山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km
囲炉裏



弥山
●場 所 奈良県
●日 時 2015年(H27)8月15日
●天 候 晴れ
●距離 40km
 4:02 観音平登山口(766m)
 4:38 龍泉寺
 5:17 大峯大橋(919m)
 6:21 洞辻茶屋(1,479m)
 6:40 鐘掛岩(1,647m)
 7:08 西の覗き(1,658m)
 7:27 山上ヶ岳【大峯山寺】
           (1,719m)
 7:52 小笹の宿(1,638m)
 8:15 女人結界門(1,639m)
 9:08 大普賢岳(1,780m)
10:39 七曜岳(1,584m)
11:34 行者還岳(1,546m)
13:25 行者還トンネル西口登山口
       からの出合(1,200m)
14:46−15:12 弥山(1,895m)
15:50−16:00 狼平(1,615m)
16:44 カナビキ尾根分岐(1,453m)
17:41 林道出合(902m)
18:33 ミタライ渓谷(655m)
19:03 観音平登山口

 






 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 地図




大峰山脈。
その中でもメジャーな山を繋いで走る今回の企画。
プロデューサーは哲ちゃん。
そしてランでは大先輩の玄ちゃんの3人で挑む。
ちなみにこのお二人はウルトラマラソン常連さんであります。
ははは…。(汗)

僕としては初の本格的トレイルラン。
初めてなのにいきなり距離40km弱ってやばくね?。平地じゃねーぞ。
ま、そこは山屋20年の年季とそれぞれの山をピストンでは登ったことがある経験だけが自分を支えるのであった。




大峰へ向かう道中
深夜の町中を大峰へひた走る


前日まで家族で2泊3日のキャンプにでかけてた関係で寝られたのは1時間半…。
自分の趣味を確立するためには家族への愛情を示すことも必要なのです。(滝汗)

【観音平登山口駐車場】4:02

午前1時半に哲ちゃんに拾ってもらい玄ちゃんと合流し
午前4時には観音平登山口の駐車場へ着いた。
早朝に観音平へ登るのか
はてまた僕らのように縦走するのそれはわからないがそれらしき車が2台駐車している。
空いたスペースへ車を滑り込ませ、そそくさと支度を調える。

外気に触れると身が縮む。
大阪市内は25度の熱帯夜なのに大峰は肌寒いくらいだ。
暑さに慣れた体にこの気温はとても新鮮。


観音平登山口駐車場で玄ちゃん
朝一番からテンションMAXの玄ちゃん(笑)


当然ながら辺りはほぼ真っ暗。
ヘッデンを付けながら歩いて洞川の町へと進む。
空を見上げると高い山並みの間に満天の星空!。
流れ星も鮮明に見える。


【龍泉寺】4:38

雑談を交わしながら歩くこと40分。
洞川の龍泉寺に到着。
ここで今日の無事を祈るためにお参りする。

その昔、講で修験者として山上ヶ岳へ登るため
ここ龍泉寺の水行場で身を清めたことがある。
ふんどし一丁になり般若心経を唱えるのだ。
真夏なのに数秒で痺れてくる足。
大峰の湧き水は真夏でも半端なく冷たい。


龍泉寺で
   ↑
きっと罰が当たる人


まだ寝静まる洞川の町中を足早に抜け大峯大橋までの一本道を進む。
その後も体力温存のため哲ちゃんの指示で軽く走ったり歩いたり。
そして、本当のスタート地点である大峯大橋(清浄大橋)へ到着。


【大峯大橋(女人結界門)】5:17

大峯大橋手前の駐車場は係りのオッチャンが一人いるだけ。
女人結界門前で記念撮影ならぬパフォーマー。
大峰関係の方にすれば不謹慎この上ないが
これが僕ら長丁場を走り抜くある意味(どういう意味や)原動力でもあるのだ。(笑)


洞川
まだ寝静まる洞川の町を駆け抜ける
 
大峯大橋駐車場 大峯大橋で
大峯大橋の駐車場
奥に見えるのは山上ヶ岳
およそ一千年の歴史を見てきたここ結界門も
目の前でこのパフォーマンスを披露されたことは
無いであろう(笑)
 
女人結界門 山上ヶ岳登山道
登りは基本的に走らず早歩きで登る




登りは基本的に早歩き。
さすがに荷が少ない上に軽いトレランシューズなので素早く動ける。
登山靴ではそうはいかない。
これがトレランの一番の強み。

一本松茶屋で先発の男性を抜き去り、お助け水場、洞辻茶屋で小休止の後、鐘掛岩まで駆け上がる。
ここまで来ると辺りも明るくなり間もなく日の出。


お助け水
お助け水
 
洞辻茶屋 洞辻茶屋
吉野からの奥駆道と合流 生き生き哲ちゃん
 
洞辻茶屋
洞辻茶屋はまだ営業していない
 
哲ちゃん快走


【鐘掛岩】6:40

15mほどの垂直の岩場。
足場は豊富にあり
上部の難所にはお助け鎖があるので掴んで登ればてっぺんへ到達できる。

ここへ来る度に毎回登っているが
今日は朝一ということもあり微妙に岩が湿っていて怖い。

しかも初めて履くトレランシューズは滑り止めのため突起しているアウトソールが
足裏感を濁らせ怖いのなんの。
これも慣れなんだろうけど。

まぁそれでも元クライマーたるもの
心はビビっていても表情にはおくびにも出しません。(笑)

続いて哲ちゃん。
まぁ早いこと早いこと!。
パッパッパッパ!と登り切ってしまった。
しかし、この登るシーンを玄ちゃんに撮ってもらっているはずが撮れてなくて
もう一度撮ってくれと言って降りていった。
あんたは俳優か!。(笑)

一方、玄ちゃんは見かけによらず?
こういうところはお嫌いなようでエスケープルートからてっぺんへ。
3人が揃ってそれぞれ記念撮影。
大峯の山々へ朝日が差し込む。




奥駆道を走る 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km
 
鐘掛岩
鐘掛け岩を登らないのにきんちょー顔の玄ちゃん











鐘掛け岩 哲ちゃん
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 西の覗き
 
西の覗き
西の覗きからの絶景 遠くに見える集落は走ってきた洞川





存分に鐘掛岩を楽しんだあと西の覗き、そして大峯山寺へ。
境内は修験道の方など誰もおらずお寺の中で僧侶が番をされているだけ。
般若心経を唱え
ここへ再び訪れることができたことへの感謝と
これから先の無事を祈る。


【山上ヶ岳山頂】7:27

山上ヶ岳の頂きはお寺の先にある。
山頂で記念撮影をし、先にある笹の平原へと進む。
見晴らしのいい平原からはこれから向かう弥山が見え気が引き締まる。

ここから先、大普賢岳までは未踏の地。
とても楽しみ。


大峯山寺
大峯山寺
 
大峯山寺
 
大峯山寺
大峯山寺はひっそりと静まりかえっている
 
大峯山寺で玄ちゃん 山上ヶ岳山頂
※人生について考える玄ちゃん(嘘) 山上ヶ岳山頂
 
山上ヶ岳から弥山への展望
行者還岳・弥山・八経ヶ岳や奥には釈迦ヶ岳まで見える
 
山上ヶ岳のお花畑






山上ヶ岳への登りではほとんど走るところがなかったが、ここへ来てやっとトレランらしいコースになる。
比較的尾根が広く段差が少ない。
迷い込むような枝道も無い。
これから向かう大峰の主脈が時折見える。
しかし、八経ヶ岳はまだかなり遠い。

日は既に高い位置にあるが山の空気はひんやりとしたまま。
コンディション最高!。


大普賢岳を見る
大普賢岳の頂が見えた
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 山上ヶ岳から弥山
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km  小笹の宿
小笹の宿
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道



しばらくして小笹の宿、そして南側の女人結界門がある柏木への分岐を通り経函岩への分岐まで来た。
ここまで重装備の男性と同い年上くらいの男女とすれ違っただけ。
このエリアでも麓の駐車場から山上ヶ岳までとか大普賢岳までだけとかだと行きやすいが
小笹の宿や結界門がある付近はどちらからも行きにくい最奥部にあたる。
なのである意味、秘境の地だと思う。

でも、実際、来てみても


フツーの山なんだ。これが。(笑)


左手に小普賢岳が見えてくる。
哲ちゃんによれば大岩壁の一部が剥がれ落ちてハゲハゲになっているという。
ここだけでなく、大峰の山々のあちこちで山肌の崩落が酷いように思う。
昨今の大雨の影響か果て又酸性雨のためか。
このまま何年も続けば至る所、山が傷だらけになること間違いない。




山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 玄ちゃん 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 南の女人結界門
南の女人結界門
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km
柏木への小径
いずれは歩いてみたい道の一つ
P1680のピーク岩壁
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 哲ちゃん
軽快に走り抜ける哲ちゃん
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 経筥岩への分岐
修験道の行場である経筥岩への分岐
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道




尾根が広くなり笹の原とブナがきれいな緑を見せる場所の先に大普賢岳の山頂があった。
16年ぶり大普賢岳との再会!。

あの頃は、大普賢岳、行者還岳、弥山、八経ヶ岳とそれぞれの山を数ヶ月かけて立て続けに登っていた。
まさかその山をこんなオッサンになってからトレランでしかも尾根を繋いで走ってくるとは夢にも思わなんだ。

大普賢岳まで来ると登山者の数もグッと増える。
今日、走り始めて初めて人の賑わいを感じた瞬間だ。
単独で山へ入ると寂しさのあまり人を見かけると無性に話したくなり
無意味に声をかけてしまうこともあるけど
今日は寂しくなる時間などあろうはずもなく…(笑)




山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 大普賢岳手前
気持ちのいいこの森を抜けると大普賢岳山頂が待っている
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 弥山が
大普賢岳の手前から弥山・八経ヶ岳
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 大普賢岳
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 稲村ヶ岳、山上ヶ岳の展望
走ってきた山上ヶ岳(中央)や稲村ヶ岳(左)が見える



【大普賢岳】9:08

山頂の空にはトンボの群れが飛び交っている。
僕らが住む町はまだまだ暑い日が続いているが山は一足先に秋を迎えている。


大普賢岳から先は走れる箇所が少なくほとんど早歩き。
がら場や岩尾根が続き岩壁を巻き降りるなどアドベンチャーワールド感、満載。

そんなとき、前を走る玄ちゃんが段差のある崖地の道へ降り立った瞬間
足を取られ滑り落ちた!。

崖へ落ちる寸でで咄嗟に笹の葉に捕まって事なきを得た。
そのまま落ちていればどこまで落ちていくか草木で先が見えない。
無事戻れたものの気持ちが動揺しているのがありありと伝わってくる。
少し休憩して気分が落ち着くまで待つ。
玄ちゃんはしばらく動揺を隠しきれず淡々と走る。
もちろん復活するまで静かだったとは言うまでも無い。(笑)


山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道
大普賢岳から行者還岳まで岩場のコースが続く
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 大普賢岳 小普賢岳
振り返り大普賢岳・小普賢岳と続く尾根を望む
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 七曜岳 七曜岳でクックロビン音頭
七曜岳でクックロビン音頭を踊るアホふたり
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道



奥駆道と行者還岳への分岐。
体力が徐々に消耗してきて行者還岳の山頂へは行っても行かなくても
どっちでも良いかな〜と思っていたが
場の雰囲気でとりあえず向かうことになった。(汗)

【行者還岳山頂】11:34

山頂は昔と変わらず鬱蒼とした木々に囲まれ
その中に山頂プレートがあった。
その先に崖地の展望がある。

足下遙か下に見える行者還小屋までおよそ150mの落差。
スパッと何もない展望は素晴らしいの一言!。
これから走る奥駆道の尾根が一望できる。
ちなみに玄ちゃんは安全な場所にある山頂プレートから一歩も動こうとしなかった。(笑)


山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 ブナ
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 行者還岳への分岐
奥駆道と行者還岳山頂との分岐
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 行者還岳山頂  
決めてます!(笑)  
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 行者還岳
行者還岳南側の大展望








来た道を戻り再び奥駆道との分岐。
ちょうどご年配のグループに遭遇。

「これが流行のトレイルランやね〜」

と全身に視線が突き刺さるように感じる。(笑)
トレランの世界はまだまだ新しいジャンル。
年配のおっちゃんおばちゃんにはインパクトが大きいようだ。


分岐からすぐに崖を下るような木の階段がある。
大きな石ころが積み重なって転がっているので
落とさないか冷や汗ものだった。

ここに水場があるということで期待していたのだが
水は涸れていて流れておらず…。


山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道
一気に下る木の階段
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 水場が枯れている 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 行者還小屋
枯れていた水場 十数年前に立て替えられた行者還小屋

僕が16年前に訪れたときの行者還小屋
↓            
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 旧行者還小屋
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道
弥山が近づいてきた!
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 行者還トンネル西口への分岐
行者還トンネル西口への分岐


期待していた水場が利用できなかったことで哲ちゃんの目論見が外れ
テンションが急速に下がっていくのがわかる。
みなそれぞれ2リットルずつ担いで上がってきたが
この暑さもあってすでにかなりの量を消費していた。


【行者還トンネル西口への分岐】13:25

行者還トンネル西口への分岐。
ここが最初で最後のエスケープルートの分岐。
3人ともエスケープは頭にない。

これから先は関西最高穂である八経ヶ岳へ駐車場から最短で登れるルートなので
弥山まではこれでもか!というくらいのハイカーとすれ違う。


「この時間から登るんか?」


と顔に書いてある。
そりゃそうだろ。
下山時間を考えたらこんな時間から登ること自体おかしい。
あるハイカーの方からは

「弥山小屋で泊まるんですか?」
と心配された。

カナビキ尾根を経て熊渡まで過去に歩いているコース。
それにこのメンバーだから踏み込んだ。
我に目算有り。

弥山山頂到着。
この時点で15時前。


山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道
弥山への登り
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 弥山小屋 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 弥山
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 弥山小屋前で休憩
弥山小屋でペットボトルに1L水を補給200円也 最後のピークを踏めてやれやれ

【弥山小屋前】14:52

倒れ込むように弥山小屋前へ到着。
今晩はここへ泊まるという男性3人組みに行程を尋ねられ答えるがままに話すと
へぇ〜と感心ばかりされてしまった。
今回の行程はへたすりゃ2泊3日で歩く距離だから
それを一日で通そうっていうんだから感心されても不思議ではない。

そして待望の水補給。
500mlで100円(容器は持ち込み)は安いと思う。
狼平側の谷から汲み上げているのか美味しいお水だ。
最後のエネルギー補給と休息。

さてこれから先の相談。
元々の計画では八経ヶ岳・明星ヶ岳とピークを踏み
カナビキ尾根への分岐へと下山する予定だった。
しかし、予想外に時間を食い
そっちへ回っているとカナビキ尾根までに闇下になってしまう。
結果、この二つはパスし狼平を経由して下ることにした。
結果、これが正解だった。


山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 八経ヶ岳と明星ヶ岳
狼平への道 八経ヶ岳・明星ヶ岳 またな!
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 狼平への道 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 奥駆道 弥山小屋
狼平のある谷 弥山小屋全景
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 狼平への道
狼平へは歩きやすい木道が続く
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 狼平 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 狼平
狼平小屋 ここでも水を補給
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 地図


【狼平】15:50

木道の長い階段をトントンと降りていくとそこが狼平。
以前、弥山川のコースを登ってきて以来の狼平。
沢が流れるそばに立派な避難小屋がある。
一度は泊まってみたいと思いつつ数年の年月が流れた。
沢で水を補給し最後の下りに備える。


【カナビキ尾根への分岐】16:44

狼平を出発し頂仙岳を巻き、なだらかな広い尾根を走り下る。

狼平避難小屋へ泊まるのかここへ来て男女一組と若い3人男子のグループ一組とすれ違う。


この日の日の入りは18:47。
日没まであと2時間あるが山は日が落ちるのが早い。
尾根に日が落ちると森の中はあっという間に暗闇が広がる。
同時に不安の種が大きくなる。

カナビキ尾根はそれまでと違い踏み跡が浅く迷いやすい。
テープがとても頼りになる。

山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km カナビキ尾根への分岐 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km モントレイル
カナビキ尾根への分岐(標識あり) この日のために新調したmontrail バハダU
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km カナビキ尾根のテープ 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km
踏み跡は浅いがテープは豊富で心強い 尾根に日が落ちてゆく
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km カナビキ尾根



【林道出合】17:41

兎にも角にも何とか林道の出合までたどり着けた。
これで一気に夜になっても安心。
しかし、この林道が長かった!。
長い上にガレて歩きにくい。
体も精神的にも疲れた肉体に鞭打つ悪路!。
そんな悪路も二人がいるから雑談し持って仲良く歩き続けられる。


山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km カナビキ尾根からの林道 山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km カナビキ尾根からの林道 堰堤崩壊
長い長い長〜い林道 崖崩れで堰堤が見るも無惨に崩れ落ちている
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km 林道ゲートでリンボーダンス
ゲート棒でリンボーダンス!
まだまだパワー残ってます!(笑)



【ミタライ渓谷】18:33

熊渡から国道309号に出て久しぶりにアスファルトを歩く。
川迫川がとうとうと流れる。
透明度が高くいつ見てもきれいな川だ。

そして最後の難所?ミタライ渓谷の遊歩道へ。
日も落ち暗くなったつり橋は誰もおらず
奥へ進むほどに轟音が聞こえてくる。
そこは大岩壁に巨石が折り重なる渓谷。
日がある内に眺める分には風光明媚で素晴らしい名瀑だが
この暗さの中で見て聞く滝の姿はすごいというより怖い!。

100mの登り。
遊歩道なので普通に歩けばたいしたことはない道も
さすがに40kmのトレイルを走ってきた体にはこの程度の標高差もすんごく堪える。
ヘッデンを付けて歩くこと30分。
観音平駐車場へのつり橋が見えて長い一日が終わった…。


山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km ミタライ渓谷のおおはし
ミタライ渓谷のつり橋
 
山上ヶ岳から弥山へ大峰トレラン一筆書き40km
最後にこのつり橋を渡ってゴール〜







観音平登山口の駐車場へ着いたときは出発したときと同じ闇…。
温泉は天の川温泉がキャンパーの人出もあってこんな時間なのに満員では入れず。
それでみずはの湯へ。
さっぱりした後、夕食は大阪市内へ入ってからと車を走らせるが
なんと五條市で花火大会があり大渋滞に巻き込まれた。(汗)
抜け出すまでに1時間半あまり…。
哲ちゃんに運転任せっぱなし。
こちらはウトウト…。すみません。(汗)

夕飯へと着いた先は天下一品!
超空腹にこってり味は超べりうま!。

食べ終わる頃には日付が変わってこれでほぼ24時間稼働…。
3人ともHENTAI道を突き進むのであった。

おしまい