大人の遠足 善防山から笠松山へ
大人の遠足 善防山から笠松山へ


●場 所:善防山・笠松山
●山 域:播磨
●日 時:2004年(H16)1月18日
●天 候:晴れ
●標 高:善防山251m・笠松山244m
●メンバー:ぎっちょん、マッキー、ジミーちゃん、てる
●ルート:善防公民館駐車場−下里郵便局手前の登山口−善防山−吊り橋−笠松山−P214m−熊野神社−善防公民館駐車場



このホームページ内に報告している記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします
報告内容についてはあくまでも参考程度にとどめてください


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カシミール3Dは上記をクリック 地形図はこちらをクリック
 

 僕らの仲間内では「大人の遠足」といってシリーズ化しつつある山歩き(^^;。半国山西光寺山と続いて今回は播磨の山、善坊山と笠松山に登ってきました。
 大阪を出発し中国道・山陽道をひた走り加古川北ICで降りる。降りる少し前に山容の立派な善坊山が見え意欲を掻き立てられる。
 登山口へ行く前に、善防にあるマックスバリュというスーパーを見つけて滑り込む。朝7時から営業していてとても便利。
 そこでぜんざいにポップコーン、ぎっちょんはビールを買い込む。
 下里小学校付近に車を流すが付近に車を止めれそうなスペースが見あたらず、ずるずると進んでいくと善防公民館前まで来て、前を走行していた車に導かれるように一緒に公民館の駐車場へ入っていく。何やら催し物がある様子で、近くにいたおばちゃんに聞いてみるとマラソン大会があ
るということだった。
 支度を調えてすぐさま出発。


大人の遠足 善防山から笠松山へ
善防公民館駐車場前


【9時17分】公民館駐車場を出発
 今日は本当にいいお天気。昨日は寒波の到来で午前中に雪が降り寒かったのに、今日は一転して晴れ。しかも気温が高い。
 まずは下里小学校へと向かう。歩いていると後ろから女子小学生が抜いていく。父兄や先生らしきひとが見守っている。最近何かと児童を狙った事件が多いので見守る方も大変だなぁと思ったり。
 北条鉄道の播磨下里駅からの道と合流し、右手に善防山とため池を見ながら歩く。ため池の水面は薄いながらも氷が張っている。
 点滅信号のある交差点の横に車一台分が走れるほどの地道が善防山へと向かって延びている。ちょうど、その場所に「善防山登山口」と書かれた石標があった。下里小学校まで行
く予定だったがこちらを歩いてみることにした。

 雑木林から竹林になり、ため池を巻くように道は延びる。途中から登山道らしく細い道になり山の雰囲気がぐっと高まる。
 途中で下里小学校らしき道と合流する。道はしっかりとついているが、岩峰らしく露出した岩がゴロゴロしていて歩く段差が高く、歩いていると一気に汗が噴き出す。
 振り返るとまだそれほど歩いていないにもかかわらず、加西の町が下に見えてきた。


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ため池から善防山が見える 登山口にある標石


大人の遠足 善防山から笠松山へ
一気に高度を上げる


【9時47分】尾根の先の頭
 登り切ったところは広く遮る物がない。ここでしばらく休憩。
 尾根の両岸は岩が露出していて何十mという岩肌が見える。元々、この場所には何か構築物があったような掘られた跡があり、無惨にゴミが捨てられてあった。
 ここから見える善防山はやはり岩が露出し尾根沿いに道が見える。カメラのファインダーから見える風景だと、北アルプスを錯覚してしまうほどの風景に見える。え?大げさ?。(^^ゞ
 麓を見ると加西市の平野が見渡せるほか、遠く丹波や但馬の山々が見渡せる。その中でもひときわ目をひくのが笠形山とその後ろにある千ヶ峰の尾根。飯森山や千ヶ峰は白く雪をかぶっている。前回登った西光寺山も特徴のある山容を見せている。


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尾根の先の頭は岩盤の広場 アルプス風の様相を見せる尾根道


【10時08分】善防山山頂… ではなくニセピーク?
 善防山山頂を目指して尾根を歩く。露出した岩尾根が山頂まで続く。先に友人を歩かせて僕は尾根を歩いている友人を入れてデジカメで撮影してみた。尾根を登る3人が肉眼でわかるくらい遮る木々が少ない。このあたりは急斜面で再び息が上がってくる。
 勾配が緩やかになってくると道は山頂の左から巻くように延びて、南西から登ってくる道と合流する。合流したところに道標があり「牧場行き」と書かれている。ちょうどそのあとに牛の鳴く声が聞こえてきた。マッキーさんは「牧場(まきば)が近いねんなー」と言う。「まきば」じゃなくって「ぼくじょう」やろ?と僕。みな顔を見合わせる。ジミーちゃんが「ぼくじょう」やろ!。と一言。確かに「まきば」とも読める。みな悩む?。(^^;
 その合流からすぐに善防山山頂に到着。…と思いきやここは前衛でニセピークだった。山頂はまだ先だ。(--;) みな息が荒いのでひとまずここで休憩を取る。


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ピークまでもう少しというところは
傾斜が厳しい
ニセピーク付近にある道標
何が富士山行きなのかわからなかった(^^; 
展望のないニセピーク


【10時20分】本当の山頂(^^;
 ニセピークを出発しなだらかな尾根沿いを歩く。先ほどの尾根道とは違い雑木林の中に道がある。
 本当の山頂に到着。今までの見晴らしのいい展望を期待していたのに雑木が立ちこめてあまり望めない。ここで再び小休止。


大人の遠足 善防山から笠松山へ
山頂で記念撮影


【10時25分】丸い大きな岩
 記念撮影などしてから笠松山へと足を向ける。このあたりからはヨソゴと呼ばれる赤やオレンジ色の実がなった木々が多く見られる。まるでミニチェリーといった感じ。
 しばらく歩くと丸く大きな岩に当たった。登ってみると展望が良さそう。早速、ぎっちょんが登って眺めている。その姿を見て僕とマッキーさんが登る。西と南の展望がいい。
 道は一気に下り、目の前には尖った笠松山とその右には深く掘られた採石場が見える。 途中で善防中学校へと延びる道と南西の尾根へと延びる道の分岐がある。両方ともよく踏まれた跡がある。 さらに歩くと麓には善防中学校から真っ直ぐこちらへ延びる車道が見え、車道沿いに先ほどのマラソン大会の見物人の車と思われる車列がズラッと見えた。


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気持ちのいい雑木林の道 岩の上に乗って得意気のぎっちょん 南側を見ると加古川の工業地帯が見えた


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ヨソゴの実がなっていた 遠くに笠松山の尖った形が見える 善防中学校から延びる道路


【10時48分】吊り橋
 このルートの名所?でもある吊り橋に到着。登山道に吊り橋があるなんて関西の山ではなかなかお目にかかれない。
 この辺りからハイキングに来た人と出会う機会が増える。この近くにある古法華寺あたりに車を止めて善防山と笠松山をピストンすると手軽で山歩きを楽しめるからだ。事実、子供連れや犬連れな方もいて一変に賑やかになる。
 吊り橋は短いながらも高さは結構なもので、下は舗装された道路が走る。 吊り橋を渡ると今度は岩登りだ。鎖もあって一見、傾斜が厳しそうに見えるが登ってみるとそれほどでもない。返って鎖のルートの方が登りにくい。
 岩の上に登ってみると一層、笠松山が近くなる。真っ直ぐに笠松山に登るルートがあると思っていたら北へ大きく迂回してから登るようになっている。
 見晴らしもいいので、ここで休憩タイムを取ることにした。
 今回は昼食を下山してから食べに行くことにしているので、買ったぜんざいと持ってきたおもちを湯がいて食べることに。寒いときはこの甘さがみょ〜にうまい!。(*^_^*) お次はポップコーン。アルミホイールで包まれた容器をバーナーであぶりながら待つことしばし。ポン!ポン!と豆が破裂する音が聞こえて同時に香ばしい香りが漂う。甘いぜんざいの後に塩辛いポップコーンのコンビは絶妙!。あっと言う間に平らげてしまった。(^^; 
 

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吊り橋の後は岩登り 登ってから吊り橋を見下ろす


大人の遠足 善防山から笠松山へ
吊り橋を登ったところから見えるパノラマ
左の道は古法華寺への道 右の道は尾根を通り笠松山への道


【12時21分】笠松山山頂
 12時に出発し笠松山山頂を目指す。笠松山へは僕らが歩く北尾根を廻るルートと古法華寺へ一端下ってから、山頂へ登り返すルートがあるらしい。
 北尾根のルートからはグルッと囲んでいる内側の崖にフリークライミングの開拓エリアが見える。元々は石切場で今は自然公園となっている。このエリアには6つほどの壁に30ほどのルートが開拓されていて僕も以前、一度だけだがクライミングを楽しみに来たことがある。この日も一組のクライマーが小法華岩と呼ばれているエリアを登っていた。
 見晴らしのいい岩尾根をとことこと登っていくと立派な展望台が見えてくる。登り切って到着。


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岩のてっぺんで休憩する友人
上画像のパノラマを撮影した場所でもある
古法華の岩場でフリークライミングを楽しむ人達


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こちらは現在も切り開かれている石切場 山頂直下の尾根分岐にある道標 展望台が見えてきた


 ザックを展望台の下に置いて、展望台に上がってみる。たかが数mほどの高さだが下と上とではまったく違う。もちろんというか360度遮るものがなく、しかもお天気がいいので遠くまで見渡せる。
 まず目立つのは真北に位置する笠形山。その右には飯森山と雪をかぶった千ヶ峰。そして前回登った西光寺山。東は六甲山系、くるっと回って南には高御位山の頂、意外にも東の麓には姫路セントラルパークの観覧車が。東北東には尖った明神山に七種槍と思われる形のいい山までずらりと拝める。帰宅してから撮影した画像をカシミールで確かめてみると、遠く黒尾山まで見えていた。
 展望がいいのでこの場所は人気が高い。すでに2グループ7人がその展望を楽しんでいた。みなさん譲り合いで狭い展望台をそれぞれ楽しむ。
 マッキーさんがコーヒーを振る舞ってくれた。コーヒーを味わいながらこの展望を眺めれるなんて、う〜ん、幸せ。(*^_^*)
 次々に登ってこられるので、展望を満喫した僕らは席を譲った。
 展望台の下には山頂プレートが掲げてある。それらをバックに記念撮影。さぁあとは下山へと向けて歩くだけ。


大人の遠足 善防山から笠松山へ
展望台からのワイドビュー(画像をクリックしてください)


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展望台から善防山を望む
今日歩いてきたルートが一目瞭然!
展望台の下にあるプレートを入れて
記念撮影


【12時40分】笠松山を出発
 今回のコースはこのまま熊野神社へと北西の尾根を辿る。笠松山の展望台には「熊野神社900m」と書かれたプレートがあった。
 今まで歩いてきた道と比べるとさすがに踏み跡は浅くなるが探すほどではない。尾根沿い道が延びる。

【13時10分】P214mのピーク
 小ピークを越えてP214mのピークへ。シダが群生した場所を抜けるとまわりを雑木で囲まれたP214mへ到着。道は「く」の字に折れて北東へと下っている。尾根続きに西へと道が続いているかと思って探すが、気持ちが乗っていないから?か見つけることはできなかった。今日の予定はこのあと熊野神社へ下ることになっている。

【13時14分】熊野神社
 熊野神社への道はこの時期にしてもヤブっぽい。これが夏場ならもっと酷いのかも。木々をかき分けて踏み跡をたどると突然、広場と階段が見える。ここが熊野神社だ。
 階段を登ると東屋があり、その奥にお社がある。立派に祭られた…というより保管されているという感じがする。
 東屋に荷物を降ろして大休止。


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シダの群生を抜ける 熊野神社 鳥居を抜けて車道へ


【14時13分】公民館の駐車場
 熊野神社を出発し麓へと下る。麓に鳥居があり、その近くに杖を収納する物置が置かれていた。
 ほどなく車道になり、方向を南東へ向けて公民館に歩き出す。ブドウ畑を通り県道へ合流。善防中学校まで戻ると地面にチョークで矢印が示されているのを発見。マラソン大会のために印されたものだろう。すでにマラソン大会は終わったようで、吊り橋付近から見えた道路にも駐車している車はなく、閑散としている。
 そして公民館に到着。お疲れ様。
 時間が思った以上に押していたので、先に昼食を取るべく予定していた焼肉店「彦」へと向かう。ここはマッキーさんがご推薦のお店で、肉という肉を食いまくりお腹を腹一杯満たす。(*^_^*) 
 その後は、やっぱり温泉。今回は加西天然温泉「根日女の湯」を選んだ。場所はちょっと不便なところにあるが、地元の方らしき人で満員。汗をさっぱりと流して帰路へ。珍しく空いていた中国道をサクサクと走り抜けて大阪に到着。

 善防山と笠松山。二つの山を一度に登るのなら、今回僕らが歩いたコースかもしくは古法華寺付近に車を止めてピストンするのもいいかと思います。先に善防山に登る方があとあと笠松山の展望を楽しみにできるのでいいでしょう。ほとんどのルートで陰がないので、夏期は向いていないかも。秋から春にかけて気持ちよく歩ける山だと思います。