。あの頃と変わっているような変わっていないような
でも多紀アルプスが屏風のように見えるこの風景だけは変わっていないと断言できる。
 そういえば、まだ多紀アルプスも一部しか歩いていない。ここにも宿題が残っていた。




弥十郎ヶ岳山頂から見える多紀アルプス




 弥十郎ヶ岳は手軽に登れて人気のある山なので、山頂には人がいるだろうと思っていたのに誰一人として登ってこなかった。
 暑がりの僕なので歩いているときはシャツ一だったのだが、ジッと休憩しているとさすがに寒くなってくる。気温は5度。寒くて当然。
 持ってきたチョコレートを食べて、山頂を後にする。
 さて、ここからが難問。 駐車地に近い場所に降りたいので、まず弥十郎ヶ岳北峰へ向かう。
しかしこれがなかなかたどり着けず、ウロウロと徘徊する。
 北峰へたどり着き一息入れる。 

ここで一つの山の存在がちらつく。火ともし山だ。この北峰から西へ下ったところにある。
 時間はないが行ってみることにした。
 しかし、これも迷走する。畑市への分岐から先は踏み跡もなく、地形図にある先の細尾根が探せない。
ウロウロしている内にタイムオーバー(地形図の2)。 これも宿題〜。(=_=;)
 
 
弥十郎ヶ岳東尾根の下り道


一般登山道との分岐


弥十郎ヶ岳北峰から火ともし山へ


火ともし山への尾根にあった道標


 北峰へ戻り、東北東の尾根へ入る。
 ここも踏み跡はしっかりとあり、安心しながら下るが、途中の東尾根へ入るところまたもや迷走…。
 3度間違って、やっとのことで目的の尾根を見つけることができた。
 ここでも獣道が縦横無尽に走っていたが、惑わされたのではなく逆に利用して正しい方向へと戻れた。


 
弥十郎ヶ岳北峰東北東尾根から目的の尾根へ 目的の尾根





 
  


 尾根上にはあった踏み跡が、最後の急斜面でなくなり、あとはどこを歩いても一緒状態。
 適当に立木に掴まりながら一気に下る。 雑木林から植林帯へ変わったところで水の流れる音が聞こえた。
 降り立ったところはスタート時に渡った橋の前だった。 はぁ、終わった。




 久しぶりの単独バリハイは迷走に次ぐ迷走で、改めて丹波の低山の難しさを実感しました。 でも気持ちはリフレッシュ!。
 たまには単独もいいなと思い直したひとときでした。
 

 


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