芦生 小野子西谷へ沢歩き

●山 名 芦生 小野子西谷
●エリア 京都府
●日 時 2010年(H22)7月18日
●天 候 曇りのち晴れ
●メンバー pikkuさん、てる
●コース
7:28 須後
7:52 由良川と小野子谷の分岐
8:08 小野子西谷と東谷の分岐
8:47 ゴルジェ
10:07 最後の二俣
10:41 カツラの大木
11:22−11:32 林道
11:44−12:11 ブナの木峠
13:06 P901
14:35 由良川と小野子谷の分岐
14:49 須後




このホームページ内の記録を参考にして山に登られる方は
ご自身の判断と責任において行動されるようお願いいたします




 小野子西谷へ沢歩きが決まったのは一週間前。
 地蔵峠からの入林が禁止になって以来、芦生の沢は遠退いてしまって、なかなか踏み込めずにいました。。
 それに正直言うと、この小野子西谷はまったく期待してなかった。
 理由は特にないのですが、勝手に面白くはないだろうと決めつけていました。

 ところがどっこい!。

 いい意味で僕の期待を裏切ってくれました。

 今回はpikkuさんと二人。
 何度となくこの沢を歩いているpikkuさんの提案で今回はハーネスなし。これって沢登りではなく沢歩き?。

 大阪の自宅を5時前に出発し、pikkuさんを乗せて通い慣れた道を…のはずが、国道477号線の川西付近で土砂崩れがあり通行止.。
 事前に情報を得ていたこともあり、今回は京都市内回りから佐々里峠を経て須後へ入りました。
 
 須後の駐車場にはすでに7〜8台ほどの車が駐車中。
 


入林届けを出すpikkuさん


由良川と小野子谷の出合付近にできた
キャンプサイト

 支度を調えて出発。
 今日もすでに暑い。日差しが痛い。
 事前にpikkuさんが入林届けを書いてくれていたので、ポストへ投函。

 由良川を渡らず沿って歩くと、以前よりしっかりした道になっていた。
 それもそのはず。小野子谷との分岐の広場にはキャンプ施設ができあがっていた。
 小中学生らしき子供たちの元気な声が森に響く。
 その横から入渓。




小野子西と東の分岐










 今日の天気予報は晴れだったはずなのに、空は雲が覆っている。
 なので森の風景はしっとり気味。
 光が沢へ差し込む風景を想像しながらやってきたので、ちょっと期待はずれ。

 やがて、このルート一番の難所?であるゴルジェに出会う。


中程にある小さな滝壺までは太もも当たりの深さ
pikkuさん撮影


振り返るとpikkuさんが入ってきました



その模様をYouTubeに載せました






 奥へ奥へと進むにつれ、僕の期待していた風景がそこにあった。
 沢と木の間に空間があって、斜面には長年積もった落ち葉が色を添えている。
 これぞ、芦生。













岩に同化しているカエル





pikkuさん撮影




pikkuさん撮影






















大きなカツラ発見!





最後の二俣
今回は左をとる


 この沢、最後の二俣をどちらへ進むか。
 右へは以前、pikkuさんは登っているそうだ。
 じゃ今回は左!。

立ちはだかる滝


 立ちはだかる滝。
 しかし、段差がありトコトコと登れた。途中までは…。
 登りきったところでブッシュ。
 僕は大木を左へ。滝頭へルートを取ったが最後まで気が抜けない。
 pikkuさんはブッシュを強引に突破!。




ヤブコギも何のその


登りきると緩やかになった〜と思いきや…

最後の最後で急斜面に遭遇…
登れねぇ〜

林道が見えています
でもあとちょっとが遠い…

やっとのことで林道へたどり着きました
やれやれ…


 
ブナの木峠で記念ショット


 林道で一休み。
 陸に上がったカッパ。水が無くなり一気に体温も上昇。暑い熱い!。
 さて、もう一踏ん張り。最終目的地、ブナの木峠へ。

 ここへは数年前の初冬に来て以来。
 あのときは雨が雪に変わり、雪の上でお鍋を囲んで食べたっけ。本当に寒かった!。
 そんな状況とは「ま逆」。あつい〜。(>_<)




ブナの木峠からの下り
林道へ降りるのにザイルが役だった


 下りは僕のリクエストでP901から由良川と小野子東谷の間の尾根を歩くことになった。
 この尾根がなかなか曲者。
 テープはなし。
 細かい支尾根があっちにもこっちにも見える。
 読図を試されている?。
 最初は地形図とコンパスでがんばっていたが、「あれ?」→GPSチラ見→修正の繰り返し。(笑)
 ここを読図で抜けられたらたいしたもんです。


P901にある刻まれた木



芦生杉の大木に何度も出会う


遠くに見えるのは小野村割岳への尾根


後半は安心して歩けるなだらかな尾根に


最後は転げ落ちそうな急斜面を慎重に歩く


 地形図を見ていて覚悟はしていたが、最後の最後はかなりの急斜面が待ちかまえていた。
 滑り落ちたら下まで一気に行ってしまいそうなくらいの角度を足にフリクションを与えながら慎重に下る。
 降り立ったときは膝ががくがく。

 小野子谷を渡り、今朝方通ったキャンプ場を素通り。
 するとそこから地獄が。
 強烈に照りつける太陽。光が刺さる。こんなに日、沢登り以外をしている人がいるとは思えない。(笑)
 沢歩きとはいえ、暑がりの僕は2Lの水を用意してきたが、あえなくここでジエンド。

 駐車場に着き、沢靴から解放されたら、今度は温泉(というか河鹿荘は普通の風呂)で体をさっぱりしに行く。
 時間も早くガラガラで気持ちよく入ることができた。

 帰りは贅沢にも園部から京都丹波道路で亀岡まで高速を利用。といっても高速道路無料化社会実験で無料だからなのだが…。

 須後から近くて芦生を満喫できる沢があったなんて、まだまだ知らない芦生があるわ〜って妙に納得した一日でした。