今回は沢登り2回目にして、とても初級者とは思えない無謀な遡行をし命からがら、でも楽しんできました。(^.^)ナンノコッチャ
今回の八池谷は前回の白滝谷同様初級者向けの沢だという。
天気予報は曇り時々晴れ。九州の西側で停滞している台風の影響が気になる
けれど、今のところ問題なさそう。
大阪を7時半に出発し名神、湖西道路、477号線、367号線と順調に快走。しかし、林道鴨川村井線、入部谷越の県道はいずれも崖崩れのため通行止め。そのために超大回りコースでもある安曇川沿いに高島村に入り、ガリバー村へと向かう羽目になった。かなりのタイムロス。(=_=;)
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| ガリバー村のゲート付近 |
このガリバー村の手前には、祖母の実家がある。久しぶりにここへ来たのだがガリバー村ができて、まわりの豹変ぶりにビックリ。とにかく道が良くなっている。あとでわかったけれど、大型バスまで入れるほど道が良くなっている。昔は乗用車でもやっとだったのに。
しかし、このガリバー村、登山者には不都合この上ない。何せこの施設ができるまではフリーパスで入れたのに、現在はゲートで門番の方がおり、通行だけでも施設利用料をとられる。
僕らは直接ガリバー村に用事はないが、通るためにはここに駐車しなければいけないので駐車料金400円を払わされた。(=_=;) 尚、施設を利用するためには一人別途400円を徴収されるので注意。
支度をしていると雨がポツポツ降ってきた。山の頂はガスッたまま。
ガリバー村の施設を抜けると杉林になり、らしい雰囲気になってくる。途中から車が入れないように木を倒して通せんぼしてあった。さらに進むとトポにあった林道終点の駐車場があった。簡単な地図の看板がある。
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| 現在、クルマは入れない林道終点にある駐車場 |
そこからすぐのところで三方に道が分かれている。その中で沢筋に降りている道をチョイスした。
ところが、この道は八池谷へ直行していたものの、最後は3mほどの堤防に阻まれ降りれない。いきなりザイルを使って降りることに。これがザイルを使
う序幕なろうとは思いもしなかった…。
ここから遡行することになり、準備をしているといつの間にか亀さんのザックに毛虫が紛れ込んでいた。何も知らない亀さんは手を入れて刺されてしまっ
た。亀さんの腕は見る見るうちに腫れてくる。ちょうど持ってきていたマキロンをふりかける。ま、大事に至らなくて良かったが。
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| 本来の入渓ポイントに架かる橋をくぐる |
遡行を開始してすぐに堰堤があり連続して2つ、これの右側を巻いて登る。
巻き道はあるがとてもわかりにくく、途中で見失って土壁を登る羽目に。
このあとは緩やかな沢筋を遡る。気温はそれほど高くなく水温も高い。ジャバジャバと膝ぐらいで楽しめる。大岩が多いがステミングで越せる箇所が多く面白い。
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| まずは小手調べ |
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岩間の小滝を遡るよるのちょうさん |
魚止岩でよく喋るおじさんに出会った。ある団体のまとめ役的な人で今日は下見を兼ねて来たとのこと。30名が登るコースとしては無理があるようで、
ここは登れないと言っていた。確かに貴船の滝から先は鎖場があり、それもかなりの高度感で団体には向いていないと思われる。
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| 魚止めの滝 |
魚止滝は右岸が登れるらしい。一旦、右側を登ったあと、クライミング的には面白そうだったので、よるのちょうさんがトップから懸垂して登り直そうとせがむ。が、時間が押していたのであとで時間が有ればと言うことで納得しても
らった。(^^;
そしていよいよ本日のメインイベント、障子の滝、空戸の滝へとやってき
た。トポには「初級者は巻いた方がいい」と書かれていたが、踏み込んでしまった。いわばゴキブリホイホイのように滝の匂いに誘われて吸い込まれていくような…。(^^;
障子の滝は大岩に阻まれた2段10mの滝。ここは黄色に塗られ打ち込まれた足場と鎖、そして梯子を使って登る。
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| 障子の滝7m |
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障子の滝付近にある梯子と足場 |
上部まで登ったところで、空戸の滝へ遡行するか、登山道をいくか検討。偵察にと僕が大ゴルジェ帯に入った。両岸は10mほどの岩壁でV字型になっていて浸かると胸のあたりまで水量があった。こんなに浸かるのは沢をやって初めて。
流れに逆らって押し進むと右折れになって8mの斜瀑。この上に登らないと先が見えないのでさらに上を目指す。心配そうに見上げる二人を後目に登るとさらにゴルジェ帯が続き7mが見えた。
7mには深い滝壺があり、その左側が幅50cmほどのスラブになっている。適度にカチや細かいホールドがあ
りそうなので思案した結果、登ることを決意した。落ちても滝壺だし(やせ我慢(^^;)。
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空戸の滝の入口、大ゴルジェ帯に突入
(亀さん撮影) |
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ゴルジェ帯の出口はステミングで
(亀さん撮影) |
下で待っていた二人に登るように声をかけ、二人とも登ってくる。7mのスラブをいけると判断して呼んだのだが二人の顔を見ると、意志がぐらつく。(^^;
僕はハーネスを忘れたのでプロテクトする装備がない。二人の確保用に腰にザイルを巻いてクライミング開始。
ちょうど手を伸ばしたところにチッピングしたあとのような箇所があり、ありがたく使わせていただく。本当はチッピングしてはいけませんよ。(=_=;)
幅は細いが適度にホールドがあり、あとは足を滑らせないようにすることとバランスに注意し慎重に高度を上げてなんとか滝壺を回り込めた。
登り切ると沢幅は広くなりナメの風景がホッとさせる。薄暗かったゴルジェ帯と比べ対照的に明るくなったせいもあるだろう。